さらば、私の離婚問題 追補版①『夫婦カウンセリング』
おはようございます。Leeです。5月の文学フリマではたいへんお世話になりました。思った以上の反響を頂戴し、正直びっくりしています。ありがとうございました!
さて、追補版を作ると言いながら何もできていませんでした。仕事とプライベートが忙しく手がつけられておりませんでしたが、7月に入り落ち着いたので少しずつ書いていきたいと思います。
初回はリクエストがあった記憶がある「夫婦カウンセリング」を取り上げます。
住んでいる相談窓口へ
夫婦間の問題をどう解決すれば良いかわからない日々が続く中、ふと自分が住んでいる区の区報に目を通すと「生活相談」の窓口があることを知りました。
金銭的に困った時に頼るところかと思っていましたが、そうではないようだったので平日に有休をとり夫婦問題の相談をしに行きました。内容は明記しませんが、困っている問題を2点ほど相談したところ保健師との面談を紹介されて、その日は持ち帰ることに。
相談窓口で解決出来ないと思っていましたが、頼ることができる機関(今回は保健師さん)への橋渡しをする大事な場所であるように感じました。住民税はこういう所に活用されてるのだなと、社会福祉の大事さを痛感しました。
区の保健師さんに相談
自分の住んでいる区の保健所に電話をかけ、保健師さんとの面談を平日に予約しました。有休を取り、当時の配偶者と近くの保健所に行き保健師さんに面談をしていただきました。費用はかからず、時間は1時間弱でした。
今悩んでいる問題をそれぞれが話し、保健師さんに言われたことは「個々の問題の根本は夫婦のコミュニケーションの取り方に起因しているように感じる。」といった事でした。その通りではないかと感じてはいましたが、第三者に言われるとしっくりくるのは不思議なものです。
この日の面談では「家族問題が相談できるカウンセリングを受ける」方針が決まりました。
最後はネットで探す
保健師さんに、家族問題の解決に取り組むカウンセリング機関を紹介いただくも、一年待ちまざらだったため自分たちで探すことにしました。探す基準は本誌をご参照下さい。
カウンセリングルーム自体、そもそも開設されているところが少なく都内でも3つの中から選ぶような状況でした。その中でお世話になったのが、当時池袋にあった池袋カウンセリングセンターさん(今は移転し市ヶ谷ひもろぎカウンセリングセンターさんになったようです https://icc.himorogi.org/)でした。臨床心理士が複数名在籍し、合わなければ担当の方を変えていただく事もできるので安心してカウンセリングを受けることができます。
カウンセリングで解決する問題そのものは、個別性が非常に強い為「ここに相談してよかった!」と言うことはできませんが、第三者の傾聴のプロのに相談や相手がどのように考えているか尋ねられることは非常に良いように感じました。
そうは言っても解決できないものはできない
カウンセリングは万能ではないし、人と人の問題はそう簡単には解決できません。私の場合は結果的に別居→離婚のプロセスを踏むことになりましたが、カウンセリングを受けて自分がどうしていけばいいかを決める材料が作れたことや、いくらかの精神衛生上の健康が得られたことは大きな利益だったように感じました。
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