今年を総括するには早いけど、比較的startupもVCも資金調達は順調な年だった。そして、来年を語るのはもっと早いかもしれないが、今の所、来年は大きなIPO案件が目白押しだと言われている。Uber、Pinterest、Lyft、Slack、そしてairbnbも上場するとうわさされている。
これらのstartupに共通しているのは、前回の金融危機(日本でいうリーマンショック)の前後に創業した10年選手たちだ。お金も人も安い時代だったから、優秀な人材を確保し、金融危機からの復活の波に乗って大きくなった企業たちとも言える。時代は繰り返すではないが、GE然りヒューレットパッカード然り、暗黒時代に創業し大企業に成長した姿が重なる。
ただ、本当にこれらのIPOが実施されるかは蓋を開けるまではわからない。いつ上場してもおかしくないと言われているPalantirやPostmates、CrowdStrikeのように、"Perpetually Private"となる可能性もある。加熱しているマーケットのボラティリティの高さに日和ってしまう起業家も中にはいるかもしれない。少なくともUberは”そういう”契約になってるから実施されるだろうけど、さてどうなるだろうか?
https://www.recode.net/2018/11/28/18114790/2019-ipos-recession-uber-airbnb-pinterest-lyft-slack
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