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デザインの学習記事

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Design Mentor (PRO)に所属しているメンターの、デザイン学習記事まとめ
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#解像度

Webデザインがトップレベルになるガイド

「なぜか思うようなデザインができない。」 「どこかやぼったい。」 「クライアントからのフィードバックに対応できない。」 そのうような悩みがあるデザイナーの根本的な原因は大きく2つあります。 デザインの基礎がそもそも身に付いていない。 Webデザインのトレンドを習得できていない。 デザインの基礎は余白感・フォントの選び方・カラーの配分・レイアウトのルールなどの知識とそれを実践できる身体スキルが培われている必要があります。 ただ、最初の悩みで大きな原因になっているのがい

答えのないデザインの戦い方

デザインに正解はない。だからデザイナーは悩む。 それなのに、クライアントや上司に 「このデザインはどうですか?」 と相談するのはどうしてだろう?この矛盾に気づいているだろうか。 あなたに正解がわからないように、クライアントや上司も正解は知らない。 そもそもデザインだけでなく、このVUCAの時代に答えのある仕事の方がマレだ。 まず、認識を改めよう。あなただけでなく、雲の上の存在のような上司も優秀なクライアントも、誰も彼も答えのないゲームの中で戦っている。 そして答えのないデ

デザインの言語化を高めるには、デザイン力より理解力

デザインの言語化を苦手にしているデザイナーは多い。なぜこのデザインなのか?を説明できないと、クライアントやエンジニアとの合意をとることは難しい。 それでは、なぜデザインを説明できないのか?それは、デザインを「客観視」できておらず、「整理」できていないからだ。 デザインの客観視まず、客観視から始めよう。これは単純にデザインのお勉強が必要になる。 ゴシック体と明朝体のメリットとデメリット カラーが与える様々な印象 目の錯覚によるレイアウトの調整 認知バイアスによる適切

未経験からデザイナーとして就職するためのアドバイス

デジ⚪︎リや就職支援などのスクールやオンラインサロンみたいなものから、デザイナーになるのは、よほどの努力と運がないと困難です。 なぜなら、スクールのように多数に教えることのできるスキルというのは「再現性があり標準化できるスキル」だからです。 再現性があり標準化できるスキルというのは例えば FigmaやXDの使い方 コーディングの方法 課題やコンセプト作りのフロー ペルソナやユーザーストーリーマッピングの作り方 などです。 スクール業界はスケールしないと儲からないの

デザイナーにおける思考力の格差

考えるとは何か?私たちは物事について深く考えられているのか? みたいなことを最近いろいろな人と話す中で考えている。なぜなら、人によって思考力に圧倒的な差があるから。もしくは、ある分野において差があると感じるから。 思考力とは何か?一般的には 感覚や表象の内容を、自分の頭で分析・統一して概念を作り、判断する能力 と言われている。 ここでは簡単に 思考力 = 抽象と具体を行き来できる力 と定義する。 抽象とは何か具体はなんとなく理解できると思うが、抽象という言葉は案外難しく