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石の上にも3年で一万症例にてやっと堂に入る!


00:11 セミナー参加
00:50 ツボ探しの方法
02:16 初心者から初級者になるまでの時間 05:10 3万と言われています。
05:18 確かその仕事が軌道に乗って、
05:42 間違いなくこれはもうベテランの領域に達したと言えるでしょうね。

セミナーに参加
先日、私が講師を務めている鍼灸セミナーの講師として、久しぶりに出席してまいりました。 ところでね、一つ質問されましたけど。

ツボの探し方
どこに鍼をするかを探す作業っていうのは、私のとこは本に載っている場所を見つけるっていうことでなくて、効果を出せる場所を見つけるという感じです。

それってかなりの技術なわけです。

いわゆる経験値ですかね。

それは今の段階だとわからなくてもしょうがないですよと言って、誰も通る道だからと。

初心者から初級者になるまでの時間
やる気を削ぐのもいけないし、やる気もらわないと受講生もしょうがない。

昔、先輩が言っていた一つの目安があって、それを咀嚼してその方に話しました。

目安として、初心者が初級者に変わるのに1万症例です。

これはもちろん延べ人数です。

仮に1万症例に達するのに1日10人、10人の体を触ったといつどこでそのくらいいけますかねということの試算をして。

1日10人なら10日で100人ですね。

1年だったら、10人がコンスタントで3年くらい経つと9500って​​とこですか。

これでやっとそれなりになるってことですね。

で、もちろん1日10人には満たされなかったら、そのスピードは鈍いよね。

で、石の上にも3年とはよく言ったもので、この1万症例が石の上3年とうまく合致したなと思ってね。

3万と言われています
次の段階として1万の次は3万くらいですよね。その次は10万くらいですね。

こうやって換算していくと、まあその仕事が軌道に乗って、3万超えるかなっていうのは10年経つか経たないか。

それから、10万症例まで行くという感じだと20年選手ぐらいですか。

まあこれはもうベテランの域に達したと言っていいんでしょうね。

ですから、どの仕事をやっている方でも、経験数が物を言うっていう部分はあると思うんですが、まさにどの仕事でも恐らく石の上にも3年っていうのが一つの目安なのかな?

私のこの仕事ですら 感じた次第なんですが。

皆さんはどうなんですかね?

1日10人って簡単に言いますけど、1日10人ってね。

鍼灸学校を卒業して、いきなり10人来るか?っていうと来ないです。

来ないから一生懸命いろんなことを頑張るわけなんですけれども。

いろんなこと頑張った結果10人にやっと手が届き始めるので、実際には ちゃんと努力しないと本当に3年ではものにならないっていう、そういう世界なんですね。

一応、職人の世界なもんですからね。

そんなわけで石の上にも3年だけど、これが仕事として人数こなせなかったら、5年になっちゃう場合もあるし。

10人と言っても、すごく内容の濃い5人をやれば1章例が3症例ぐらいになる場合もありますから。

そうなってくれば、だいたい3年でいけるのかな?っていう感じもあります。

何しろこれっていう決め手っていうのは、非常に難しいところがあるんですが。

ちゃんと勘どころを抑えた触り方ができるか?触ってわかるかわからないか?

これはもう本当に結果に如実に現れてしまうんですね。

何かわからないけど鍼を打ったら治ったとか言ってる人が時々いるんだけど。

そんなビギナーズラックが長いこと続くほど世の中甘くありませんので。

本当に頑張らないとダメなんですよね。

それは本当に何回も言うようですが、他のお仕事でも同じなんじゃないですかね?

私もうすぐ20年に手が届くんで、やっとベテランっていう年数に近づいてきたぐらいなのかな?と。

一応、この場では謙遜しておかなきゃいけないでしょうね。

20年という目安をお話ししましたが、正直10万症例かどうかなんて覚えてません。

そんなこともう忘れてますよ。このぐらいの年数やってると。

他のお仕事の方もこういうようなことがあると思うので、まあ共感されたりもすると思うんですが 。

どの世界でもそうなんだと思って聞いていただいたかなと思います。

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