新刊『萩原健一と沢田研二、その世紀』発売のご案内。
皆様、いつも大変お世話になります。出る出ると言っていた新刊ですが、Amazonページがやっと出たのでお知らせいたします。オンデマンド出版のため、Amazonか書店注文での販売になります。書店には並びませんが、充実した内容となっております。
是非皆様、是非ご予約お願い申し上げます。お手にとってみてくださいね。
萩原健一と沢田研二、その世紀 ~涙のあとに微笑みを~ (MyISBN - デザインエッグ社) https://amzn.asia/d/6zVAuvo
作品内容紹介文
2019年3月26日にGISTでこの世を去った萩原健一。その瞠目に値する活動の原点はグループ・サウンズ・ブームである。ザ・テンプターズのボーカリストとしてデビューした萩原と人気を二分したのが、ザ・タイガースの沢田研二であった。グループ・サウンズ全盛期には雑誌で対談し、交流を深めていく二人。だが1971年に結成されたPYGでは両雄並び立たずの状態になり、沢田はソロ活動、萩原は俳優としてそれぞれの道を歩む。それでも彼らの道程は人生の折に触れて交差していく。その一例、2人が共演した伝説の名作、『太陽にほえろ!』第20話「そして、愛は終った」を本書では多角的に検証している。
その他、様々な資料を提示しながら2人が活躍した60年代、70年代、80年代を活写。インタビューパートでは、映画『もどり川』で共演した蜷川有紀と、まさに同時代を生きた猪瀬直樹、また俳優としては先輩格にあたるウルトラマンのスーツ・アクター古谷敏、そしてテンプターズ時代に少年期の萩原健一をプロデュースした本城和治の貴重な証言を収録。後世に残すべき芸能界黄金期の記録、萩原健一・沢田研二論の決定版。
著者紹介文
秋山大輔(あきやま・だいすけ)
1976年3月19日、神奈川県生まれ。
日本大学農獣医学部拓植学科(現・日本大学生物資源科学部国際地域開発学科)卒業。
大学卒業後から文筆業を開始。
主な論文に『撃論ムック』2010年Vol.29『二・二六事件、三島事件。そして現代日本 三島由紀夫の「贖罪」』(オークラ出版)、『JAPANISM』2015年27号『国立競技場と安倍談話そして「檄文」日本はまだ「統治下」にあるのか』(青林堂)等。
著書に『沢田研二と阿久悠、その時代 井上堯之さんに捧ぐ』がある。音楽、文学、歴史、三島由紀夫等を研究している。
目次
プロローグ 〜「ブルージンの子守唄」~別れのララバイとともに~
第一章
「少年の魂」 ~少年・萩原敬三の物語~
「俺とお前」 ~グループ・サウンズ時代を彩った偉人達~
「サムライ」 ~沢田研二、萩原健一、そして井上堯之~
「モンキー・ダンス」 ~スパイダースとテンプターズ――井上堯之と萩原健一、衝撃の出会い~
「お前に惚れた」 ~井上堯之とショーケン、永遠の蜜月~
「麗人」 ~沢田研二、萩原健一、井上堯之、大野克夫、岸部修三、大口広司――運命に導かれた若者たち 「PYG」への道――改めてグループ・サウンズ時代を振り返る~
「雨の宿」 ~『太陽にほえろ!』そしてサントラ革命~
沢田研二「時の過ぎゆくままに」、「勝手にしやがれ」の時代 ~友情と音楽と芝居~
『今度は、華麗な宴にどうぞ。』 ~沢田研二と萩原健一 芝居と舞台の宴 三島由紀夫と葛井欣士郎 『太陽にほえろ!』も交えて~
「本牧綺談」 ~俳優・萩原健一誕生~
「古い話で恐縮」 ~そして伝説は生まれた~
「不良時代」 ~『太陽にほえろ!』20話。沢田研二と萩原健一が共演した伝説の回をもう一度~
「コバルトの季節のなかで」 ~沢田研二と演劇の世界~
「ラストダンスは私に」 ~萩原健一と三島由紀夫 そして蜷川幸雄~
「エメラルドの伝説」 ~『傷だらけの天使』の時代と苦悩~
「前略おふくろ」 ~萩原健一、俳優としての躍進、脱皮~
「兄貴のブギ」 ~『カポネ大いに泣く』~沢田研二、萩原健一、田中裕子の共演~
エピローグ「いつか君は」 ~追悼と前進の狭間で、そして新型コロナウイルス(COVID―19)~
第二章 インタビュー・解説編
インタビュー 1 ショーケンが生きた時代を振り返る 猪瀬直樹・蜷川有紀
インタビュー 2 ウルトラマンが見たグループ・サウンズ 古谷敏
インタビュー 3 テンプターズ、ショーケンから紐解くグループ・サウンズ、あの時代 本城和治 インタビュー監修・注釈 名和広
解説 かっこいいことはなんてかっこわるいんだろう 三浦小太郎
あとがき ~「酒と泪と男と女」~ 拙著を萩原健一さんに捧ぐ
表紙について
参考文献
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