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音楽瞑想

今日は、時事ネタになりますが、いろいろな瞑想方法があるなかで、心打たれる瞑想を、誰からか学ぶことなく実践している女性の姿をテレビのニュースで観たのでご紹介します。

SNS上で、すでに話題になっている78歳の女性ですが、レバノンでの化学物質の爆発によって家がめちゃくちゃに破壊されたところへ外出先から戻ってきて、まず彼女が大切にしていたピアノが無事だったことを確認した時、弾き始めたのが「蛍の光」。その音色には怒りではなく、「平静」と「希望」と彼女の人生の重みを感じさせられました。

レバノンで幾たびの紛争や侵攻によって、命の危機を乗り越えてきたその女性の強さは、ご自身の心の在り方によって培われたものであることを表していますが、決して大切なピアノから離れたことがないというのも一因だと想像するに難しくありません。

ピアノを弾いているその姿は瞑想状態へ入った修道女や尼僧のようにも見えました。

私自身が戦争体験者になりたいとは微塵も思いません。しかし、どんな時でも心が「平静」へ戻れる術を確実に身に着たいと決心しました。

「好きこそものの上手なり」は間違いありません、彼女がピアノを愛し音楽を愛しているように私も「愛し続ける」ことを辞めません。

自分自身の「瞑想法」

このニュースで、心の底から音楽も瞑想法の一つだということを確信しました。

悲しみや怒り、過度の期待や興奮で心が動揺しないように、自分の瞑想法を実践しながら日々の生活の中での経験を大切にしていきたいと思います。

私たち一人一人に適した瞑想法によって、どんな時でも「平静」に戻れる方法を見つけ、練習を続ける

それがまさに人生の道なのだと考えます。

これから、レバノンは食料難にも立ち向かうことになります。

そして、明日は我が身かもしれません。

世界は繋がっている。

私たちも憎しみ合い疑心暗鬼になるのではなく、平静な心をもって助け合うそんな世界に生きていると信じたいです。

レバノンのこの女性は、世界の多くの人の「気づき」になったことでしょう。

彼女とレバノンの多くの犠牲者、被害者の皆様の平和と安全を日本の片隅から祈らせていただきます。

政府と国民の分断が起きているようです。

国際社会が救いの手を差し伸べる準備が早く整いますように。

全ての人が手を取り合える世界が早く訪れますように

天野Sagjo

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