スペースレポ・第5回ソドワスペース「アーケインレリックについて語る会」

はじめに

本記事はTwitterのスペースで行った、ソード・ワールド2.5に関する考察を記事に書き起こしたものです。Twieetのアカウントはこちら。
ソード・ワールド2.5はグループSNEが出版するTRPGシステムです。

スペースの詳細は以下の通り。
2023/07/09 前半:14:00～16:00　ゲスト:5人

https://twitter.com/DKP71603706/status/1691313973143166976?s=20

2時間ほどやりました。

開催経緯

私、実はソードワールドのオンリーコンを開催しておりまして、次回のコンベンションで清松みゆき先生が来ていただけることになりました。
そこでトークショーをしていただく予定なんですが、事前に質問事項を送るのばベターだったりします。ただ、私１人でやると引き出しが貧弱になるのでソドワスペースとして「アーケインレリックについて語ろう」ということになりました。

質問事項を抽出する関係上、今回のスペースは録音しています。

スペースで出てきた意見

　まず、全員アーケインレリックには好意的でした。フロウライトがえっちだとか、希少種で世界の可能性が広がったとか色んな意見があり、でも全員待ち望んでいたものが来た、という所感でした。

　一番注目していたのは種族と秘宝、次にトラップ、魔物、ワールドという感じでした。皆さんあまりワールドの部分を読み込んでいなくて面白かったですね（笑）。

　種族に関しては、今までのリルドラケン＝前衛、タビット＝後ろのような固定概念をぶち壊したのが好評でした。またグラスランナーが大変だろうな、という感想の一方、エルフとか作るの楽だな、という感想だ出ていました。こういうデータの重さ、軽さは明確にありますよね。

　次に秘宝ですが、高レベルの秘宝は「浪漫があるよな」で終わりました。やはり、到達点が高すぎて実感が湧かないし、使う方法をイメージ出来ないみたいです。一方で、低レベル帯の手の届くアイテム類には皆さん嬉々として語っていらっしゃいました。そらそうなるわな（笑）

トラップに関しては、ローリングストーンズと吊り天井が盛り上がりました。やはり、即死罠は面白いですな。その他の罠も汎用性と実用性が高く、買った価値はあっただろう、という感じです

清松先生への質問を考えよう

さて、これらを語ってから清松先生への質問を作ろう、ということになりました。最終的に質問は6つになりました。詳細はこんな感じです。

①アーケインレリックは「種族と秘宝」という副題ですが、その構想はいつからあったのですか？また、どのような経緯で『アーケインレリック』という名前になったのでしょうか。

②種族についての3点の質問です。
　第1の質問です。清松先生はデータを担当されているとあとがきで伺いました。種族の中にも、苦労した種族、能力があると思います。新種族、もしくは希少種の中でも特に苦労した種族・能力はありますか？
　第2の質問です。いつ頃に希少種、という名称が決まったのでしょうか？または亜種や環境種など、別の呼び方の候補もあったのでしょうか。
　第3の質問です。種族の拡張性が希少種の登場でとても高くなりました。今までのタビットは魔法、ルーンフォークは銃手という固定された観念がありましたが、希少種が良くも悪くもその枷を壊してくれました。これは意図したデザインなのでしょうか。それとも作っていったら偶然こうなったのでしょうか。

③秘宝についての質問です。清松先生はデータ化を担当されていましたが、どのような手順でデータ化したのでしょうか。作る時のコツなど話して貰えると幸いです。また、秘宝の中で一番作るのが苦労した秘宝、一番作るのが楽しかった秘宝について語っていただきたいです。

④トラップについてですが、とても便利でこのようなツールがもっと欲しい、という話題がありました。グループSNE様は『グリムトゥースのトラップブック』や『RPGシティブックI ――ファンタジー世界の街編――』など汎用性が高く、とても使いやすいものを翻訳されています。これらを「Sw2.5」用に調整するようなルール・ツールは開発したりしないのでしょうか。

⑤魔物データについての質問です。今回、ボス級魔物データは「宝を奪う者」「宝を守る者」を具体化したものだと感じました。加えてデータより設定や過去の事件に凝っている印象を受けたのですが、設定とデータ、どちらを作るのが大変でしたか。
　これに加えて、③と同じく、データ化のコツについて伺えると幸いです。

⑥今後の展開についての質問です。『アーケインレリック』を見ていると「小さな人々」「マギフレア」について掘り下げられているように感じました。今後「エイジ・オブ・グリモワール」のように時代を掘り下げるサプリメントは発刊予定でしょうか。また、次回のサプリメントはどのようなテーマでしょうか。

ソドワコンで、どのように語っていただけるのか非常に楽しみです。
可能であれば、記事にして皆さんと共有したいですね。

以上