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12/26再追記【MTG】 赤エルドラージ/Blood Eldrazi 考察記録 【レガシー】

1.はじめに

ご無沙汰してます。DJ IZMAです。

定期的に執筆している、レガシー環境における赤エルドラージ/Blood Eldraziの最新記事です。

基本的に当エントリーだけで完結している内容ですが、もし、赤エルドラージに興味を持たれた方は、エントリーの最後に過去記事(公式含む)のリンクを貼っておきますので、そちらもご確認して頂けたら幸いです。

2.赤単エルドラージとは

直近でLeague5-0したリスト

赤単エルドラージを簡単に説明すると、赤単プリズンエルドラージストンピィのハイブリッドデッキ・・・でした。

デッキ作成当初は、それこそエルドラージが12体は入っており、どちらかと言うとエルドラージ寄りのデッキだったのです。

2018年11月 レガシー神挑戦者決定戦

過去の栄光に浸る老害の鑑

しかし、その後エルドラージは全くもって新カードが追加されず、一方で赤い新戦力が増えていくにつれて徐々に赤単プリズンの比率が増していき、今では赤単プリズンにエルドラージをタッチしているデッキになってしまっています。

新入社員募集中、アットホームな職場です

また、赤単エルドラージはただデッキをハイブリッドしただけではなく、《罰する火》+《燃え柳》のコンボを搭載するなど元のデッキにはない赤単エルドラージ独自の強みをもっています。

左ジャブだけ打ってれば勝てる説

そしてデッキのキーカードである《血染めの太陽》は、相手の特殊土地を止めつつ、こちらはメリットを活かすことができます

裏切らない都

まとめると

①《虚空の杯》と《血染めの太陽》によるロック
②エルドラージや赤の優秀クリーチャーによるビートダウン
③《罰する火》+《燃え柳》のコンボによる除去兼本体火力

の三軸でゲームをコントロールしていきます。

3.新カード紹介

ここからは、前回の記事以降に発売されたセットからの新戦力を紹介していきます。

鏡割りの寓話/キキジキの鏡像

序盤中盤終盤スキがない

章能力全部がデッキに嚙み合っているバケモノエンチャント。2章で《罰する火》を捨てておけばお得なため、赤単プリズンより更に活用できます。《FoV》でついでに割られることが玉に瑕。

再誕の刃、ラエリア

霊柩車で2枚追放しても乗るカウンターは1個

MOではしばらく実装されていませんでしたが、満を持して実装。伝説であることを除けば、かなり優秀なアタッカー兼アド源。某ハムスターや某法務官のせいで体感ですがカラカスが増えているのが逆風。
寓話とコイツのせいで《ゴブリンの熟練扇動者》がデッキから解雇されてしまい、ちょっと寂しくなります…

混沌の洞窟の冒険者

この強さでシングルシンボル

正直このカードがMOに実装されたから復帰しました。バチクソ強い新戦力です。
まず、衝撃的ドローがおまけに見えるほど、イニシアチブがひたすら強いです。出してイニシアチブ奪われなければ7点パンチ、次のターンに5点飛んで、もっかい7点パンチは犯罪的な打点の高さ。

伝説ではないので並べることが出来るのもポイントが高く、追加するなりコピーするなりでドンドンとイニシアチブを得て地下街を探索していきましょう。思っていたより頻繁に地下街の奥義『死せる三者の玉座』に辿り着けます。

MTGオンラインで100マッチ戦った結果、《虚空の杯に》次いで勝利貢献度が高いカードでした。

未認可霊柩車

PUI PUI リムカー

継続して使える墓地対策。赤単エルドラージが苦手とする《濁浪の執政》・《ウーロ》・《聖遺の騎士の》三者に強いというだけで使う価値があります。
他にも墓地を悪用するデッキは環境に多いので、無駄になりにくいのがいいですね。
サイド後は割られたり、《針》に刺されやすいので注意。

激情

デスタクと部族絶対殺すマン

悪名高いモダホラ2からの新戦力。登場当初は「なんでFlash持ってないねん!」「5マナでタフ3w」とか悪口言われていましたが、いざ使ってみると本当強いです。PWにもダメージ飛ばせるのが偉いですし、素出しも全然可能なマナ域なのもありがたい。例え想起でも《キキジキの鏡像》でコピー出来れば宇宙ですわ。悪口言ってごめんなさい

反逆のるつぼ、霜剣山

実はエルドラージよりデッキにいる数が多いスピリット

手札から起動する能力なので、真っ赤なお日様の下でも問題なく起動できます。《BtB》が絶滅したこの環境では《山》を1枚替えるのはそこまで問題ないでしょう。
速攻を持ってるトークンを生成するのではなく、生成したトークンに速攻をつけるので、後述のカードとは少し噛み合いません。


