見出し画像

ドイツで感じたちょっとした違和感 5


やっと、シリーズ最後になります。



㉑ レストランでは一人一皿注文

日本では小皿で頼んでみんなでシェアすることが多いと思うのですが、ドイツでは一人一つメインを頼むのが普通です。日本食レストランで働いていた時も、ドイツ人は焼き鳥を前菜として一人で全部食べていました。友達と分けたい時は、シェアするからお皿ちょうだい、と言わないと持ってきてくれません。


㉒ 個包装のパンがない

日本のコンビニの菓子パンのように、個包装の菓子パンがありません。そのかわりおいしい新鮮なパンが安く手に入ります!!!!そして、パン屋の醍醐味である、自分で好きなパンをトレーにのせていくようなパン屋さんはありません。スーパーのパンコーナーでは自分で好きなものをとれるのですが、普通のパン屋さんでは、ショーケースにあるものを店員に言ってとってもらいます。とても緊張します。パン屋さんに行った時、「クロワッサンをください」と言うと、全然違う普通の丸いパンをとられました。海外では「クロワッサン」では通じません。ドイツ人の友達がクロワッサンのことを話していたのですが、「コッソン」にしか聞こえませんでした。


㉓ 暑い日は体育がない

夏のある日、一緒に住んでいた小学生の子供と話している時に、「今日は暑いから体育がなかったの」と。日本では夏に暑いからといって体育をやらないなんてことは人生で一度もなかったのでびっくりして、なんで?と聞くと、「暑い時に運動すると顔が真っ赤になるし、体に悪くて危険じゃない?」と言われました。正論すぎて何も言えませんでした。学校で働いていた時は熱中症に気をつけましょう、水分をとりましょう、休憩をこまめにとりましょう、とかはよく言っていたけど、体育をしないっていう選択肢もあるんだなあ、と思慮を巡らせました。


㉔ 学校の夏休みには宿題がない 

夏休みに宿題をだすと、母親からクレームが来るそうです。休みは休むためにあるのに勉強させるなんてどういうこと!って。ちなみに私は7月中に全ての宿題を終わらせて、8月は何もせず楽をしたいタイプです。



以上、ドイツで感じたちょっとした違和感でした。

日本の当たりまえが、当たり前じゃないということ。それに気づけただけでもいい経験だったと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?