ギありとノーギ両方ともできるってすごい

こんばんは、まごっとです。
現在、IBJJFのギワールズがやってます。
私はギありは全然やってなくて結果だけ追ってる程度なのですが、思ったことがあります。
勝ち残ってる選手、全然わからない。

知ってる選手は本当数えられるくらいで、だいたいわかりません。
逆に言うと、私が知っているノーギでも活躍している選手は意外と敗退しています。
そこからふと思ったことがあります。
ギあり専門とノーギ専門の分化、すごい進んでる。
ギあり専門の人はギありで結果出すし、ノーギの人はノーギで結果出して
両取りしている人はごくごくごく一部です。
おそらく、両取りできているのはDiego PatoとMica Galvaoだけです。
なぜ分化が進んでいるのか、理由を考えてみました。

1.ルールが全く違う

IBJJFルールとノーギでは、有効な技やポイントシステムが全く違います。
特に外掛けの有無、ヒールフックの有無は大きいでしょう。
ルールが違うからこそ戦術は全く変わってきます。

2.ギの有無

また、ギの有無も大きな違いです。
やはり掴めるというのは全く違うものになります。
私は4年に1回ほどギを着ますが、ギを掴まれたときに抱く感情は「戸惑い」
(え、これどうしたらいいの、えっ、え?!?!?)
となってしまいます。

3.二兎を追う者は一兎をも得ず

以上の違いから、単純に
「より特化したほうが強い」
となっているのではないかと思います。
ルールが違う別物を練習するくらいなら、純粋に専門のほうにリソースをかけたほうが強い。
格ゲーでも同じようなことが起きていて、以前は複数のタイトルが強いというプレイヤーがいましたが、今はどんなプロであれ1タイトルに特化している印象です。

以上から言えることは
ギありとノーギ、両立できている人はすごい。
しかし、両立できる・できないの問題になってくるのは上記のような世界トップの場合です。
ある程度一般レベルであれば両立は可能でしょう。
が、私からすると両立できるのはすごい。

今後、この分化はより先鋭化して、ギありの人はギありしかやらないし、ノーギの人はノーギしかやらない、ということもありえるかもしれません。
この2つの競技の関係性はどうなっていくのか、注目です。

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