ARデバイスを開発しているMagic Leapが追加で$461Mの資金調達を実施したようだ。最初に500M調達した時も驚いたけど、これまでに6回のラウンドを経て集めた資金の総額は$2.3B(約2500億円)とのこと。この資金で開発が早く進んで欲しい。Magic Leap Oneが待ち遠しい。
それはさておきこのニュースをみて思ったのは、本当にその金額が必要かどうかは別として、1企業として$2.3Bものお金を製品開発に出せるかどうか。よく工場の建設に数千億円単位で投資をする話はあるが、それは既にある製品に対する投資であり、スクラッチから1つの製品を作る研究開発費用としてこの規模を出せる会社はまれだと思う。この辺のお金の掛け方というか、リスクの取り方というかが大企業とスタートアップ(とそれを支えるエコシステム)との違いなんだろう。
でもよく考えると上場している大企業の方が資金調達は楽なはず。既に信用と各種リソースは持っているし何より投資家へのアクセスがある。新規事業開発のリスクを中に閉じ込めるのではなく、外に頼る方法もあるような気がする(オープンイノベーションの文脈とは別に)。
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