ABテストの結果からYouTubeでシェアと高評価を増やす具体的な方法が判明した【運営レポート5週目】
皆様ハロー、ホロライブの切り抜きチャンネルを運営しておりますスマイルです('ω')ノ
youtubeチャンネル運営の作業記録を残し始めて1か月が経過しました。たった1か月ですが振り返ってみると色々と日々試行錯誤しており、毎日のログを残す事の有用性を改めて感じています、日記マジでオススメですよ。
切り抜き動画チャンネルの運営レポートは下記のマガジンにまとめています↓↓
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今週の成長
チャンネル登録者:+116人
再生回数:+117,050回
今週だけでチャンネル登録者が100人以上増えました、やったぜ!ABテスト用の施策の効果が出始めている気がする。
日次レポート
今週はグループAとグループBのABテスト結果が出ました、グループBの勝利です。実際の集計や考察は「ABテスト結果発表!」の章にまとめましたんで、生々しいのが見たい方は読んでみて下さい。
ABテストの手法もそうですが、動画の編集方法など自分なりのオリジナルなやり方が確立されてた1週間でしたね。形になってきました。
2月28日
チャンネル登録者:+0人
再生回数:+949回
youtube studioを眺めていると動画の冒頭に「音が大きくてキャッチ―なシーン」を置いた動画の視聴維持率が高い事が分かった。
つまり、切り抜き動画の成績は元々のシーンの面白さに大きく依存するもので、動画の編集で向上させられるのは微々たるもんなのかもしれない。
そうすると、切り抜いたシーンがどれくらいの数字を持っているか目利きする必要があるのか。グループAのように簡単な編集だけで公開し、成績が良かったシーンだけを集めて再編集して擦り倒すみたいな構成もありかも。
今の仕組みだとくしゃみであれば一律で集めちゃうので、面白そうな素材と淡泊な素材の活用方法を別に考える必要がありそう。面白そうなのはそのまま使えばいいけど、淡泊なやつはぎゅっと集めて音ハメとかにするとか。
前回レポートの検証で「再生回数の多いショート動画は60秒前後が多い」と結論が出たけど、リソースの問題で60秒の切り抜き動画を毎日投稿できるくらい量産できない。
一旦、グループCは30秒前後の動画を投稿する事にして、動画の長さが成績にどれくらい影響を与えるのか観察していこう。30秒動画の方が成績良かったら頑張って60秒に伸ばして投稿しよう。
という事で、本日は動画素材を量産する日にしよう。
2月29日
チャンネル登録者:+21人
再生回数:+11,644回
チャンネル登録者50人を超えました、お祝い早いか。100人刻みでいいか。
本日は動画素材量産日。
グループBの動画を投稿してから4日が経過し途中経過を見ると、再生数のアベレージが7,000再生近くまで伸びてる。グループAの平均再生数は1,454だったのですでに5倍近くまで成績が向上してる。よしよし。
一度編集した動画素材を上手い事使い回す方法を考えてる、これが出来れば効率爆上がりなんだけど「再利用されたコンテンツ」ペナルティがどこまで発動するか検証する必要があるな。
くしゃみ自動切り抜きシステムの的中率がおおよそ25%くらいで、今はラジオ感覚で聞いてくしゃみしてたらファイルを分けるみたいな作業を手動でやってる。
最近これが面倒臭くなってきたので、もうちょっと何か自動化・効率化できないもんか。
3月1日
チャンネル登録者:+22人
再生回数:+10,235回
グループBの切り抜き動画が再生数が1万を超えるようになり、アベレージも9千を超えてきた。順調に成長中。
本日グループC動画制作日。グループCの改善点はこちら、忘れずにやる。
30秒近くまでコンテンツを詰め込む
キャッチ―なシーンを最初に持ってくる
音声のボリュームアップ
動画内のクリップのボリュームを揃える
グループCでは動画を30秒まで長くするために素材を8個使う事になる、編集作業は慣れてきたけど毎日更新するには単純にくしゃみシーンが足りなくなってきた。
グループDは素材節約の意味も込めて編集済み素材の使い回しにチャレンジしよう。メンバー別にくしゃみシーンを集めたショート動画を作る。
くしゃみ自動システムで切り抜いた動画をある程度簡単にチェックするスクリプトを作った。
import os
import subprocess
import keyboard
import shutil
import time
def play_video(video_path):
# VLCメディアプレイヤーを使用して動画を1.5倍速で非同期再生
return subprocess.Popen(['C:\\Program Files\\VideoLAN\\VLC\\vlc.exe', '--rate=1.5', '--play-and-exit', video_path])
def play_videos_and_mark(video_folder):
marked_videos = []
for filename in os.listdir(video_folder):
if filename.endswith('.mp4'):
video_path = os.path.join(video_folder, filename)
print(f"Playing {filename} at 1.5x speed...")
player_process = play_video(video_path)
while player_process.poll() is None: # 動画の再生が終了するまでループ
if keyboard.is_pressed('9'): # 'm'キーが押されたらマーキング
marked_videos.append(video_path)
player_process.kill() # 現在のVLCプロセスを終了
time.sleep(0.5) # キーイベントの検出を遅らせるためのディレイ
print(f"Marked {filename}")
break
if keyboard.is_pressed('q'): # 'q'キーで終了
player_process.kill() # VLCプロセスを終了
return marked_videos, True
time.sleep(0.1) # CPU使用率を抑えるために短いスリープを挿入
return marked_videos, False
def move_marked_videos(marked_videos, destination_folder):
for video_path in marked_videos:
directory, filename = os.path.split(video_path)
new_filename = '943_' + filename # ファイル名の先頭に"943"を追加
new_file_path = os.path.join(destination_folder, new_filename)
shutil.move(video_path, new_file_path)
print(f"Moved {filename} to {new_file_path}")
if __name__ == '__main__':
video_folder = r'未チェックフォルダパス'
destination_folder = r'チェック済みフォルダパス'
marked_videos, terminated = play_videos_and_mark(video_folder)
move_marked_videos(marked_videos, destination_folder)
if terminated:
print("Terminated by user.")
