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MAKERS

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DMM.make AKIBAでモノづくりや事業を行う企業やクリエイター、アーティストなど”MAKERS”の皆さんの活動をご紹介していきます。
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#Pyhton

活動報告19(2022年5月)

プロジェクト薬箱「Python編(中級6)」  今月は趣向を変えて、まずは新たに取得できた特許権について宣伝も兼ねて簡単に説明してみる(タイトル画参照)。これは2018年に出願したもので、自身2番目に考案した医療用器具となる。本来は、動脈からの出血に対する止血装置を想定してスタートしたが、発明は広い視点からよりデカく考える、という方針にしたがって、止血行為の本質である「圧迫」に注目して設計した。体の任意の部位に、正確な圧力で、精緻に制御できるという特徴を有しており、止血以外に

活動報告18(2022年4月)

プロジェクト薬箱「Python編(中級5)」  当初はRaspberry PiのGPIOを制御するためにPythonの学習を始めたのだが、ギリギリの能力では不安だし、またPython自体が面白いのでここまでプログラミング学習を重ねてきた。相応に理解も深まったので本書でPythonの総論的学習を終了とする潮時と考え、今後はPythonの各論として薬箱のGUIとGPIO制御に力を注ぐことにした。   今月も11冊目:「退屈なことはPythonにやらせよう」の続きとして、特に学習的

活動報告17(2022年3月)

プロジェクト箱「Python編(中級4)」  気が付けば1年近くPythonの学習に最優先で取り組んでいたが、ようやく実用的なレベルに到達できたので、Pythonの総論的学習の仕上げに取り掛かると同時に、薬箱のGUI製作も開始することにした。 11冊目:Al Sweigart (2017) 「退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング」。この本は多くの人に推薦されているので楽しみにしていた。原書第2版はすでに出ているので、どう

活動報告16(2022年2月)

プロジェクト薬箱「Python編(中級3)」  今月はtkinterによるGUIの実践編。薬箱のGUIをデザインする前に、腕試しとしてオリジナルのプログラムを何本か作ってみることにした。 1本目は、カラーチャート。GUIの配色を考えるにあたり、色見本があった方が試しやすい。RGB指定によれば16bit 4096色まで設定できるが、分かりづらいので色名称の指定で作ってみる。ネット上に色の名称一覧があるのでコピーして準備完了。  まずLabelのpack()配置を利用することで

活動報告15(2022年1月)

プロジェクト薬箱「Python編(中級2)」  アルゴリズムを一通り終えて、より具体的なプログラミングへ。今月は、PythonのGUIであるtkinterを学んだ。これにより、Raspberry Piを中核とした薬箱のインターフェースの設計が可能となる。スマートフォンのアプリ全盛のこの時代に、CUIだけでは到底周囲に受け入れられないのは明らかだ。 ということで、10冊目:辛島信芳 (2019) 「Pythonをおぼえた人がGUIアプリケーション開発をするためのtkinter

活動報告14(2021年12月)

プロジェクト薬箱「Python編(中級1)」  今月からPython中級編がスタート。ある程度の知識が身についたと感じられるものの、コードが自由に書けるレベルには程遠い。どこかの本に書いてあったが、これを家づくりに例えると「道具の使い方を知っているだけでは家を建てることはできない」ということになるそうだ。確かに知識があればコードを読めるようになるが、実際にコードを組めるようになれるかは全くの別問題だ。そこで、具体的なコードに数多く触れて、実際にプログラミングしてみる地道な作業

活動報告13(2021年11月)

プロジェクト薬箱「Python編(初級4)」  今までは、活動レポートをnoteに投稿していたが、今後は指定メディアがオンラインコミュニティに変更になるということで、これがnoteヘの最後の投稿となるのかもしれない。先月からの特許の話の続きについては、雑談としてオンラインコミュニティに振り分けるとして、早速今月の進捗状況へ。 7冊目:Bill Lubanovic (2015)「入門 Python3」を取り上げる。今までの参考書は全てkindleでまかなっていたが、この本の

活動報告11(2021年9月)

