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浅田真央さんアイスショー「Everlasting33」 観てきました!

先日、真央ちゃん主催のアイスショー第3弾である「Everlasting33」を観に行ってきました!
運良く天候も晴れていて(むしろ暑くて困るいぐらいでした…汗)、良いお出かけ日和でした。

真央ちゃん推しぬいと一緒に。
羽生くんのRE_PRAYファーバッグも。
真央ちゃんのBeyondポーチによく合いますね

東京は何度か遊びに行ったことはありますが、立川市は初めて行くところで。
どの辺りだろう?と調べてみたところ三鷹のもっと向こうということで大体の位置を把握しました。
しかし東京駅から結構遠かったですね…。

私の席は一番価格帯の低いところで、あいにく手前の方は見切れてしまっていたのですが、シートの上に真央ちゃんからの気遣いのメッセージとクリアファイルが置かれていました。こういうの、あるだけでも嬉しいですよね。

オーケストラの生演奏ということで、開演前からチューニングが始まっていてますますワクワクが募っていきましたね。

そして、いよいよ開演。
密着取材でも流れていた、エスカフローネの荘厳な曲が流れ始めます。

全体を通しての感想

一言で言うと、サンクスツアー、そして前回のBeyondをも越える素晴らしいショーでした
まず、劇場に氷を張ってオーケストラの生演奏で滑る、という発想の時点で従来のアイスショーの範疇を超えてしまっていますからね。
アイスショー、というよりも舞台とフィギュアスケートの融合という新たな芸術作品、エンターテイメントが生み出されたという感じでした。
プライベートで海外旅行に行ってミュージカルを見たり、あとはお姉さんの舞さんの社交ダンスにも触発された(舞さんも今回一部の振付で参加されていたようですね)のが真央ちゃんにとって今回のショーのアイデアとなっていったんでしょうね。

そして、これまでの2つのショーはあくまで真央ちゃんの現役時代のプログラムをアレンジしたものであり、現役時代を応援してくれたファンへのありがとうの気持ちというものが全面的に出ていたものでしたが、今回は全曲現役時代に使用したことがない曲ということで、もう完全に現役時代から一歩踏み出して、「プロフィギュアスケーター」としての浅田真央を見せる、という覚悟も感じられました。
個人的には死の舞踏は現役終盤の真央ちゃんの表現を見ていて、いつか真央ちゃんのショーで見たいな、と思っていたので今回のショーで使ってもらえて嬉しかったですね。

私はやっぱりスケオタなので、曲を聞くとその時どきの歴代のスケーター達の名演技を思い出します。
ウエストサイドストーリーといえば鈴木明子さん。
エデンの東といえば町田樹さん。もう少し昔だとレイチェル・ フラットさん。
雨に唄えばはカート・ブラウニングさん。あいにく現役時代の彼は知らないのですが、アイスショーで拝見してとっても素敵でした。
アートオンアイスはプルシェンコさんのあの伝説のプログラムと、そのプルシェンコさんへのリスペクトで作られた羽生くんのOriginと。
死の舞踏はキム・ヨナさん。
ロミオとジュリエットは…沢山のスケーターの名演技が思い浮かんでどれか一つには絞れません笑
リベルタンゴは2019年の世界選手権でのメドベージェワ選手の銅メダルを掴んだ渾身の演技が今も記憶に新しいですね。
ボレロはソチオリンピックのシーズンのカロリーナ・ コストナーさんのフリーが大好きでしたが、最近だとフランスのケヴィン・エイモズ選手の独創的なプログラムも印象に残っています。

とても意外だったのは、米津玄師さんの「地球儀」。
事前にSNSである程度情報収集していたのですが(ネタバレはあまり気にしない方なので)、これは予想外でびっくりしました。
オーケストラバージョンもまた良い曲ですねー。
大切な人への哀悼の歌でもあり、これからまさに人生を歩もうとする決意の歌でもあり…
この曲は映画を見た人にも見ていない人にも、あらゆる人生を歩んでいるあらゆる人に当てはまるとても不思議な曲だと思います。
(余談ですが、宮崎監督のドキュメンタリーを見ていて「私ら観客は2000円払って2時間かけて貴方の高畑監督への超個人的な愛の物語を観させられたんかい」と突っ込んでしまいました笑 でも、恐らく監督本人の人生の振り返りだけでなく人によっていろんな受け取り方のできる物語だったんじゃないでしょうかね。)

