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【ポケカ】はなえらびとアクロマの実験はどちらが先か【雑談】


どうもです。

【アンケート】
画像1枚目のような盤面で今から後攻1ターン目が始まります。
このとき、1番最初にするプレイはどちらですか?
なお、構築は2枚目とします。

ちなみに「#ライチュの毎日デッキ紹介」
の構築でした

先日、Twitterでとあるアンケートを行いました。
この日にフリー対戦をしているときにちょうどこの話題になり、今までは考えるのがめんどくさかったので経験則による勘を理由にはなえらびから行っていました。しかし、自分が過去の記事にも書いてある通り理由のない行動など弱いのです。結果的に強いか否かは置いといて、思考を止めている行動が弱く、他の盤面に応用できないことも弱いのです。
と、いうわけで自分の勘が合っているのか否か、そもそもどちらからプレイする人が多いのか、またその理由は何かを知ることにより、自分の中で考えを噛み砕くためにアンケートを行いました。アンケートはどちらかというとおまけで引用リツイートや各空中リプを見たかったのは間違いないです。
結果的に予想以上の反応をいただきたくさんの意見を見ることができました。何かしらの意見を言ってくださったみなさん改めてありがとうございました。
ただ、回収ネット使ってスタイリッシュ投了するのはn番煎じになってないかを確認してからした方が良いと思います。

余談ですが、Twitterでおすすめのトピックにアクロマが出ていたようです。一部ポケマス勢の方がポケマスの話題かと思ったらポケカか…って言っててちょっと申し訳なくなりました。。。ごめんなさい。。。

と、いうわけでこのアンケートをきっかけに自分の中で考えたことをつらつらと書いていくのがこのnoteになります。

1.アンケート結果

なんと7658人もの方が投票していただき、結果はほぼ半々でした。引用リツイートなどで意見してくださる方はアクロマの実験派の方が多い印象がありました。

2.アクロマ派の意見

アクロマ派の意見は主に2つ。
◯山札圧縮のカードにつながる確率が高いのでそのカードで圧縮を行うことではなえらびの純度を上げることが可能なこと。
◯サイド落ちが分かっていない状況で"究極の2択"をしてしまう可能性を避けたいこと。

前者の方についてですが、アクロマの実験であれはなえらびであれ山札圧縮を行うことにより純度の高い手札補充をすることが可能です。とりあえず、バトルVIPパスやクイックボールにアクセスすることで山札枚数の分母を下げ圧縮を行うことが可能です。この考えで行動する時、よりポケモンサーチカードに繋がるカードは枚数をたくさん見れるアクロマの実験なのでアクロマの実験から行います。
ただし、この考えには1つ落とし穴があります。まず大前提この盤面で手札に加えたいカードが何かを確認することです。仮にベンチをフル展開してぶん回すプランを目指す場合、
・ギラティナV×2
・かがやくゲッコウガ×1
・ウッウ×1
・2枚目のキュワワー
を引きこみたいのでしょう。この時仮にアクロマの実験でバトルVIPパスを2枚引き込めたとしても、バトルVIPバスを使う前にはなえらびから入るべきです。なぜならば、先にはなえらびから行うと当たりの札は「ギラティナV、かがやくゲッコウガ、ウッウ、キュワワー、クイックボール、ハイパーボール、バトルVIPパス」になります。仮にバトルVIPパスを先に使い2枚目のキュワワー以外の条件を満たした時、はなえらびの当たり札は「キュワワー、クイックボール、ハイパーボール、バトルVIPパス」のみになってしまいます。分母を減らすことで圧縮はできますが、考えてみたら当たり前ですけど分子も一緒に減らしてしまっては山札の純度は下がってしまいます。仮に全てのカードが山札に残っている時、17/47(≒36%)は13/44(≒29.5%)よりも大きいということです。
したがって、仮にアクロマの実験から使う場合、目指すプランによっては圧縮を行えないことがあります。

