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【育て方】アガベの培養土について

今回はアガベの培養土について記載したいと思います。
アガベを育てていく上で大事なのはいかに徒長(無駄に葉っぱが伸びること)させずに育てるかです。そのため、水の与え過ぎには注意しなければいけません。
水やりの頻度も考慮しなければいけませんが、同時に土の保水性なども考える必要があります。

我が家で利用している基本的な土は、赤玉土、鹿沼土、日向土、くん炭です。

赤玉土
保水性を高める役割を持っています。
また、中粒以上のものであれば、ある程度粒が荒いため水はけも確保できるといったバランスの良い土になっています。
赤玉土にもいろいろありますが、柔らかいものだとすぐに粒が崩れ水は毛が悪くなりますので、硬質なものをおすすめします。

鹿沼土
赤玉土と比較し、水はけの良い土となっています。
鹿沼土の表面には細かい穴がいくつか空いており、粒自体の通気性が良く乾きやすい土になっています。

日向土
ほぼ石です(笑)
これは保水性皆無で水はけを高めたい時に利用します。

くん炭
もみ殻を炭化させた土壌改良資材です。
用土自体をアルカリ性に傾ける役割を持っています。
アガベの原産地であるメキシコのオアハカ州では、アルカリ性の用土で野生のアガベが育っています。植物を育てる上で、なるべく現地の環境に近づけてあげることが重要になってくるので、くん炭を入れます。

割合的には、
赤玉土1::鹿沼土1:日向土1:くん炭0.2
って感じです。くん炭はめっちゃアルカリ性が強いのでほんのちょっとにしてください。

いろいろ試した結果、結局この割合が1番よく育っているかなと思っています。
子株は赤玉土だけで育つ説もあり試したことがありますが、あまりよく育ちませんでした。
また、大株で鋸歯を厳つくしたい株は日向土+くん炭のみにして水はけ鬼にする説があり、これも試しましたが株の健康状態が悪くなり、赤いストレスカラーになってしまいました。最終的には上記のような割合の土で落ち着いています。

もちろんこれに加えて、薬剤や肥料などを入れています。

マグァンプK(中粒)
遅効性の肥料です。土に混ぜることでゆっくり効いていく肥料になります。

オルトラン粒剤
害虫予防の粒剤です。土に混ぜ、成分を植物に吸収させることで害虫を予防できます。

あくまで我が家でアガベを育てる上での用土なので参考にしてもらえればと思います。

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