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ヲタノヲタカラ<02>

今回も雑誌ネタです。
まずは5人から8人となった1998年のモーニング娘。

『“オリコン”ウィークThe Ichiban』1998年7/13号

98年5月27日にリリースされた2期メンバー(保田圭、矢口真里、市井紗耶香)初参加となったセカンド・シングル「サマーナイトタウン」がスマッシュ・ヒット、オリコンチャートでは初登場4位を記録しました。そしていよいよ、ファースト・アルバム『ファーストタイム』が1998年7月8日にリリースされるというタイミングでのオリコン表紙であります。ちなみに7月12日には渋谷公会堂でモーニング娘。平家みちよによるファースト・コンサートも行われています。このコンサートは7/20愛知県勤労会館、7/27大阪厚生年金会館大ホールの3公演が行われていました。

この号に掲載されているチャートで「サマーナイトタウン」は登場5週目にして6位につけています。わりとロングセラーだったのでしょう。ちなみに1位はT.M.Revolution「HOT LIMIT」。以下ブリグリ、ELT、kiroroと続いています。正直どの曲もよくわかりません。そういえば、自分は当時何を聴いていたのかだんだん気になってきました。
アルバムチャートに目を移すと、1位はサザン・オールスターズ『海のYeah!!』。以下、ジュディマリ、Misia、氷室京介、福山雅治と続きます。自分の購入したCDを探したところ、18位のビースティ・ボーイズ『ハロー・ナスティ』と、19位のスレイヤー『悪魔の鎮魂歌』の2枚がありました。どちらも最高ではないけれどもわりと好きな作品ということで、ようやく時代が見えました。僕がそれまで好んで聴いていた洋楽が停滞していた時期なんです。特にメタルは酷かった。わかりやすい例で言うと、ジューダス・プリーストは97年に『ジャギュレイター』、アイアン・メイデンは98年に『ヴァーチャル・イレヴン - Virtual XI - 』をリリースしている時期であります。これだけででわかる人はわかると思います(わからなくても構いません)。あくまでも自分の好みのジャンル、バンドがどれもパッとしなかった、という話です。あの頃、僕は中古盤店をまわって70年代の歌謡曲やGSのシングル盤を漁るのに夢中でした。数百円で最高の楽曲が手に入りましたからねえ。
で、なぜか僕はメンバーの区別もついていないのに「サマーナイトタウン」のシングルを購入しました。記憶が薄いのですが、おそらくカラオケで耳にして気に入ったんだと思います。当然歌謡曲趣味の流れもあったと思います。この時代はとにかくカラオケがヒットの重要な鍵となっていましたね。シャ乱Qの「シングルベッド」も“ミリオンセラーになった作品としては最高位が最も低いシングル”として有名です。当時通っていた新宿2丁目のバーでよく聴きましたね。

続きまして『ホットドッグ・プレス』。この雑誌、1999年の12月発売だからモーニング娘はすでに大ブレイクしているわけです。シングル「LOVEマシーン」は99年9月9日にリリースされると初登場1位をマークし、すぐにミリオンセラーを記録することになります。

『HOT-DOG PRESS』1999年12月25日号

写真を見ればわかるでしょう、モーニング娘。が完全に出来上がっています。グループの勢いも感じます。ちなみに後藤さんはまだ14歳のはずなんだけど、すでに貫禄があります。黒髪だからプッチモニもすでに始動(「ちょこっとLOVE」は11/25リリース)していて、連続でミリオンとなっているのですから、この時期は本当に凄かったですね。僕が狂い始めたのもこの頃でした。1999年から2000年にかけて、いやそれ以降も、しばらくの間僕はモーニング娘。に熱狂しました。

さて雑誌シリーズまだネタはあるのですが、全国のヲタ仲間からお宝発掘報告が届き始めていますので、次回から少しづつ紹介していこうかと思います。皆様も押入れの奥に眠っているグッズを是非送ってください。
メアドはこちら djgossy2022@gmail.com


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