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前回の記事『区役所の思考停止っぷりよ』にいただいたコメントを読みながら、私の異次元体験を思い出していました。 遡ること 15年前、ルクセンブルクから日本に本帰国したときのこと。 当時は、日本に住むにあたって真っ先に必要なものが日本の携帯電話、という時代です。 有楽町のビックカメラで携帯電話を契約しようとしたところ、住民票が必要です、と言下に断られました。 しぶしぶ都営三田線に揺られて、芝公園の港区役所に来ました。 区役所の区民課で「海外からの転入」という用紙に記入さ
スイスへの転勤にあたり、ワークパミットの取得に時間がかかってまして。 ワークパミットの申請には、給与証明、学歴証明、無犯罪証明などのほか、家族のパミットも申請するため、婚姻証明・出生証明が必要になります。 日本人のそれは戸籍謄本です。 「香港にいながら、日本の戸籍謄本を取得せよ」 このミッションが気絶するほどメンドクサイのです。 「郵送」というパワーワードですでに私は気を失いかけていたんですがね。 戸籍謄本は日本語でしか発行されず、フランス語への翻訳と外務省が発行する