髑髏砕きの一撃/鎚の山道、髑髏砕き

ブリンクだけは勘弁

モードを持つ両面カード、通称MDFC。
①火力
②土地
③《激情》のピッチコスト
④《金属モックス》の刻印
4つのモードがついており、特に④が一番多いです。


4.もう一つの可能性

《混沌の洞窟の冒険者》のMO実装によって復帰を決めた私ですが、時同じくして統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いから強力なカードが登場しました。

時を超えた英雄、ミンスクとブー

これまでの赤緑②の全PWに土下座して

4マナで4/4速攻トランプルで殴ったあと忠誠度4のPWが残る。ミンスクを対処出来ても4/4が残り、ブーは対処出来ても何度でも復活する。両方対処出来なければ7/7に進化するか、4点ダメージ4ドローされる。馬鹿かな?
もちろん《カラカス》という弱点はあるのですが、《太陽》を置くか、他のトランプルや速攻持ちがいればケアできます。
 
では、実際にタッチ緑は出来るのか?

タッチ緑やってみた

タッチ緑でLeague5-0した時のリスト

《燃え柳の木立ち》、地下街『秘密の入り口』と『隠し部屋』、《鏡割りの寓話》1章による宝物など緑マナの供給源は意外と多く、何とかなりました。
ここでは《Taiga》を使っていますが、この枠は《カープルーザンの森》や《モスファイヤの谷》でも問題ありません。
タッチ緑したのに入れたのが《ミンスクとブー》だけでは勿体ないので、サイドに緑のカードを追加。

翼切り

地味に使える

《死亡+退場》とは一長一短ですが、《エムラクール》を対処でき、《セジーリのステップ》や《この世界にあらず》の関係なく《マリットレイジ》を倒せるため、採用しています。

こちらは動画にも残しておりますため、そちらもご確認ください。



5.デッキ別の相性と戦績

赤単エルドラージと赤タッチ緑エルドラージでMTGオンラインで100マッチ(LeagueとChallengeのみ)した結果を、アーキタイプ別にまとめました。

意外と満遍なく勝てていて、丸いデッキなんです

Challengeは3回出場したのですが、いずれもトップ8入賞出来ず、またLeagueの5-0も2回だけと、特筆すべき結果は残せませんでした。
しかし、大負けしなかったのと、4-1の回数が7回と多かったことで、アベレージで見るとそこそこ勝つことが出来ました。
では、ここからアーキタイプごとに解説していきます。

vs Tempo

戦績:6勝6敗
主な勝ち筋:《CotV》《太陽》《霊柩車》
主な負け筋:《濁浪の執政》《カルドラの完成体》

五分五分。
メインに《霊柩車》を入れてから6勝3敗なので、対策をしっかりしていれば戦えない相手ではないです。
注意すべき点として、タッチ緑の場合は《濁浪》のサイド後の対処方法は《翼切り》なので、緑マナの確保に気を付けましょう。


vs Blue Control

戦績:10勝3敗
主な勝ち筋:《CotV》《冒険者》
主な負け筋:《ウーロ》

有利。
ロック手段が刺さりますし、こちらのクリーチャーは何らかのアドバンテージを稼ぎながら殴れるので消耗戦にも強く、罰火で押し切ることも可能。
ただし、『Yorion Zenith』だけで戦績を見ると五分です。プレイヤーが強キャラだってこともありますが、意外と《不毛》《ローム》に負けるゲームもあったりします。 


vs Vial

戦績:6勝2敗
主な勝ち筋:《罰火》《合流点》《難題》
主な負け筋:《石鍛冶》

有利。
デスタクとの相性は《スカイグレイブの亡霊》の登場以降は明確に不利がついていたのですが、《激情》の加入と《ラブル》の解雇により相性が逆転。
ロングレンジのゲームになれば《罰火》分こちらが有利なので、序盤は無理に攻めず《太陽》着地を優先させて土地を伸ばし、《難題》を効果的に使えれば、有利にゲームを進められます。


vs Permanent Combo

戦績:10勝7敗
主な勝ち筋:《激情》《太陽》
主な負け筋:事故、《暗黒の深部》《自然の秩序》

五分五分。
一口にパーマネント系コンボと言っても色々なタイプがありますが、何らかのクリーチャーがコンボに寄与しているパターンが多いため、《激情》が最強です。


vs Spell Combo 

戦績:9勝4敗
主な勝ち筋:《CotV》《難題》《三球》
主な負け筋:コンボ

微有利。
ゲーム1は噛み合い。うっかり《寓話》《罰火》《冒険者》《スマッシャー》みたいな手札をキープすると秒殺されうる。とにかく《難題》をいっぱい引くことが鍵なので、マリガン判断も厳しめにやる方がいいです。


