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APAC デジタルスキル調査レポート

あるFacebookグループで記事の紹介をうけて読んでみた。
登録しないと、読めない仕組み。

17ページにある図3は、DigCompとほぼ同内容であることに興味深々です。オリジナリティを求めても、どうしても同内容に収束してしまう・・・のかな?

図3

DigComp2.1の内容(詳細はリンクに)
・デバイスとソフトウェアの運用について→図中の項目1
・情報とデータリテラシーについて→図中の項目2
・コミュニケーションとコラボレーションについて→図中の項目4と5
・デジタルコンテンツの制作について→図中の項目3
・安全性→図中の項目7
・課題解決→図中の項目6/図中の項目8
・キャリア形成に関連した能力について→該当項目なし

図5

図5にある通り、日本は各コンピテンスを業務で活用する労働者の割合(%)は
1. デバイスとソフトウェアの操作 約50%
2. 情報とデータに関するリテラシー 約50%
3. デジタルコンテンツや製品の作成 約40%
4. クラウドコンピューティング 約40%
5. デジタルコミュニケーションとコラボレーション 約50%
6. デジタル技術を活用した課題解決 約40%
7. デジタルセキュリティーと倫理 約45%
8. デジタルプロジェクト管理 約40%

オーストラリア・シンガポール・韓国に次いでどの項目においても4位。

ところが、これは「使っている」人の割合で、「使いこなしている」人の割合ではない。ICDLが各国で調査した結果によると「使いこなしている」と自認している割合はだいたい8割~9割、実際にICDLの試験を受けて合格した数はその母集団のうち最大5割程度、平均すると3~4割。

日本はまだまだ、基礎的なデジタルスキルを伸ばす必要があると言えるのでしょう。

引用元
AlphaBeta (アマゾン ウェブ サービス 委託)、2021、 「APACのデジタルの可能性を 拓く:変化するデジタルスキルへのニーズと政策へのアプローチ」