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想いが運ぶ美味しさと、美味しさをつなぐ想い。(201221)


 「この恋あたためますか」は、そんなに真剣にみていなかった。社長が辞めたあたりから『コンビニスイーツ改革』という絡みが面白く感じ始めた。

あとは大好きなセカオワが主題歌を歌っていて、「クリスマンスなんてなければいつも通りの何にも変わらない夜なのに」という歌詞がドラマとマッチしすぎているのがかっこよかったから。


今日セブンイレブンに足を運ぶと、セブンイレブンとのコラボスイーツ第三弾。「恋する火曜日のアップルグランブルチーズ」が売っていた。そういえば、ドラマでりんごプリンの話みたなぁと思い、買って食べた。

正直にいうと、わたしはそんなに「美味しい!!」となるものではなかった。セブンの棚に並んでいたからセブンの商品として比較してしまったのは事実だけど、コンビニスイーツとしてだったら「んー300円?高いなぁ」と確実に思っていた。

だけど、これはあくまで「ココエブリィ」の商品で、ドラマを見ていたからこそ感じる美味しさというものは存在した。キャラクターたちの開発に対する姿勢とか、それを演じる役者さんたちの眼差しとか、スタッフさんのなぜコンビニなのか。という思いとか、他のコンビニスイーツが作られる裏側はどうなっているのかとか、ドラマの中で言ってた“台風で傷がついたリンゴから作られた”とか、『想い』から感じる美味しさは多分、お母さんが作ってくれた『巨大おにぎりのお弁当』に似ている。

そのあとにセブンの『炙りたらこおにぎり』を食べたけれど、これは『セブンブランド』という『誇り』の味がした。

相乗効果でたくさんの良いものが生まれ、多くの人に届くことはあるし、それはきっと色んな人がハッピーになる。

だけど同時に、『ブランド人』として、ただ良いものを求めて、作り続ける難しさを感じた。そしてそれを感じさせないセブンイレブンの商品に、なんとも言えない悔しさに涙が出そうなほど感動した。いつも食べていたのに。

身近にありながら『裏側』を知られづらい、知らないものだからこそ、選んでくれた人と繋がり続けるためのシンプルな〝良い〟を生み出し続ける。

他の相乗効果ではえられない『信頼』を得続けること。


これは難しいぞ。わたしにはまだできない。


そういえば、このスイーツを食べる前にこのnoteを読んでいたのを思い出した。

このドア型人間とは、ききちゃんみたいな人のことかな... ききちゃんのことよく知らないけど...


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生のりんごはあまり好きじゃないけど、シロップ漬けされたりんごは昔から好き。シャキシャキしたリンゴがチーズの柔らかさに壁を作ってくれて、美味しく食べられた。そして、初めてシナモンを美味しいと思った。これは「ココエブリィの優しさの味だ」と感じた。


新しい発見をありがとう。ココエブリィ。

明日の最終回も楽しみにしてます。


「こいつは救わねば。」と思ってもらえたら是非サポートお願いします。