Cripplerを「詰める」

こんばんは、まごっとです。

試合から数日経ち、ああすればよかったなこうすればよかったなという気付きにようやく至ってきました。
ということで、改めて説明して、私の反省を共有したいと思います。

1.Cripplerを「詰める」

私が何度か紹介した足関節のポジション「Crippler(クリップラー)」。
BJJ LABで紹介してるので、ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=SyJdBpsVN-o&t=68s  より


私が思うに、これは足関節において最強のポジションだと思っています。
試合でこのポジションを取りかけたのですが、詰めが甘かったと気づきました。
どうすればCripplerはCripplerたるのか、そのポイントを紹介していきます。

2.「く」

Cripplerとして大事な要素は、相手の足が「くの字」(逆の足なら、>のときもあり)に曲がっていることです。
Cripplerは相手の足をくの字に曲げてこそ。こう覚えましょう。
クリップラーのクは、くの字のく!
大事なことなのでもう一度書きます。声に出して一緒に読みましょう。
クリップラーのクは、くの字のく!
逆に相手の足がまっすぐピーンとなっていたら、Iリップラー(アイリップラー)です。これは今僕がテキトーに名付けたものですが、とにかく、全然意味がないということです。
先程のJon Blankでも相手の足がくの字に曲がっていますね。
くの字に曲げてるからこそ、いろいろな技がかけれるのです。
逆に相手がまっすぐ足ピン状態だと、技はかけづらいし、足の入りも浅くなってしまいます。
まずは相手の足をコントロールして、くの字にすることに努めましょう。
今回私は相手の足がくの字になっていないのに攻めたことが敗因の一つでした。
そこそこいいポジション取れたと思って焦って、かつ後述のカウンターを防ぐ足のポジションについて全く知らなかったのが良くなかったです。

まったく外側から圧力をかけらず、逆にカウンターをくらう

この知識を踏まえれば、この僕が取ってるのって相当謎ポジションです。
もしも相手の足ピーンの力が強ければ、逆の足を捕まえてZ-Lockの体制にいくのもありでしょう。

3.自分の両足をの土踏まずを合わせる

絡めた自分の足にカウンターを食らわないように、自分の両足の土踏まずを合わせるのも大事です。
そうすればカウンターを食らう確率が減ります。

4.ミスをしない・ミスを拾う

グラップリングにおいて大事なのは、ミスをしない・ミスを拾うの2つだなと改めて思いました。
あらゆる負けには大なり小なり絶対ミスがあって、そこを相手に拾われたからこそ負けになります。
グラップリングは、いつも落とし穴があります。
それは自分が掘ったものとも言えますし、相手が掘ったものとも言えます。
そこにいかに落ちないか、そして、相手が落とし穴に落ちた瞬間攻めるのが大事だと思いました。
将棋も同じように言われていて、いかにミスをしないか、そしていかに相手のミスを攻めるか、が大事と言われている、はずです。
改めてグラップリングの将棋感を感じました。

グラップリングは罠がいっぱい いらすとやより

練習でたくさんいっぱい穴に落ちて、そこから学ぶのって本当大切ですね。
落とし穴に落ちるのって貴重な経験です。
日頃からもっとたくさん僕を落とし穴に落としてくれええい!

また反省点思いついたら新たに書きます。


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