エアリアルとタップダンス

エアリアルは空中からスルスル降りてきて、お、いよいよだなー…と思っていたらまさかのそこから始まるんかい、と驚きの始まりでした。笑
男性の柴田さんでも明らかにしんどそうなのに、女性の真央ちゃんは本当にこれ、練習大変だったでしょうね…。
上から見た景色はどんなだったのか是非感想を聞きたいです。
それにしても、真央ちゃん、船酔いしちゃうタイプだとのことですがフィギュアスケートのスピンは酔わないのに何故乗り物酔いをしてしまうんでしょうか。
高速回転するのは平気だけどグラグラするのが苦手…と言ってましたけどぶっちゃけ自分からしたらどっちも無理です笑
ちなみに、このときの衣装、いつぞやの世界選手権での愛の夢のときの衣装にちょっと似ているなーと思いました。

この頃はまだまだジャンプ矯正中で3Aも安定していなかったためちょっと悔しさが残る結果でしたね… 

タップダンスは以前、某番組で企画として取り組んでいたのを知っていましたが、まさか本格的に練習してショーに取り入れてくるとは。
タップダンスといえば、以前真央ちゃん、ビートたけしさんとちょっとだけ番組で共演していましたが、たけしさんにもちょっと見ていただきたいなーと思いましたね。
(ゲストダンサーのHideboHさんのプロフィールを見たら、北野武監督の「座頭市」のタップダンスシーンに関わっておられたとのことでびっくりでした。HideboHさんと田村岳斗さんのコラボの「アートオンアイス」もそうくるか〜と思いましたね)

柴田嶺さんとの息ピッタリの演技

今回、柴田さんとまたまたペアを組んでの演技でしたがもはやずっと昔からパートナーでしたと言われてもおかしくないぐらいの息の合った演技でしたね。
(シブタニ兄妹が振付に関わられたとのことで、そういえばインスタに写真が上がっていたなと思い出しました)
個人的にはリベルタンゴの躍動感タップリ&情熱溢れる二人の演技が大好きです。
それにしても10〜20歳頃は「色気がない」などと一部メディアからネガキャンされていた真央ちゃんですが、本当にすっかり大人の女性になられて、もう流石に今の彼女に対してそんな風なことを言う人はいないだろうなと思いますね。
(ただ、一方で現役時代の真央ちゃんってどこか浮世離れしているというか天衣無縫な雰囲気があって、そういうところを指して「表現力は今ひとつ」という人もいたように思いますね…。そういった点に関してはプロになってフィギュアスケーターとしても一人の女性としても年齢を重ねいろんな経験をされた今の方がずっと円熟味のある表現を醸し出しているな、と思います。)

一流のスケーターでないとこなせない「ボレロ」

ラストは真央ちゃんソロの「ボレロ」。
この曲はずっと同じリズムの繰り返し&どんどん楽器が増えていって力強さを増していく曲ということでまだ未熟なスケーターが演じるには表現が曲に負けてしまう、ということからフィギュアスケートのプログラムにおいては本当に難しい曲とされています。
が、一方で熟練のスケーターがパーフェクトに演じきったときの迫力は本当に素晴らしいものです。
真央ちゃんの「ボレロ」はそういう点でまさに一流の中の一流のスケーターである浅田真央がラストを飾るに相応しいプログラムでした。
そしてこのプログラムが姉の舞さんとの合作だったと後から知って、スケートとは違う道を歩むことになったお姉さんでも心の深いところではしっかり繋がっている姉妹なのだな、と思いましたね。


もう書き出したら止まらなくなってしまうぐらい本当に、本当に素晴らしい舞台でした。
今までの真央ちゃんのアイスショーの中でもお値段はかなりしましたが、それぐらいお金がかかっても当然だな、というぐらいの規模とクオリティーでしたね。
もう既に千秋楽のライブ配信は購入しておりまして、まだまだ気は早いですが円盤も購入する気満々でいます。(笑)

今回購入したグッズ一覧。
色々集合してる図。
クリアファイルは座席に置かれていたものです。

そして、最後に。
立飛のマオリンクの様子も見てきました。
だいぶ出来上がってきてましたねー。

場所ですが、ららぽーとの近く…といえば近くなのですが、ららぽーと自体がめちゃめちゃ広くて近くといってもどの辺りなんだ!?と少々迷ってしまいました。苦笑
近くに立飛麦酒醸造所というクラフトビールのお店があるので、そちらを参考にされたら分かりやすいかと思います。

スマホが映り込んでしまった…汗

先週はファンタジーオンアイスで羽生くんを観てきたところなので、二週続けてスケオタ的に大変充実した日々を過ごすことができました。

羽生くんはもう次のアイスストーリーに向けて構想を練っているのでしょうか。
羽生くんも真央ちゃんも本当に次から次へと私たちファンには思いもよらないようなアイデアを生み出して、プロスケーターとして生き生きと活動されているなぁと思います。

前から何度も言っていますが(笑)
いつか二人でまた再会して、対談などしてもらえたら嬉しいですね。

以上、Everlasting33の感想記事でした。

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