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33年後に成就した私の予知

以前の記事で書かせていただいた、33年前の私が観たことが現実となりました。

本当に不思議体験が、さらに不思議な体験につながり、生きていると面白いことが起きるんだ!と実感と共に今回は高揚してしまいました。

ご存じの方も多いと思いますが、多摩大学名誉教授であられる田坂広志先生がこの度、「死は存在しない」というタイトルで本を出されました。

本編の中でも幾か所も、まさに以心伝心ともいえるほど、本を手にした瞬間中を読まずとも感じ取れた言葉の数々がドンピシャにヒットして、読みながら笑みがこぼれてしまいました。

33年前。私が専門学校の授業中に体験した超越体験をしました。詳しくは<超越体験の告白>をご参照いただければ嬉しいです。m(__)m

体験した直後、あまりにも面白い体験だったので、脳内独り言で「これって人に話したら宗教とかにできるんじゃない?」と思った瞬間、最初に現れたビジョンが、サイケデリックな飾りつけの部屋の中で、オレンジの布に身をまとい頭がぼさぼさの人が、5人の弟子たちが向かい合って並んでいる様子が観えました。それを観て、私的には「これって、どうなの? 異様なカルト集団っぽい」と思って、「いやいや、私はこれはできないでしょ。私カリスマ性ないし」と、そのビジョンをかき消し、「そうだよな。面白いけど、どうかな~」と考えていたら、次は、どこかの学校の教室の様な光景が見えて、そこにワイシャツで眼鏡をかけたグレーヘアの男性が講義をしている様子が観えました。

その時「あ、私が今、無理やり言葉にしなくても、いつか誰か社会的信用のある人がこの話をするようになるから待ってれば大丈夫」と思ったのです。

そして27年後、初めて、Youtubeで田坂先生を拝見した時、
「この人だ!」とすぐわかり、田坂先生の特別講義に滑り込みで参加し直接お目に掛かることができました。その偶然のタイミングも感動でした。

「27年間お待ちしていました」と感動で涙が止まりませんでした。
(もちろん、田坂先生は、狂信的な奴が来たと思ったかもしれませんがwニコニコ笑顔をくれました)

その後も何冊もの本を出されていましたが、今回、私自身が死生学へ学びの触手を伸ばし、「肉体的死に向かう者」としての自覚を持った時、田坂先生の「死は存在しない」が発刊されました。

昨年、スチュワート・ハメロフ氏の「量子論と意識」についての講義も聞けてハメロフ氏に「私はハメロフ博士の<死後>の意識が宇宙意識に融合されていく理論が好きです」と伝えることができました。

シンクロニシティバリバリの一年でした。

言うまでもありませんが、今回の田坂先生のこの本の内容も、私が体験した超越体験に酷似しており、とうとう、この時代が来たのだ、と嬉しく思います。

あの不思議な体験から33年経ちました。

きっとこの50年、多くの人が同様な不思議体験をしてきたと感じ、また科学者たちもその自身の体験から、証明できない「不思議」に目へ向け始めました。どのように科学的アプローチが可能なのかという挑戦です。

とうとう本格的な「心」の時代に入ったのだと思います。
古くから、ある段階において、人間の精神は階段を昇るが如く、フェーズを換えてきました。それでもなお、金銭的物質的な富を求める人々が戦争をやめようとせず根強く残ります。

しかし、その流れを大きく変える岐路がはっきりと示されたように感じます。陰陽のバランスが、陽に向きますように。

私たちが今できることは、陽の意識に気付くこと。

大人になった私たちが、哲学を通して、また対話を通して多くの人と、優しさを分かち合う練習をし、子どもたちを守り、子どもたちに教え、教えられ、同じ過ちを繰り返さないように、次のフェーズに上っていくことだと、感じます。

良いことも悪いことも同時に起きていますが、「知」の世界では大きな変化の時代なのだと思います。

今日の日を体験できて嬉しいです。
人間の不思議な体験は間違いなく、誰にでも起こり得ます。

その体験こそが、人間らしさなのではないかとさえ思えるようになりました。

田坂広志先生、このご本を出版してくださり、ありがとうございます。


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