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【山へ入ろう、未来のために。】

 週末は、井ノ口・金山生産森林組合の山掃除作業でした。組合員ほぼ総出による林道の草刈りが主な仕事になっています。
 組合員の平均年齢は年々上昇しているが、作業パワーは衰えていません。約3〜5kmの林道を数十人で一気に刈り上げていく様は、それはそれで圧巻であり、教わるべきことが多いです。
 85歳になる方は
「こんなもんしれとるわい、わしゃハタチそこそこんとっきゃ こんなもんやなかったわい、下刈りゆーて、そこらの杉の下全部おおがまで刈って杉をでこーしたんやからな、それにでてこんやつぁー罰金はろたんやからな。」
 戦後、国が推進した植林事業の産物とでも言える事象であろうか、、
 現世、罰金までは如何なものかと考えるが、実際問題もう少し山の手入れはしなければならない状況になっていることは否めない。
 全国各地で発生しているゲリラ豪雨や線状降水帯による被害を受けた方々は口を揃えて言っています。
 「まさか、こんなことになるとは、」
    「思っても見なかった、、」
    「このへんは大丈夫だと思ってた、、」


本来の谷川が土砂崩れにより川の道が変わり沼になってきている。
1日以上まとまった雨が降ると林道に流れ出、川となる。
山の神さん近くの仏谷からの土砂崩れによる状態である。
先の一般質問時に報告した野坂砂防堰堤の近距離写真(本当にこの満杯加減で水害が防げるのでしょうか?)
中程にある通称'枯れない滝'(水はすごく美味しいです。)
美しい水を敦賀湾まで恒久的に送りとどけたいものです。
当日参集頂きました組合員の皆様お疲れ様でした。共に井ノ口を守っていきましょう!

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