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スタンダードの土地

先日Store ChampionshipとPWFMに参加して来ました。
リアルイベントはドミナリア以来だと思うんで多分5、6年ぶりくらい?
リアルならではの緊張やミスが多々あって勉強の連続。
そんな中でも色々な方と構築について話が出来たのがめちゃくちゃ収穫でした。


土地

久々のリアルという事で、とりあえずアリーナで使ってるアゾリウスコントロールをできる限りコピって参戦。
メタの一角という事もあって何人かの他のアゾコン使いと話をする事が出来ました。
僕のはアグロにガードを上げた形だったんですが、対コントロールを見てカウンターを多めに入れてたり、比較的クリーチャーを多めに入れて勝ち筋を増やしたタイプだったり同じようなデッキでも色んなタイプが存在。
聞いていてとても参考になる話ばかりでしたが、中でも土地の話は個人的に想う事があったので忘れないように……。
※レア2色土地のお話

イニストラード:真夜中の狩り
イニストラード:真紅の契り

別名スロウランド。
3枚目以降にアンタップイン出来る土地で、コントロールデッキでの採用が多い。

神河:輝ける世界

別名魂力土地。
1色しか出ない上に伝説な為複数置けない欠点があるものの、打ち消されにくい起動型能力を持つ。
2色では無いものの採用の無いデッキが少ないので例外として。

ニューカペナの街角

別名トライオーム。
確定タップインではあるものの、3つの土地タイプを持ち3種類のマナが出る土地。
サイクリングも出来るので後半引いても別のカードを引きにいくことが可能。

団結のドミナリア
兄弟戦争

別名ダメージランド。
タップインのデメリットは無いものの、色マナを出すのにダメージを受ける土地。
アリーナだと優先して無色出されがち。

ファイレクシア:完全なる統一

別名ファストランド。
スロウランドとは逆で3枚目までならアンタップイン出来る土地。
アグロ等の速いデッキで主に採用される。

エルドレインの森
イクサラン:失われし洞窟

別名ミシュラランド。
確定タップインではあるものの、指定されたマナを支払うとクリーチャーになる土地。
その他の特徴として、今回のミシュラランドは攻撃時に追加の能力がある共通点がある。

カルロフ邸殺人事件

別名諜報ランド。
確定タップインだが、デッキの一番上を見て墓地に置くかそのままにするかを選べる諜報を持つ土地。
いつ引いてもドローの質を保てる他、リアニメイト等の墓地を使うデッキと好相性。

ローテーションが伸びた影響でかなりの種類のレア土地がスタンダードで使用可能な状況。
ちなみに機械兵団の〜の2セットには2色のレア土地はありませんでした。
……なんで?

まずスロウランド4、ミシュラランド4、魂力土地各1は今のアゾコンで入らないデッキは少ないであろうという話に。
その他ダメージランドは2〜3枚。
その他特殊地形を割れる廃墟の地が3〜4、基本地形の平地と島は廃墟の地の枚数によって各2〜5くらいの間に収まっていた印象です。

※ちなみに僕は金銭的な面とローテーションを加味して大田原は0、スロウランドは3という……。

ここまではどのアゾコンでも枚数にバラつきはあれど共通で入っているであろう土地たち。
今回はそれ以外の採用の有無が出た土地。
スタンダードのカードプールが広がった事で、各々が好きな土地が使いやすい環境へ。
今回違ったのはトライオーム、ファストランド、諜報ランドの採用。
勿論、廃墟の地やミレックス等無色土地の採用枚数や、そもそものデッキの方向性の違い等あるので何が正しいかという事をここでは求めないので悪しからず。



諜報ランド

下の環境では評価爆上がりですが、スタンダードでも強い部類に認識してる人が多いのではないでしょうか?
0マナでトップの不要牌を弾く事でデッキの回りを安定させる他、記憶の氾濫等のフラッシュバックを持つカードとも好相性。
過去に占術ランドというサイクルもありましたが、普通に何倍も強い。
諜報という能力がいつ引いても腐りにくいので安定感がある印象です。


トライオーム

3色出る上に後半にトップするとこの上なく弱い土地の特性をサイクリングで補えるかなり強い土地です。
ことアゾリウスコントロールに関しては2色しか使わないので、マナを使わずにトップを見れる諜報ランドの方が単純に強いです。
しかし、この土地の強さはタッチして白青以外の呪文を忍ばせる事が出来る点。
(恐らく3枚以上は積まないとキツイかもしれないが)サイドにシェオルドレッドの勅令や苦々しい勝利等の白青が苦手な所に手が出せるものを1、2枚挿しておく事で、除去耐性持ちだったりPWに対応することも出来ます。
環境によってはこういった柔軟性も必要になってくるかもしれないですね。


ファストランド

僕が入れていたのがファストランド。
僕がこれを入れているのは喝破の為です。

色拘束エッグゥ

僕はとにかく喝破を2ターン目に構えられないのが不満で、4枚フル投入されてるであろうこのカードを活かせないと考えました。
このデッキには不穏な投錨地と廃墟の地等のタップイン&無色しか出ない土地がそれなりに積まれてます。
そうなると1ターン目にタップインを処理出来なかった場合、もう一色が出る基本地形かダメージランドしかありません。
後半にタップインするデメリットより、2ターン目に喝破を構えることを優先した形。



土地だけでこんなに選択肢があるスタンダード環境。
4月には新セット発売も控えているので今から楽しみです。
とりあえずランプが数を増やしているみたいなんで対策せんとなぁ。

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