VLCプレイヤーがコマンドラインから色々指示出来るそうなので、pythonから実行させてフォルダ内にあるmp4ファイルを順番に再生させる仕組み。
動画再生中もpython側でキー入力を受け付けるように待機させラジオ感覚で聞く。くしゃみしたなと思ったら「9」を押す。途中で止めたくなったら「q」を押すだけの仕様。
9を押すとくしゃみフラグが立って、qを押した時にまとめてチェック済みフォルダへ移動させる。全部の動画を聞き終わって残った動画は全部消してOK。キー入力が若干不安定だけどマシンスペック由来だと思うので無視。
世界で自分しか使わないスクリプトだと思うけど、チマチマ動画を1本ずつ操作する必要がなくなったので素晴らしく便利。やったぜ!
3月2日
チャンネル登録者:+29人
再生回数:+13,251回
チャンネル登録者100人を超えました、やったぜ!2月14日から動画投稿を始めたので17日間で突破しました。
今日でグループBが終了、明日からグループCの動画が投稿開始。ABテスト楽しみ。
2月15日から処理させっぱなしだった1,959件のくしゃみ自動検出処理が今日終わり、おおよそ2週間程度かかりました。マイマシンよ、ご苦労様でした。
そしてすぐに500件ほど追加で処理させました笑
動画に小さく映っている部分を拡大して画質が荒くなったmp4ファイルを、高画質化する方法は何かないもんか?pythonで出来るっぽいけど簡単じゃなさそうなので後回し。
3月3日
チャンネル登録者:+7人
再生回数:+58,773回
グループCもグループBと同じようなタイトルで予約投稿しちゃったんだけど、タイトルによる露出の違いをどっかで検証したい。グループDの課題にしようか。課題にしたところでどうやって検証すればいいんだろうか??
YouTubeショートのサムネって何秒の位置が表示されてるのか気になったので、投稿済みの動画を眺めていたら法則っぽいのを見つけたかも。
グループBで投稿している動画は全部同じ長さの16秒なんだけど、いずれも5秒前後 or 8秒前後の辺りがサムネとして設定されていた。これが固定なのか割合なのかは分からないけど、グループCはすべて倍の32秒の動画になってるので来週にはある程度わかるハズ。
3月4日
チャンネル登録者:+17人
再生回数:+0回
再生数が更新されてないな、よくわからん。
今日からグループC投稿日、グループBはデータが出そろったとみなしてさっそくABテスト&検証を行いました。長くなっちゃうので詳細は別章「ABテスト結果発表!」にて詳しく書いてます。
「視聴を選択したユーザーの割合」値を高める方法を考えていたんだけど、これって一般的に広く浅く興味のあるテーマじゃないと伸びにくいのでは?という疑問が湧いた。
内容が専門的だったりマニアックだった場合、多くの人が興味ないから即スワイプするハズ。一方で嗜好の強い同志が集まるからその分エンゲージメント率は高まりやすい気がする。
うちのチャンネルはホロライブの切り抜きなので、基本的に「可愛い・楽しい・応援したい」要素を期待して切り抜きを見るハズ。そこで「くしゃみ」というマニアックな要素だけを詰め込んだショート動画が出てきたらファンはどう思うのか。
あと動画の長さも視聴を選択したユーザーの割合に関係があると思う。1秒の動画と59秒の動画が同じ閾値で判定されてたら、1秒動画の方が絶対に視聴選択割合が高まる。スワイプするか考えてるうちに動画が終わっちゃうから。
つまり基準となる閾値は動画の長さに対して一定の割合で判定してると予想、例えば動画の長さのうち1割を視聴した場合にユーザーが視聴を選択したと判定するみたいな仕組みかなと。
とすれば、動画を長くすればするほど視聴選択判定の閾値が厳しくなるので、割合が低く算出されそうな気がしてきた。ユーザー選択割合の高低は動画評価へあまり強く影響しないのかもしれない。
そもそものくしゃみシーンのポテンシャルってもんがあるはず、ある程度把握したらくしゃみ以外に機械的に抽出出来るシーンがないか考えてみる。
EN,IDの海外ホロメンからbless youで抽出するか。英語表記にして世界向けの動画も作って見よう。英語分からんけどAIでなんとかやるやろ。
3月5日
チャンネル登録者:+20人
再生回数:+22,198回
切り抜きチャンネル企画をスタートした際の当初目標である、
3か月続ける
運営レポートを週1でnoteに投稿
登録者500人
この内、チャンネル登録者のペースが想定よりも早くクリアできそうなペースになってる。今週だと+18人/日のペースで登録者が増加しているので、目標を上方修正してもいいかもしんない。
YouTubeショート動画のまとめを縦型ライブ配信で永遠にループさせてるチャンネルを見つけた。どうやってるんだろ?可能性を感じる…
今まで投稿したショート動画の内、評判の良かったシーンだけを集めて通常動画も作ってみようか。インパクトを出すために「ギャップに萌える!ホロライブくしゃみ100連発!」とかにしようかな、いいねタイトル決まったな。
時短&効率化ツール
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ABテスト結果発表!
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