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ナイトクラブなお話

こんにちは。まだまだまん延防止が続きそうですね。さて、今回はナイトクラブを自分なりに仕組みはどうなってるんだろうってなりました。私は20年以上クラブの立ち上げ、運営、プロデュース、DJ、経営と携わってきたので、この記事を書こうと思った。
コロナ禍での規制があったりで、本来の人を集める事が難しくなってるのはあります。この数年デフレ傾向であったがインフレ時代に突入、価値を今どう作っていくのか?
ザックリと書き込みましたので予めご了承ください。

基本的な構造

とても単純な構造となっています。非現実的な空間を作ったり、様々なサービスを提供しています。課金するのはもちろんお客様。売上の主軸は週末のVIPになるのがほとんどのナイトクラブ。
しかし、クラブ経営とはかなり奥深い。。。。とても深いし簡単に見えて簡単ではない。
どこに価値を置いてお客様が来るのだろうか?ナイトクラブ業界の未来は?

国内現状

新型コロナウィルスにより2020年初頭から世界的な規制も入ってきた。
各国が緊急事態宣言、ロックダウンにより経済がストップ。2022年現在、飲食業界・旅行業界・エンターテイメント業界も世界的にはまだ戻っていない。感染症対策により人の行動は規制され、デジタルの進化、ネット業界が伸びていってるのは事実。モノ不足で価値上昇、世界的な仮想通貨ブームと金融革命、日本国内ではインフレ傾向。急速に様変わりをしてきてが実感できていない人達も多い。ホント様々。。。。。

■ナイトクラブ業界は今
コロナ禍の緊急事態宣言やまん延防止、様々な規制で人が動いてない。
・時間の規制
・集まってはいけない等の様々な規制
ですが、欲しいモノ、食べたいモノがあれば人はお金を払うと思います。
確かに、上記での影響はかなり凄いが、それに負けじと努力なのか知恵を使って色々やっていかなくてはならない。様々な努力は業界全体としてやっているのは間違いないです。

若者の小遣いは?

月収の使い道 
1位「交際費」2位「貯金」3位「ファッション・アクセサリー」
  コロナ禍により交際費を「貯金」へ回す動きが増加今まで使い道として
一番多かった「交際費」がコロナ禍により減少し「貯金」が増えるなど、お金の使い道に変化が生じていることが分かっています。

PRTIME・株式会社SHIBUYA109エンタテイメント記事より

業界は若者中心に経済が回っています。小遣いのシェアをどう取るか?これは企業で言う予算をどう取れるのか?と同じです。
1ヶ月や年間の予算は変動するし年齢によっても大体は平均して変わってきます。フリービジネスやサブスクが盛んな時代、今流行のモノをもちろんナイトクラブは提案しています。これはマストでありますが。。。。。
ナイトクラブは若者だけの場所ではないので、それも作っていかなくはならないと思っています。

流行りの情報源はナイトクラブ

若者の情報源は?

スマホが出てきて大きく変わった世界になり、2010年頃まで若者の情報源は雑誌やFMであったり、友人や先輩から教えてもらったり、、、、最新の情報仕入れはナイトクラブだった。現在、雑誌媒体はデジタルなのでネット。流行り事はTIKTOKやInstagramで情報ゲット。
ガラケー時代からスマホ時代の変化はナイトクラブ業界も当然変化してきたのは事実。iモード???ってありましたね。「フライヤー」って言葉も消えてた感あるし。。。

風営法の問題を乗り越えた時代から情報の取られ方も2016年頃から様変わりしてきた。EDMやフェスブームが起こり、ナイトクラブは全盛期。その流行が続くと若者達は「ダサい」とコトバにしていく。*あくまで推測です

風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)が改正され、2016年6月23日に施行された。 それから70年近く経って社会も変わり、中学校の授業でダンスをするような時代になったのにも関わらず、改正前は「ダンス教室」や社交ダンスの「ダンスホール」なども風営法の対象だったのである。

NETより

世界的な目線も必要

日本だけの主観ではなく世界的に向けた目線も必要。アフターコロナでインバウンドも狙うのも大事。
イギリスのダンスミュージックメディアDJ MAGが、世界人気クラブランキング「Top 100 Clubs」や「Top 100 DJs」が世界のナイトクラブ業界のフォーマットランキングとされています。もちろんDJもこのランキングでギャラも変わるほどのもの。ちなみに日本向けもありますが、やはり本家のHP発信でなければならない。日本のナイトクラブもランキングに入っています♪

世界には多数のナイトクラブが存在しています。箱があればDJブースとお酒を提供したら即ナイトクラブとウタえる程、簡単に作れるのも事実です。予算をかければ数億、数十億は簡単にかかります。当たれば回収も早いのは間違いないです。箱自体、照明やLED等の演出や特攻、音響機材。。。キリがないです。
進化はしていますが、基本は踊る、お酒、出会いの3つが主。

日本のサウンドってある?

8~10年周期で流行りも来るな感じしています。ユーロ、サイケ、パラパラ、トランス、EDM。J-RAPの進化はここ数年でマーケットも大きくなった感はある。これが世界へとK-POPのようなモノになれば良いですが、、、これが日本のサウンドだってものはまだ確立はされてない感じ。

例えば、HIPHOPはアメリカ、レゲエはジャマイカ、ハウスも色々種類ある、、、K-POPも世界的には認知されてきた。しかし、韓国のナイトクラブでは何故かかからないイメージ。J-POPは昭和なイメージ。。。新しい日本のサウンドだって音源が確立されたら凄いことになりそうですね。日本発の音源です。音楽配信サイトでもカテゴリー分けされていけたら。。。
ファッションやサブカルがあるジャンルはマーケットも大きくなってる、HIPHOPを例に上げると、ファッション、車等など。。。

海外音楽DLサイトのカテゴリー

まとめ

独自な見方で書いてきましたが、ご了承ください~あくまで僕目線なお話です。様々な目線でこの日本のナイトクラブ業界をどう大きくマーケットを広げるか?を20年以上考え続け、「オールジャンル=受け皿」なDJとチームを作ってきました。僕は日本人だから日本の曲も日本でPLAYするし、海外でもPLAYする。国内において「日本語の曲をクラブでかかっている」と言うお客様もいますが、日本人だから当然だし誇りに思ってPLAYしています。

世界的な感染症がなくなった世界は来るのだろうか。今業界全体が頑張っています♪全身で感じる体感を是非とも味わって欲しいし、提案もしていきたい。この業界の繁栄を祈っています♪

DJ等のお仕事依頼はこちらまで♪


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