vs Graveyard

戦績:6勝3敗
主な勝ち筋:《CotV》《霊柩車》《忌み者》
主な負け筋:《グリセルブランド》、コンボ

微有利。
メインはチャリスでうっかり勝ってしまうこともありますが、基本的にはサイド勝負になります。ヌルキープで死ぬよりマリガンに賭けましょう。


vs Stompy

戦績:13勝5敗
主な勝ち筋:《冒険者》《ラエリア》
主な負け筋:《船殻》《やり直し》コンボ、マナフラ

有利。
ゲーム1は《CotV》を先手X=1で置いた方が負けるようなゲームなので、案外後手が有利です(実際に後手の方が勝率もいい)。元々赤プリズンに対する相性は悪くなかったのですが、地下街『秘密の入り口』から《荒地》を持ってこれるので《血染めの月》ももう怖くないです。


vs Non Blue

戦績:8勝2敗
主な勝ち筋:《冒険者》《難題》 

有利。
土地単はともかく、他は分からん殺しされないようにケアしながら、とりあえずカードパワー高いのを投げつけていく作業。


※過去記録

2021年1月〜5月

《オーコ》《アルカニスト》《ビー玉》のBANされるちょっと前から、MH2のリリース直前までの期間の記録です。
アーキタイプで見ると、そこまで大きくは相性変わってませんが、今の方が多少は相性改善されているデッキが多いですね。

6.おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

冒頭で言及しました、過去の赤単エルドラージに関する記事や動画のリンクを貼っておきます。
私の執筆したもの以外もありますので、是非ご覧下さい。

それではまたお会いしましょう。
glhf


分かりやすい解説記事
速攻MTG「赤単エルドラージの部屋」前編
後編

Blood Eldraziの名付け親
MTG日本公式「デイリーデッキ

2019年11 月にBIGMAGIC様へ寄稿させて頂いた記事三部作
DJ IZMAの赤単エルドラージ解体新書・構築編

DJ IZMAの赤単エルドラージ解体新書・調整編

DJ IZMAの赤単エルドラージ解体新書・実戦編

2020年7月に書いた解体新書の補足note


7.【12/11追記】EWE参戦記

Eternal Weekendとは

端的に言うとエターナル環境の一番大きいイベントです。フォーマットはレガシーとヴィンテージで、優勝賞品やトップ8の賞品がそこでしか手に入らない希少性のあるカードのため、参加人数も数百人になることも。
コロナ禍でしばらく開催されてなかったのですが、今年はアジア、北米、MOの3大会が実施されます。本来はヨーロッパでも開催される予定だったのですが、今回は開催出来ず、その代わりにMOでの開催となったそうです。
私が参加したのはMOのみです。

デッキリスト

まずはリストをご覧下さい。

スマッシャー君が消えた!?

《難題の予見者》と共に2枚看板を張っていた《現実を砕くもの》が不採用となっています。


では替わりに何を採用したのかと言うと、コイツです。

寸借者を使えるのが赤エルドラージならでは強み

《エルドラージの寸借者》を採用した背景として、白イニシアチブの隆盛があります。
この記事を最初に挙げた10月時点ではまだMOに実装されていなかった《白羽山の冒険者》と《練達の地下探検家》が、11月に揃って実装。一気に環境を席巻しました。

12/11時点 値動きが全てを物語る…

イニシアチブを獲得出来るカードが3マナ域にいて、更にもう一種はアンブロッカブルがついてくるのは最早反則。Izzet Delver以外のフェアデッキが殆ど駆逐されたと言っていいレベルで環境が変わりました。

そこで目をつけたのが、《エルドラージの寸借者》です。相手のブロッカーを排除しつつ、アタッククリーチャーを一気に2体増やすことになるこのカードは、ダメージレースを一気に逆転出来るエルドラージの切り札です。
イニシアチブの奪い合いにももちろん強いですし、他にも寝取りたいクリーチャーは環境にたくさんいます。

ここで出会ったが百年目じゃあ!