後者については先にはなえらびをすることでロストゾーンに送るカードが難しい選択を迫られてしまったときにそれを避けるためにアクロマの実験から使うという考えのものです。アクロマの実験を先に使うことで山札の中身を見れるカードにアクセスできるとサイド落ちを考慮しながら選択ができるわけです。サイド落ち確認せずにはなえらびして「ギラティナV、カビゴン」とかだとたしかにしんどそうです。
もちろん、アクロマの実験でもしんどい選択をすることになるかもしれませんがとはいえロストに送るカードの選択の幅はアクロマの実験の方が広いため対処することが可能です。

余談ですが「自分はサポートを使い忘れかねないからアクロマを先に使う」という意見もありまして、個人的にかなり好きな意見です笑。初心者など人によってはほんとにこれが1番正しいかもしれません。

3.はなえらび派の意見

はなえらび派の意見は主に2つ。
◯盤面形成のためにははなえらびを先にした方が柔軟に対応できるから。
◯相手に手札の情報アドバンテージを与えないから

前者についてですが、盤石な盤面を作る時には弱いサーチと強いサーチは弱いサーチから行うべきです。手札の選択肢がジメレオンでうらこうさくをするかメロンを使うかの2択のとき、基本的に使うべきはメロンからでしょう。確定サーチは後に行うべきというのはよく言われることです。
と、いうわけで盤面を形成する上で柔軟に対応するためには、はなえらびから行うべきです。

ちなみに以上の理由により「アクロマの実験を先に使うことで大まかなプランをたててそれを補う形でははえらびを行いたいからアクロマが先」というような意見もいくつか確認できました。しかし、これは間違いじゃないかと考えます。
てか、はなえらびで補おうとするのはなえらびのこと過信しすぎじゃありません???

後者についてですが、はなえらびをせずにアクロマの実験を使うことで当たり前のことですが初期手札にアクロマの実験があることがバレます。先にはなえらびをして、アクロマの実験をすることでそのアクロマの実験がはなえらびで持ってきたカードであると誤認させることができます。些細な差であり些細な抵抗ではありますがこれにより相手のプレイングがブレる可能性があるので相手に与える手札の情報は少ない方がいいに越したことはないのです。
逆にアクロマ→はなえらびの順番でプレイしてはなえらびでアクロマの実験をロストしたりすると手札が強いことが相手に透けてしまったりします。

4.個人的結論

上記2つを要約すると
⭐︎ロストしてしまうリスクをケアする場合はアクロマの実験が先
⭐︎盤面形成を優先する場合にははなえらびが先
というのが自分の認識です。

以上を踏まえて、自分は「はなえらび→アクロマの実験」でプレイすると結論付けました
1番の理由はロストゾーンに送ってしまうカードの調整よりも盤面形成を最優先すべきだと認識したからです。
仮にロストゾーンに有用カードをロストしてしまってもポケモンカードはできますが、何かの間違いで後攻1ターンに盤面形成をミスしてしまった場合にはもうサンドバックになる他ありません。ゆえに、最優先は盤面形成です。
ちなみにこの盤面形成というのは自身の手札の内容についても含むつもりで書いています。なぜなら手札って次のターンの盤面形成のために必要な要素ですからね。

そもそも、いわゆる"究極の2択"が本当に起こるのかが個人的にも疑問です。なぜならば、ロストゾーンを利用するデッキは構築段階である程度ロストにいってしまうことを考慮してデッキを組んでるはずなので。あるいは、ある程度ロストしてしまっての負けでも受け入れるという妥協ラインを引いているはずなので。…え、まさかこれが違うなんてことないですよね??
これを完全に避けるためにはイカサマするかそもそもロストゾーンのデッキを使わないしかないと思うんですけど。。。
したがって自分の認識では世論でいうキュワワーから先にはならえびを行う最大のデメリットである究極の2択は起こらないのです。もしそれに近い何かが起きてしまったら、それはこれが原因で負けてしまっても受け入れることを決めている2択です。

あと、手札は予測できるものだと自分は認識しているので、手札情報アドバンテージを与えないという点は個人的にかなり評価しています。

5.そもそもどっちが先か
考えるのは誤差だから
無駄じゃね?

