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ワーホリに行ったことを後悔していません

【ワーキングホリデーに行って後悔するか】

私自身もワーホリに行くか迷っている間は、これがとても気になっていました。27歳でワーキングホリデー。帰ってきたら29歳手前。看護師の免許を持っているので、選ばなければ仕事はある。選ばなければ。でも、帰ってきた後はどうする。もう看護師はしたくない。このワーホリで何もなければどうする。何も得ることができなければどうする。でも、このまま日本にいても何もない。このまま楽しくない人生を送るのか。

でも、、、でも、、、でも、、、。とずっと悩んでいました。しかし、行ってみると、結果的には行ったことには後悔しませんでした。なぜかというと、

① 物事の見方や考え方が変わった。いろんなドイツ人やその他外国人と話していると、やっぱり思考が違う。他人との関係がすごくオープンで、上下もあまりない。他人のことは気にしない。いいか悪いかはおいといて。他にも細かいところは話し出したらたくさんある。日本では当たり前のことが、当たり前じゃなく、日本で同じことをされたら不快に思うことでも、ドイツだとこれが当たり前だと思うと、何も不快に感じない。この不快になる気持ちも自分のいた社会に作られたものだったのか、と思う。

② 一人で問題対処する力が身についた。最初は日本人の友達が一人しかいなかったので、自分で情報集したり、何かあった時は拙い英語で頑張るしかない。

③ 外国人の友達ができた。ドイツ人の友達は正直言って少ないけど、その他の国の友達ができた。アルバニア人、イエメン人、韓国人、中国人など。普通に暮らしていたら会うこともないような人たち。国のことを教えてもらったり、文化や宗教、それぞれの国の社会のことなど話したり、本当に楽しかった。

④ 普段の生活では出会えないような人たちと出会えた。これは、日本人について。私は看護師なので、看護師の友達が多いし、高校に勤めていたこともあったので、高校教師ともつながりがある。その他、高校からの友達の会社員など、同じような業界の人たちばかり。でも、ベルリンで出会った日本人は、レストランをオープンさせた日本人とドイツ人夫婦や、アーティスト関係の人、数十年前に日本を飛び出しベルリンでドイツ人と結婚した女性、音楽家の学生たち。日本に住んでいたら関わることがなかったであろう人たち。いろんな世界を知ることができたのも楽しかった。そして、みんな日本を出てきた人たち。強い思いがあってベルリンにいる。その人たちと話すだけでも考えさせられるものがあった。

⑤ ヨーロッパ中旅行ができた(20か国!)これは、ヨーロッパワーホリの醍醐味ではないかな?オーストラリアやカナダのワーホリではなかなかできないことだと思う。ヨーロッパは、本当に陸続きで国々が近い。旅行をしていると、地図上で眺めているよりはるかにそれを実感できる。格安のバスや飛行機が出ていて、格安航空会社のセールの時期にベルリンからナポリまで10€(1200円)で行けたことも。ピーチとか、高い。笑 

海を越えないと国境を越えれない日本。国境を超えないと海に出れないヨーロッパの内陸の国々。本当に、日本って島国だな、と感じる。

これらのことは、ワーホリに行った人だけが自分の身をもって経験し、感じること。

「どのようなワーホリにするかは、自分次第です。」経験者のブログでよくそうかかれています。行く前と行った後ではこの言葉の重さも感じ方も違う。経験しないとわからないことだと思います。満足の行くワーホリであったかと言われると、Yes とは即答できませんが、後悔していない?と聞かれると、間違いなくYesと即答できます。




 

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