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私と電子工作
プロフィールに書いている通り、趣味は電子工作です。
と言うと、だいたい少し引かれます。笑
でも近頃は、マイコンとかプログラミングとか市民権を得てきた感があるので、ちょっと風当たりは弱くなってきた・・・カナ?
きっかけ(幼少期)
父が電気工事の仕事をしていたので、幼少期から電気にはとても興味がありました。はっきり電子工作にのめりこむきっかけは明確に覚えています。
小3の夏休みが終わったころ、新聞に載っていた、果物で電池を作ってLEDを光らせよう!みたいな実験の特集記事。
今でこそLEDはすっかり一般庶民のもの(?)ですが、当時は「発光ダイオード」と呼ばれていて(いやそれが正式名称なんですがw)、手近な所にも沢山使われているが、田舎では手に入れるのはとても困難な電子部品。
そこで両親に相談したところ、津山でも電子部品買えるお店があるらしく、割と有名らしい。ということで、父親にそのお店に初めて連れて行ってもらった。
二階町にあった「アメリカ屋」。
その時は、閉店するまで10年以上も通い続けるようになるとは思いもせず・・・。
そのお店で、電子工作という趣味がこの世には存在していて、組み立てキットという部品一式が入ったプラモデルのような箱が存在することを、初めて知ります。
初心者の子供でも組み立てられる、簡単なものを何か・・・ということで、ゲルマニウムラジオの組み立てキットを買ってもらい、それを家に帰って作ることにしました。電気工事業だけあり家に道具はそれなりに揃っていて、父にはんだ付けを教えてもらい説明書を見ながら組み立て。
完成して、クリスタルイヤホンを耳に付けてバリコンのダイヤルを回す・・・何か聞こえるような、空耳のような・・・。ビミョーな表情を浮かべていると、父がラジオキットのアンテナ線の先に付いたワニ口クリップをカーテンレールだったか窓のサッシの枠だったか、何かの金属部分に挟んだ瞬間、クリスタルイヤホンからガリガリッ!と音が聞こえ、ダイヤルを回してみると、蚊の鳴くような小さな音で野球中継が聞こえた。
テレビの音ではない、車の中でよく流れていたラジオの野球中継と同じ音。
コンセントもつながっていない、電池も入っていない、こんな小さな箱から音声が聞こえる。とても不思議な感覚だった。おそらく周りの同年代の友人たちは出会ったことがないだろう、と直感的に思った感情。
衝撃ではない。感動でもない。雷に打たれたような、ということもない。
翌日、この不思議な体験とその気持ちを学校で友人に興奮気味に話したが、案の定、特に何の感情も持ってもらえなかった。けど、その日以来、電子部品とラジオに強烈な興味を持ってしまうことになった。
あぁ、、きっかけだけでこんな長文になってしまった。笑
なので、続きは追い追いと・・・。
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