こんな意見もそれなりに見ました。
まぁたしかに今回のテーマの選択肢は基本的には誤差レベルの差でしょう。勝率にしても0.1%上がるか否かとかそんなレベルの話だと思います。しかし、0.1%や誤差レベルの差は生まれるんですよね。もしかしたら誤差レベルについての考察が1000の負け試合のうち1つを勝ち試合に変えてくれるかもしれません。そして、その1つの試合が実は何かしらの予選抜けやWCS権利をかけた試合かもしれません。この可能性は限りなく低いですが決して0だと断定することはできません。であれば決して無駄なんてことはないんですよね。「無駄じゃね?」と結論付けることは自分で考えることをめんどくさいと思っていること、あるいは考える力がないことの言い訳であると断言できます。
なぜなら、かつての自分がそうでしたのでね。

ただ、こんなことを試合中に悩む人は時間切れ両負けに気をつけた方がいいという意見は納得でした。たしかに、試合中に誤差レベルのことについて考察をすることは「時間を浪費する」という明らかなプレイングミスです。
だからこそ、試合中でない時間に時間をかけて検討しておきたいですね。

あと、「現実はこんな手札にならないので!はなえらびでアクロマ探しにいくから!」みたいなやつもまぁ気持ちは分かりますけど、現実だと運がいいときもありますので。。。
勝ち試合をちゃんと勝つことって実は意外と難しくそして重要なことなので運がいいときのことも考えるべきですよ。

6.後1のワザ宣言は何か

途中からから付け加えたので上のアンケートほどの反応は見れませんでしたが、同時にワザ宣言は何を目指したいかアンケートも行いました。

おとぼけスピットが圧倒的でした。
おとぼけスピットから入ることでサイドを先行することができます。また、先にサイドを1枚取ることはゲームの途中で非Vのポケモンを押しつけられたとしても1-2-2-1のようなプランを狙えて綺麗なサイド6枚取得を目指すことが可能です。
さらに、相手の盤面からメッソンを1匹減らせるので仮に返しにウッウを取られてしまうだろうとはいえ、そこまでめちゃくちゃ強い動きをされることはないでしょう。
しかし、個人的には最理想はアビスシークだと認識しています。具体的にはこのアビスシーク。

ベンチを絞ってのアビスシーク

この行動をすることでロストゾーンにカードを5枚ためつつ、返しにサイドを取られず、後攻2ターン目にはアクロマ使用でミラージュゲート条件を達成することが可能です。
ここまでベンチを絞ると返しのあくうのうねりの打点は180。ここからギラティナVを倒すためには40加点が必要なためこだわりベルトorダンテorクイックシューターのうち2要素が絡んでくる必要があります。相手が1ターン目にパルキアに手張りをしている関係で他に相手が使えるワザはせいぜいどんどん呼ぶです。その際にはこちらの盤面に負担がないので、こちらからの盤面が無傷の状態(というか育った状態)でサイドを先行しつつパルキアワンパンの圧もかけられるので実質先攻後攻の入れ替えといっても過言ではないでしょう。
一応、無理矢理スターポータルを使われると他のアタッカーも起動しますし、なんならこだわりベルトハイドロブレイクで一応前のギラティナがやられる方法もあるのですが最序盤でVSTARマーカーをひっくり返させつつ、こちらは後続のギラティナでサイドを4枚取得できそうなので問題ないでしょう。