対戦記録

P=Play First つまり先手
D=Draw First つまり後手

R1 Boros Initiative D
先手1ターン目に《混沌の洞窟の冒険者》でブン回られ

《白宮殿》出されたが、《罰火》で殲滅

《狂戦士》を《永岩城》で撃墜されて負け

0-1

R2 Izzet Delver
《寸借者》でダメージレース捲くって勝ち

《稲妻》なければ勝ちのところで引かれたか持たれてたかして負け

《霊柩車》が墓地空にして勝ち

1-1

R3 Izzet Delver P
地下街奪われて一周半されるが、耐えに耐えて《チャリス》ロックから逆転勝ち

《三球》ロックと《激情》《退場》で粘って、《寸借者》ビートで勝ち

2-1

R4 Elf D
《激情》で1点✕4体にバラまいて、手札に逃げた《アロサウルス》を《難題》で抜いて勝ち

《石の脳》で《オーダー》を抜くが、普通にXサーチから《ビヒモス》降臨

また《激情》でバラまいて、《激情》と《難題》ビートで勝ち

3-1

R5 8 Cast P
《霊柩車》で《エムリー》を牽制しつつ、《寸借者》で《ウルザの物語》のトークンをどかして勝ち

《血染めの太陽》が《ウルザの物語》を全否定して勝ち

4-1

R6 4C Boo Control  P
お互いマリガンスタートだが、《太陽》が劇的に刺さったらしく、《Tropical Island》と《思案》だけで相手投了

《寓話》連打して《ウーロ》を《霊柩車》で追放して勝ち

5-1

R7 Dimir DeathShadow D
《難題》で《否定の力》を追放して、安心して《チャリス》ロック

《不毛》でマナスクリュー

《寸借者》で《濁浪》を2ターン連続で寝取って勝ち

6-1

R8 Boros Initiative P
マナフラしてる内にあっという間に《白羽山》にボコられる

今度は相手の回りが悪い内に《寓話》から《混沌の洞窟の冒険者》で相手投了

《狂戦士》で殴りつつ相手の生物をひたすらに焼いて勝ち

7-1

R9 4C Boo Control P
《ウーロ》が場に出てしまうが、《混沌の洞窟の冒険者》✕2と《ラエリア》がいたので殴り合って勝ち

更地に出てきた《ミンスク》を除去れず負け

《石の脳》で《ミンスク》を抜く。《霊柩車》を構えていたが、《叱責》経由で《ウーロ》降臨。しかし、返しの《寸借者》でダメージレースの計算を狂わせて勝ち

8-1

R10 Izzet Delver P
《チャリス》をカウンターされ、《デルバー》にビートされる。《罰火》も《激情》も引けず負け

小さなミスも重なり、こちらの札をほとんど対処され、完敗

8-2

オポが高ければトップ8に進出出来て、時価100万円以上の限定《思案》をGET出来たのですが、残念ながら初戦負けのためオポが低くて20位でした。

8-2ラインだけでもこんなに…

最後勝てば、、、と思うと悔しくてなりませんが、同時に、このデッキに確かな手応えを実感出来たのは嬉しいです。

エルドラージの今後

結局トップ8は逃したのであまり大きいことは言えないんですが、エルドラージが「平成の遺物」だの「絶滅したデッキ」だの言われる現状のレガシー環境に一石だけでも投じられたんじゃないかと思っています。

MOでは白イニシアチブが高くて組めていないのですが、こんな発展型も現在構築模索中です。

いいとこ取り!

この記事で興味を持った方は是非色んな形のエルドラージを回してみましょう!

そんなエルドラージのSecret Lairはこちら

最高かよ…


8.【12/26追加】動画とか色々

動画作りました

10ラウンド全部ではなく4ラウンドだけです。
当初は、デルバー、イニシアチブ、エルフ、4Cコントロールと、環境上位4つを満遍なく動画に取り上げられていい感じやなー、と思っていたのですが、
vsイニシアチブがあまりにもクソゲー過ぎたので、展開が面白かったvsデスシャドウに差し替えました。
イニシアチブと使用経験もしくは対戦経験のある方はご理解頂けると思います…

動画を作った目的は、デッキの布教も勿論ありますが、今回に限っては悔しさを忘れないための方が大きいかもしれません。


サイドボードガイド

動画にコメントが来たのでサイドボードガイドを公開します。

動画と違う?気のせいやで

さっき5分で作ったので適当です。
本来であれば、デッキ調整の段階でサイドボードのインアウトがどうなるかを考えて、メタを鑑みて最適なサイドボードを組むのが理想です。

理想はあくまで理想。実際はそこまでガチなモチベーションでやれていなかったというのが現状です。
今振り返ると勿体無いなかったかなとも思う一方で、これで結果が変わったかどうかなんで分からないし、やれる範囲でやるしかないとも思います。

今後の赤エルドラージの方向性

サイドボードガイドを出しておいてなんなんですが、結構思い切って方向性を変えてます。
今構想しているのが、《金属モックス》の増量です。
というのも、白イニシアチブに速度で負けているため、金属モックスの増量で初速を上げて対抗しようという魂胆です。

どの絵柄が好き?

赤単エルドラージの金属モックス型の作成当初は、無色のエルドラージが多かったことから、金属モックスの数を絞っていました。
しかし、現在はエルドラージの枚数が減っていること、及び、《鏡割りの寓話》や《髑髏砕きの一撃》などの相性のいいカードが増えているため、4枚でも問題なく回せるのではという考えです。

デッキ構築において、固定概念は打ち砕かけるもの。
これからも、できる範囲で赤エルドラージと付き合っていこうと思います。


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