プロジェクト薬箱「Python編(初級2)」  秋葉原には、おでん缶で有名な自販機の聖地が存在するが、最近は「カレーは飲み物」を地でいく「カレーな気分中辛」という清涼飲料水が自販機で売られるようになった。さすがに具は入っていないが、十分アリで缶飲料の可能性を広げてくれる。  DMM Akibaの12階給湯室にも自販機が設置してあるのだが、夏の終わりとともに12階の自販機で売っていた綾鷹抹茶ラテがラインナップから消えてしまった。売れすぎて一時期店先から消えていたが、ここの自販機

活動報告10(2021年8月)

プロジェクト薬箱「Python編(初級1)」  昨年1月のCOVID-19国内第1例以来、19ヵ月間患者・スタッフを含めてコロナゼロであった我が担当クリニックも、この8月には複数名が発症し対応に追われていた。幸いにしてクラスター化することなく鎮静化したのだが、あらためてデルタ株の感染力の強さを思い知った。教訓は、判断に迷うなら即PCR検査、想定よりも常に拡大対応でリスク管理をすること・・・か。いつの時代も兵站は重要で、戦力の逐次投入は最悪手だ。 今回は趣向を変えて医療機器の

活動報告09(2021年7月)

プロジェクト薬箱「Python編(入門3)」  梅雨が明けたと思ったら、夏がいきなり全開となり一気に猛暑へ。せっかくの夏なのに、緊急事態宣言も解除されず、閉塞感は晴れない。富士ソフト秋葉原ビルのどこかのフロアではクラスターが発生しているような気もするが、DMM Akibaでは感染リスクを感じないので、安心して作業ができる。この前の日曜日なんかは、23時を過ぎても自分を含めてまだ5人も残って各々作業をしていた。本当に励みになる。 さて、今月もPython強化月間の続き。2冊目

活動報告08(2021年6月)

プロジェクト薬箱「Python編(入門2)」  モノづくりでは、モノが出来上がっていく過程が見えるので、進捗状況を形で捉えることができる。一方、プログラミング等の学習においてその進捗状況は、テキストを読んだ分量で確認することになる。しかし分量と実力は比例する訳ではないので、実力が高まっているのか非常に不安になる。まさに、ミスチルの歌詞にある「孤独なレースが続いていく・・・」という状況だ。このような学習を、社会人が仕事の合間を見つけて進めるのは相当に困難だろう。ただし、学習する

活動報告07(2021年5月)

プロジェクト薬箱「Python編(入門)」  最初の教材として京都大学のPythonプログラミング演習教材を選択した訳だが、思春期を大阪で過ごした身としては、感慨深いものがある。というのも、少なくともその頃関西圏の高校生にとって憧れは、京都大学だった。なぜか大阪大学ではないんだよね、不思議。実際に一時期は京大の理学部志望で、量子力学を学びたかった。人間としても科学者としてもファインマンを尊敬していた。結局、紆余曲折あって東京の大学に進学したので、「京都で勉強して、大阪で食事し

活動報告06(2021年4月)

プロジェクト薬箱「スタートライン5ヵ月目(環境構築編)」  今月からPython強化月間。10F「Studio」が自習室と化しているが、往復の移動時間を考慮しても24時間開放しているので来る価値がある。家で勉強していても能率が上がらないので、街に出て図書館やコーヒーショップを利用する人も多いと思う。しかし、三蜜を避けなくてはならないし緊急事態宣言で20時には閉店するので、利用価値の低下が著しい。DMM.make AKIBAといえば12F「Base」の数億円をかけた機材群でも有

活動報告05(2021年3月)

プロジェクト薬箱「スタートライン4ヵ月目」  DMM.make AKIBAは10F「Studio」と12F「Base」から構成されるのだけど、相互に行ったり来たりしていると階と名前が混乱して、今自分がどちらにいるのか分からなくなる。特に、エレベーターの昇降ボタンをよく押し間違える。Baseにいるのに上に行こうとしている人を見つけたら、きっとそれは私です。 さて、先月で電子回路の基本を理解できたので、今月は実際に電子回路図を作成してブレッドボードの組み立てを行う。具体的には、