見出し画像

坂本龍一のピアノ展@YAMAHA銀座

2024.3.13.wed

教授が逝去されてから初めて公での追悼機会だったICCのトリビュート展が終了し。寂しくなるなあと思っていたら…銀座で新たな展示が始まり。初日に駆け込む。

まだまだ、その足跡に触れていたい気持ちに呼応してくれるこのような企画は嬉しい。

YAMAHA銀座のエントランスにグランドピアノがあり、"戦メリ"自動演奏を堪能。見慣れないデザインのグランドだなと思いつつ、写真に収めていたら、99年オペラ「LIFE」仕様であるそう。なるほど。正直ピンを来なかった訳だ(笑)しかし、最近になって「LIFE」再評価の声をちらほら聞く事もあり、なるほど。と再び感心。

後方にはツアーTやスタッフパス等、ヤマハの関係者の方が大切に保管していたのであろうと思われる貴重な品々も展示されており、ありがてい。ありがてい。と心底で合掌しつつ、お裾分けを目に焼き付ける。教授と大貫妙子さんのW直筆サイン入りTや「坂本龍一スタッフ心得」なる6ヶ条は初見〜素晴らしく必見。また、alvanoto先生とのduo LIVEのパスのカッコ良さにシビれる。

地下スタジオでは教授所有コンサート仕様(艶消し)グランドピアノが置かれ、全5曲のミニコンサート。個人的フェーバリットの"put your hands up"を生の響きで(2009年以来に)耳にする事ができ大感激。比較的耳なじみのある選曲の中でも、よくぞ!これを入れてくださった。(←心底で合掌再び。)これを聴きに来たのですよ。ほんとうに。わたしは…。

ちなみに、このグランドピアノ。先週までICCの展示で象徴的なインスタレーションとして中央に鎮座していたあのピアノがそのまま移動してきたようです。(双方で撮影していた製造番号より一致確認済み!)おお。思わぬ再会にまたもやココロ沁みる。今度はけなげに5曲も聴かせてくれて…ありがとね。

「これから」を提示してくれた先のトリビュート展も非常に有意義だった。(←期間中5回来訪しました。)その一方で、大衆が待ち望んでいたものはこういうストレイトな企画だったのかも知れないな、とも思った。

あの日からもうすぐ1年を前に。

ICCでも活躍したこの子が
貴重なお宝
初めてみた!
カッコいいパス
3.13〜3.28まで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?