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ドイツで感じたちょっとした違和感 4

シリーズ4です。

⑬ ゲイ・レズは普通

語学学校でクラスのみんなで会話している時に、40代のオーストラリア人の女性が、”meine Frau....” と話始めました。これは、”私の妻”という意味。”eine Frau” だと一人の女性、という意味なのですが、”meine” がつくと、自分の妻という意味になります。ドイツ語があまりわからない初期だったので、聞き間違いかな、と思ってスルーしていました。しかし翌日、「私はレズなの。」と彼女は話してくれました。この話をしている時の周りのクラスメイトも先生も、わざわざ「あなたレズなの?」と聞くこともなく驚くこともなく、当たり前のように会話を続けていました。ベルリンは特にゲイ・レズの方々が多いみたいで、ゲイの方々と仲良くなりましたし、街でもよく見かけました。


⑭ 空気が乾燥している

ヨーロッパはほとんどそうですが、日本と違ってめちゃくちゃ乾燥しています。ベルリンのアパートではみな部屋干ししているのですが、すぐ乾きます。お風呂にカビも生えません。うらやましい。着いた当初は肌の乾燥がひどくて大変だったのですが、それも慣れてしまい、最後の方はニベアの青缶だけでもち肌を手に入れました。おすすめ!


⑮ 仕事中の私語は当たり前

日本の接客業の方々で私語をしている人はほとんど見かけません。大学時代に日本でレストランのアルバイトをしていた時、友達と私語をすると怒られました。しかしドイツでは、みんな私語しかしてません。カフェでも、服屋でも、ほとんどどこでも。接客中でも私語をするので、私に話しかけているのかと思って返事をしたら、同僚に話しかけていた、なんてことがかなりの頻度でありました。


⑯ 電車に犬がいる

ドイツ人は犬が大好きでどこでも連れていきます。電車はもちろん、図書館や百貨店でも見かけたことがあります。でもみんな犬が大好きなので、犬を見る目が暖かいです。そして、上手にしつけられているので、吠えたり歩き回ったりせず、おとなしくじっとしてます。たまに犬の毛がズボンにつくこともありますが、それも気にしない。だってそれがドイツですから。


⑰ 犬にリードをつけない

散歩ではリードをつけない人がほとんどです。街中でもリードなしで犬が歩いています。たまに犬が一匹だけで歩いていて、迷子かな?と思いきや遠く離れたところにご主人様がいたりします。ドイツ人は犬が好きすぎて、リードをつけるとかわいそうなんだそうです。


⑱ 電車でものごいがいる

紙コップをもって、トルコ系の女性がお金をもらいに回ってきます。ほとんどの人が首を横にふりますが、たまにお金を入れる人もいます。優しい人もいるんだなーと思いながら、私はなんか怖いので完全に無視していました。


⑲ 離婚したら子供は両方の家で過ごす

4回引っ越してお世話になった家の内、2つの家が離婚した家庭でした。あまり詳しく知りませんが、日本では大体の親権は母親がもち、ほとんんど母親の元で暮らし、たまに父親に会うというのが離婚した家庭のイメージ。でも、ドイツでは両方の親の元で暮らします。2週間は母親の家、次の2週間は父親の家、というようなスケジュールです。


⑳ 包装が少ない

エコ大国のドイツでは、包装が圧倒的に少ないです。野菜や果物で包装されているものはほとんどありません。そして日本でも導入されてきていますが、買い物袋が有料です。しかし日本のようなビニール袋はなく、紙袋や、しっかりした厚手のビニールのエコバックです。


次回でやっと最後 :-)

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