わたしの引き出し

はじめまして。もえこです。
バレエダンサーと名乗るのもお恥ずかしい限りですが、一応バレエに人生を捧げてきたつもりです。

昨年秋に関西のバレエ団を退団し、バレエは趣味で続けて…ヨガの資格でも取って、経済的にも精神的にも自立しようなんて浅はかなことを考えておりました。
退団の申し立ては3ヶ月前に、という規約があったので…とりあえず退団する意向を伝えてから、将来のこと、先のことは考えようと思っていました。
とにかくバレエから離れることしか頭になかった

そんな矢先。
捨てる神あれば拾う神あり、というように。
(決してバレエ団から捨てられたわけでは…ない…)
先輩に連れて行ってもらったコンテのクラスで出会った先生の下で、再びバレエ人生を歩むことになりました。

週2回子どものバレエの指導をお願いします、と
ある日、先輩を通じて連絡が入りました。

後先考えず出た言葉は

「ぜひやらせてください。お願いします。」

バイトするよりお給料いいし。
自分もレッスンできるし。
断る理由もないし…なんて電話を切った後に自分にものすごく言い訳をした、気がする。
フリーランスでやっていくにはちょうどいい、なんてドライなスタンスでいよう、とした。
実際お話いただいたときは飛び上がるほど嬉しかったのに。
でも、この人についていく!!と信じるには時間が短すぎる。
なんたってレッスンを受講した数日後にお仕事の依頼がきたものですから。w
え、ろくに話もしてないのに?
嬉しいけど、どうして?そんな感情が強かった。

自分はダンサーを引退したつもりでいる。た
バレエ界に嫌気が差して、バレエをしてる自分が嫌いで、このままこの世界にいたら死んでしまう…と本気で思い、勇気を振り絞って決意した退団。
同じような目にあうわけにはいかない。
都合よく使われるのであれば、こちらも都合よく使わせていただきます、ぐらい勝ち気でいないと…と思い込むようにしてました

まぁ性格上、そんな強く出れなかったんですけど。
舐められないように。
私自身ものめり込まないように。
影響を受けやすい性質だからこそ、すごく気を張ってたように思います。

そんな先生とスタジオと出会って約2ヶ月。
絶対いいように利用されないように…!と構えて構えて頑丈に心の扉を閉めていたわけですが。
ものの見事にOPEN MY MIND、ですよね。笑

人を全て信用してはいけない、とか
もっと時間かけてゆっくり考えたら、とか
そういう考えがないわけではないけど
そんなもん直感やろ、と自分に言い聞かせ…笑

この先生の下で、このスタジオで勉強をするご縁が退団と同時にやってきたことが奇跡以外にあり得ないと思って。
なにか一つでもパズルのピースが足りなかったら、今この場にはいれなかったんだと思うと、これはきっと何かのエネルギーによって引き寄せられたんだと思うしかなくて。

もろに影響を受け、頭と身体もフル回転。
刺激的な熱く燃える日々を過ごしております。
整理整頓しなければ、もったいない!!と思い
noteを再開することにしました。

昔から常に頭の中はぐるぐるしてたタイプ。
だからこそ感受性が強くて、影響も受けやすくて…
でもそれをコンプレックスに思う必要もないのかな、と。
せっかく芸術に携わってるのだから…
この感性を使いこなすことができたらな、と。

誰かに読んでもらうわけでもなく。
本当に自分のため。
自分のための整理整頓。
引き出しのようなカラーボックスのような
そんな場所になればな…と思います。

どうぞよろしくお願い致します。

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