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アヒル物語 〜投資家デビュー〜

DJは2020年2月に投資家デビューをした。

この記事を書いてる時点で丸2年になる。

資産形成?なにそれ、CMとかで時々聞くけどおじさんがやるようなヤツでしょ?

という認識で有り金はほぼ使い切っていた若い頃。気づくと自分も圧倒的におじさんになっていた。車は欲しいけどあとは特に、という自分だったが2020年初頭にコロナが襲来。仕事以外に熱を上げていた夜のサッカーも軒並み中止、トレーニングジムもお休み。やることがなくYouTubeを見ていたら投資に出会ったのがきっかけである。確か最初に買ったのはJALとANAだ。株主優待欲しさに購入。2020年2月頃だったかな?その後、コロナの影響をモロに受けて下落の日々。確か合計200万くらいまで買い増したけど飽きて来て半年もしない内に売却(50万円くらいの損切り)。そしてYouTubeを見ていく内に日本株は厳しい、やるなら米国株だ!、みたいな動画ばかり。その頃、楽天証券でもスマホで米株が取り引きできるようになりハマり始めた。最初に買ったのはSmith &Nephew(SNN)である。仕事でよく使う手術の機械メーカー。特に深い意味はない。1株30ドルくらい? 買って値動きを見るがまぁあんまり上がりも下がりもしない。大して面白くもなく売ってしまった。するとその1か月後くらいにSNNから5ドルが振り込まれた。

なんじゃこれ? お礼かな?

これが始めてもらった配当金、だった。

こうしてようやく配当金、の存在を知る。權利確定日?權利落ち日?なんじゃそりゃ?

ネットで調べていきその意味を知る。

そうすると次から次へと面白い事実が。權利確定日にさえその株を持っていれば配当金がもらえる! そして株には配当金を出す銘柄と出さない銘柄がある。日本株は年2回だが、米株は年に4回配当金を出す銘柄が多い。

これは米株が日本株の2倍配当金を出すというわけではない。例えば1株につき年間の配当金が100円だとする。日本株なら50円ずつ2回支払われ、米株ならば3か月ごとに25円、計4回支払われる、という違いだ。

權利確定日?すごい、その日だけ持ってれば良いのか! じゃあその後に売ればいいじゃん!

こうしてまずは配当金にはまった。權利確定日に合わせて銘柄間で資金を移していけばいいじゃん!! 配当金の分だけどんどん儲かるやん。これ最強だろ?

こんな投資初心者が気づくようなこと、誰でも気づくわな。みんな同じ発想をするわけで。どうなるかというと權利確定日の翌日はかなりの確率で下落するのだ。配当利回りが大きい銘柄ほどその傾向が強い。つまり配当金を100ドル貰えたとしても、その株自体の売買で200ドルの損失を出してしまったら、結局損、なのである。 

うーむ、、弱ったぞ、、

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