#9 台湾映画「カンフーキッド」にハマる

時はまた巻き戻し。MOX少年の小学校6年生の冬。
当時ハマった音楽に、台湾映画の「カンフーキッド」の主題歌、挿入歌、サントラがある。
知らない人も多いだろうから少し解説。
「ベストキッド」とも違うし、ジャッキー・チェンの「カンフーキッド」とも異なる。
【日本公開】1987年2月14日
劇場版スケバン刑事と同時上映
以下はWikipediaから引用
【ストーリー】
山奥のド田舎で祖父と暮らすシンロン、チェンロン、ロンロンの悪ガキ三兄弟は、ある日祖父の大事にしていた鳥ピーチをうっかり逃がしてしまう。祖父にバレたら大目玉どころではないと恐れた三人は離れて暮らす祖母を頼りに都会へ家出する。目に映る全てが初めての都会で三人は祖父仕込みの大人顔負けカンフーで次々と起こるトラブルを乗り越えていく。

解説は以上。

当時の俺の話に戻る。
小学生にしては珍しい順番で映画のサントラ版を友達から借りたカセットテープをダビングして、毎日のように聴いてた。
小学生が映画のサントラ版を毎日聴くなんて変わってるだろ?
なぜかって?
当時好きだった女の子が「カンフーキッド」のファンだったからさ!
クラスでこの「カンフーキッド」がなぜかかなりはやり、クラスメイトが映画館に観に行くと話題になった。俺はなかなか映画館に行くタイミングがなく先にサントラから聴いてた事もあり、音楽だけはかなり知ってるという、一見すでに映画館で鑑賞済みのように思われてた。
そりゃ、そうだ。映画で流れてる音楽を主題歌、挿入歌だけでなく、劇中の音楽まで口ずさむ姿をみたら、鑑賞済みの人からすれば、「よく細かく覚えてるなぁ」とさえ思えただろう。
で、その主題歌は「カンフーキッド」、挿入歌は「恋のカンフーキッド」というタイトルの曲なのだが、主人公の3人の台湾人の子供たちがカタコトの日本語で一生懸命歌ってるのが実にいい。
本当に毎日歌ってたなー。
中学にあがる前の純粋な時期だなー。
要するに曲は45歳になった今聴いてもいいと思う。

「カンフーキッド」

「恋のカンフーキッド」


結局、劇場公開からかなり経って、映画館に足を運ぶことになり、「昨日やっと観てきた」とクラスで言ったら、「随分前にすでに観たのかと思ってた」と何人ものクラスメイトから言われた。
この話を客観的に見ると、俺ってやっぱり少し変わった少年だったんだなーと思える。
映画館で観た時、映画のサントラがほぼ頭に入った状態で鑑賞するのがこんなにおもしろいのかと実感したのをよく覚えている。
だか、その後、サントラを聴いて鑑賞した映画は1つもない。
結局、サントラを聴きまくったモチベーションの源は「恋」だったという事だ。
はい、その後の人生、恋大好き人間な大人ななっていきます(笑)

では、今日はこの辺で。
次回お楽しみに!

バイバーイ

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