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父に聞きたい10のこと

急に思いつきました。
父の紹介をしてもしょうがないので、いきなり10個書き出します。思うまま書き出しているので、読みにくい順番・文字数ご容赦ください。

1. 定年退職後の生活は楽しいですか

我が家はいわゆる「ショウワノカテイ」だったのだと思います。父は家のことはほとんどやっておらず、仕事を優先していたのではないかと。家事はほとんどやらず、週末はよくゴルフに出かけていました。

そんな父は定年退職後、母にせっつかれながら家事をボチボチと始めています。一度その場に立ち会った際にはキッチンで色々ダメ出しをされている姿をみましたが、会うたびにレパートリーが増えているので、継続をしているのだと思います。

2. 世界は広いですか

私が子どものころ、父は数年間海外の駐在勤務をしていました。母は当時のことを話すと大変だったと必ず言っていましたが、物忘れの激しい私は当時のことをよく覚えていません。

働く姿は見られませんでしたが、家族と離れて暮らすこと、食事や文化が違うこと、言葉が違うことなど、大変だったのだろうと今、自身で海外の仕事や旅行をして想像できるようになりました。

私は海外が好きです。
好きの源泉がうまく言い表せないですが、未知との遭遇だと思います。
父が体験した未知との遭遇エピソードをもっと聞きたいです。

3. 困難はどう乗り越えましたか

私はこの年になっても、何か困難に直面した時、戦うのか、逃げるのか、寄り添うのか(?)、正攻法なのか、寝技なのか、などなどをまだ悩みます。
父は多分あまり動じない人です。そして口数が多くありません。後ろで見ていてどんな困難をどう乗り越えたのか記憶がありません。

4. なぜこの年になって甘いものが好きになりましたか

久々の帰省で自発的にチョコを食べている姿が衝撃でした。

5. 子育てのだいご味は何でしたか

ショウワノカテイや海外勤務で想像つく方もいるかと思いますが、子育てには積極的ではなかったと思います。ただ、嫌われてはいなかったし、邪険に扱われてもいなかったと思います。どこに喜びを見出していたのか聞いてみたいです。

6. 子育てのおススメや後悔はありますか

父だけに聞きたいわけではないです。年長者や子育てキャリアが長ければみなに聞きたい質問です。ただ、私を育てた人に聞いたアイデアは、私の子どもに刺さりやすいかもしれません。

子ども=私が糖尿病になってしまったことは、消化していると思いますが、もし引っかかっているなら気にしないでほしいですね。このケースで親を恨むのは(現時点では)筋違いだと思っています。
食事制限が厳しかった子ども時代に「バクバク横で食べんな!」とか思ったことはありますが。

1型糖尿病は自己免疫疾患が一つの原因と言われていますが、未だに発症原因が不明な点が多いです。
脱線しますが、昔は「21世紀には新規発症者を0にする!」というような意気込みを見たことがあります。残念ながら叶っていませんね。
当時は子どもだったので、「なっている人を治してよ」と自分勝手なことを思った記憶があります。

7. 働く上での働き方の信念は何ですか

高貴な思想や居酒屋の講釈のようなことが聞きたいわけではないのですが、自分で書いたお題を見続けていたらこの一言に集約されてしまいました。
「プロフェッショナルとは?(プロなのか知りませんが)」

8. 仕事のモチベーションは何でしたか

いわゆる終身雇用で勤め上げた世代です。職の保障が(結果)されていたことはうらやましい限りですが、一方で代り映えの少ない仕事だったかもしれません。
書いていて、そこまで聞きたくない気もしてきました。

9. やっておけばよかったなと思うことは何ですか

父は何と答えるだろう、想像してみましたが難しいですね。
「トルネコ大冒険をもっとやっておけばよかった」とかですかね。

10. 息子にこれだけは言っておきたいということはありますか

うーん、こっちのが難しいですね。
「まぁ、元気でやりなさい」ですかね。
期待値を上回る回答をぜひお願いしたいです。おとうさま。

読んでくださった方に伝えたいこと

長文を最後までお読みいただいた方へ、ありがとうございます。

書き出してみること、おススメです!
まず、思った以上に親のことを知らないなと気づきます。
そして、書いた後は本当に聞きたいと思いました。

でも、こんな話はビデオ通話じゃ聞けないですなぁ。例えZoom飲みでも。

すけ

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートはnoteの中を循環させる予定です。