more treesの森にて。
2024.3.18.mon
南国の中心都市から2時間。カーブが連続する"スカイライン"をひたすら登ると。その山道の中腹に整備されたmore treesの区画が現れた。
遠い昔の、遠い土地での、活動として既知ではあったmore treesの森。いつか、機会があれば、訪れてみたいと思っていたこの場所。
車のエンジンを切ると…鳥の声と風に揺れる木々の音しか聴こえない。風の止み間には本当に無音になる。静寂の世界。
その中に教授が植樹したヤマザクラの木とモニュメントが鎮座する。
十数年前のその様子に思いを馳せて眺める。
そして、改めて追悼の思いも込めて眺める。
そういえば。ここに来る途中、「もうすぐ着くよ。」と言わんばかりに、道端の森林から野生の鹿が顔を出し、じーっとしばらくわたしたちを見つめて消えていった。
そして、この森を散策していると、「ようこそ。」と歓迎するように、トンビが頭上を何度も旋回していた。
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