おとぼけスピットのルートには実は2つ問題があると考えています。サイドを1枚取ってしまうことと、サイドを1枚取られてしまうことです。
前者についてですが、ツツジターンが1ターン早くなってしまいともだちてちょう採用のパターンを考慮すると最悪ツツジのハードルを2回超える必要が出てきてしまいます。
後者についてですが、対戦相手視点でも1-1-2-2プランが通りやすくなってしまうということです。ギラティナ側にはマナフィが入らない関係で仮に相手がギラティナをワンパンできなかったとしてもげっこうしゅりけんでそのギラティナを倒すついでにキュワワーを倒すプランが通されてしまいます。仮にこれを回避するためにキュワワーを回収ネットで回収し続けて戦うと相手のツツジにバラバラにされることは容易に想像できます。
カビゴン挟むプランにしても1-1-2-2は容易に取られそうですし、そもそもカビゴン押し付けたところでベンチのギラティナ呼ばれません?これに関しては自分がカビゴンのことをいまいち評価できてないので正直よくわかりません。

以上のことから自分は後攻1ターン目はアビスシークを目指して動きます。ちなみに、要求条件は手札が強いので実はギラティナV×2のみです。

さすがに相手に手札強いのバレそうだからマリィされそうじゃね?と何人かに言われたのですがこれに関しては自分がパルキアのことを舐めてるので、なんならマリィ入ってないだろうし仮に入っててもカイ使ってくれるやろって思ってます。。。

7.パルキア側の
動きは正しいのか?

アンケートツイートをした翌朝に気づいたのですが、パルキア側の動きが間違ってるかもしれません。

パルキア視点だと自分はメッソンスタートで相手はキュワワースタート。この時点でデッキタイプはギラティナorロストバレットのほぼ2択。どちらにしろ後1でおとぼけスピットされる可能性は十分に高いです。また、仮にギラティナデッキであった場合にはパルキアでギラティナをワンパンできないが相手にはワンパンされる関係上どこかのタイミングで非Vを挟む必要が出てきます。ゆえにどこかのタイミングでインテレオンはアタッカーとして起動したい対面です。
この前提を考えると先攻2ターン目にパルキアでワザ宣言をすることでアドバンテージが取れるパターンは
・相手がベンチの数を雑に管理して
・相手のバトル場がポケモンVで番を終わる時
のみだと考えられます。それ以外の時はインテレオンのアクアバレットで攻撃をすることでも十二分すぎるほどのアドバンテージが得られます。

したがって、先攻1ターン目の時点で先攻2ターン目にアクアバレットを打てるように盤面形成をすべきです。
こうなってくると正解のプレイングは「バトルVIPパスでメッソンを2匹置き、ベンチのメッソンにエネを貼りエンド」だと考えられます
メッソンを3匹場に置くことで1匹やられたとしても「ジメレオンうらこうさく→カイ→飴+インテレオン→インテレオンうらこうさく」の流れを決めることが可能です。
オリジンパルキアをベンチに置かないことで少し圧をかけることができなり、もったいない気もしますが2ターン目にインテレオンを起動できる方が強いように認識しているので問題はないでしょう。
ちなみにオリジンパルキアデッキは10回も使ったことないエアプの意見なのでご容赦ください。。。



途中から本題から外れたことでしたが、今回のツイートをきっかけに自分が考えたことは以上のようなことになります。
当たり前のことですが、このnoteはあくまでも8/4時点でのななやまがこう考えているというメモであり、これが絶対的な正解で正しいものだと主張するものではありません。たかが、最近エアプ勢を卒業した有名弱者の戯言です。

理由のない行動は弱いです。なんとなくで行動してるあらゆることに対して「なんで?」をぶつけまくって理由のある行動を積み重ねることは仮に失敗したとしてもそこから得られることはたくさんあります。間違いなく成長のために大事なことであると確信しています。

そういえばBレギュのカードが使えるような時代にそれをテーマにnote書いてた気がしますね。

ちなみに、ロストゾーンに送るカードを極力悩まないように意識して組んだギラティナVSTARのnoteも書いてるのでぜひ読んでください🙇‍♂️

何かありましたらTwitter(@7780_pcg)までお願いします。

それでは。

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