産能短大生 生活スタート(通信制短期大学通ってます③)
私は去年(2021年4月)自由が丘産能短期大学へ入学しました。現在2年生になり、卒業単位を取り終わりました。一年半の学生生活を振り返えようと思います。あと半年で卒業するなんて、時間が経つのは早いですね。
内容別に分け、3回にわたり話していきます。
・入学する前の話
・自由が丘産能短期大学を選んだ理由
・学生生活とその後
今回は、【学生生活とその後】のお話です。
前回の【自由が丘産能短期大学を選んだ理由】↓こちらです。
通信制の大学に興味がある方がいらしたら、参考になれば幸いです。
選んだコース
私が選んだのは「リベラルアーツ」コースです。
その名の通り、一つに絞らずに、経営、ファッション、音楽史などを幅広く学びます。
専門性は低いですが、特に方向性が決まっていない私は、リベラルアーツに惹かれました。それに、1年目は、全教科決まっていて、2年目は自由選択なのも魅力でした。2年目は、興味のある科目のみで構成できるのは、嬉しかったです。
教科書は一気に届く
1年目は、1月に出願し、3週間程度で、教科書が一気に届きました。
39単位分の教科書です。
「これを一年間でやるのか」と少し気持ちが重たくなりました。しかし、意外と教科書が読みやすく、面白い印象を受けました。本屋さんで見かける本もあるので、学習のハードルを下げてくれました。
学習の感想
レポート
レポートを入学検討の条件にして良かったと思います。
客観式レポートのおかげで、1科目の負担を大幅に減らすことができた。2単位の科目はレポートはがきは1枚なので、1日あれば終わらせる科目が多かった。映像授業と違い、電車の中やカフェなど短い時間でも本を読むことができれば、レポートを書くことができる。
これは本当に助かった。
2年目はなるべく客観式レポートの教科を選んで、履修登録しました。(シラバスに書いてあるので、参考にすることができる)
論述式は、書く量が多くないこと、問題が明確なので、どう書けばいいか頭の中で浮かびやすく、書きやすかった。それに、返却後教員からの総評が書かれるので、モチベーションに繋がります。客観式レポートに比べ、時間・労力は使いますが、その分達成感は大きいです。
59点以下だと再提出になりますが、幸いにも一枚も再提出にはならずに済みました。
試験
レポートを提出したあとは、試験を受けなければなりません。
1年間で6回、各7日間、各5教科受けることができます。
レポートが終わり次第、片っ端から試験申し込みしました。一回試験に落ちたり、7日の間受けられなくても、次回の試験で受けられるので、安心でした。
1年目の時、試験勉強をほとんどせず試験に挑んだら、ほとんど分からず、ズタボロになり、不合格でした。少しでも教科書を読んでおけば良かったです…。
スクーリング
スクーリングは、2年間で15単位以上を必ず受けなければなりません。
1科目2単位としたら、8回は絶対にスクーリングを受ける必要があります。オンラインスクーリングの場合、土日の2日間を朝から夕方まで、授業を受けます。
実際これはきつかった。家で受けるので通学時間はありませんが、集中力は切れるし、講義型の授業は、眠くなる。
1日目の授業後に課題が出され、2日目は試験が出されます。授業の次の日までにオンライン上で提出すればいいのですが、疲れているので、頭が回りません。授業が終わったあとも課題で1時間以上は使うので、ヘトヘトになります。
しかし、これも2日間頑張ったので、達成感は大きいです。やり遂げたあとはホッとします。
2021年は、オンラインスクーリングは画面オフ、音声オフで受けられましたが、2022年は、常時画面オン(フォーカスモード)になり、緊張感が生まれ、授業に集中できるようになりました。疲労は増えました。その代わり、グループワークも増えたので、楽しさは増えました。全国各地から同じ授業を受けているのは、面白かったです。他の学生さんと話せたのも楽しかったです。2021年は一人で受けるだけだったのが、2022年はみんなで学ぶ楽しさを知ることができました。
スクーリングの度に学校に行くのは大変だったので、コロナ禍のおかげもあり、オンラインスクーリングになったのは嬉しかったです。
2年間で取った単位
卒業までに必要な単位数は、62単位(15単位分はスクーリングを受ける必要がある)2年の間に取れた単位です。
1年目
配本単位数、39単位
2022年3月までに取れた単位は、36単位(スクーリング6単位含む)でした。
スクーリングが嫌いすぎて、3科目分しか受けませんでした。
最終的に、2科目残した状態で2年目を迎えることにしました。
2年目
自由選択、28単位
22年7月までに取れたは、30単位(スクーリング10単位含む)卒業単位数超える。
2年次は自分の興味ある科目しか取らなかったので、順調に進めることができました。
通信授業のみの科目は、先にレポートを出し、試験も早めに終わらせる作戦を取り、成功しました。
スクーリングがある教科は、レポートを出さなくても良いのですが、事前学習と思い、一応全教科のレポートを提出しました。
2年目は学習計画を練りに練って作り上げたので、計画が達成されていくと、卒業に近づいている実感が湧いて、とても楽しかったです。
一年半の感想
あっという間に1年半経ってしまいました。
最初は、2年間とはいえ、卒業単位取れるか不安で怯えていました。レポートも試験も、スクーリングも最初は全部ドキドキしながら受けたのは思い出です。人間は慣れの生き物なので3回も経験していくと慣れるものです。不安よりも楽しみが上回りました。学んだことが実生活で使われると、「ここ、レポートに出てきたところだ!」みたいになります笑。
働いていたら単位を取るのは、大変だと思います。働きながら、家事をしながら学んでいる方には、頭が上がりません。
しかし、ニートでいるよりも圧倒的に充実した時間を過ごせました。自分の方向性も分かって来たと思います。
短大に入って本当に良かったです。
通信の短大、大学に入るか悩んでいる方へ
入ったあとは、大変かもしれません。でも、入らないで将来後悔するよりも、入って苦しんだ方が、悔いは残らないと思います。終わったあとは達成感も大きいです。快楽物質が出ます笑。オススメです。
次の目標
当初は自由が丘産能短期大学で2年間学んだ後、産業能率大学(通信課程)に編入しようと思っていましたが、今は別の通信制大学に編入を考えています。
卒業を目当てでいるならこのままの方が、良いと思いますが、2年の間に自分のやりたいこと、学びたい分野が変わり、別の大学の方が今後に繋がると思ったからです。
その分、お金も掛かるし、学習方法も変わるので大変だと思いますが、チャレンジしてみようと思います。
まとめ
短大のメリットを十分活かせた、1年半になったと思います。一気に教科書が届いたり、スクーリングが辛かったり、試験に落ちたり、苦しいこともたくさんありました。
けれど、充実した1年半になりました。
大学ではなく、短大に行ったことで編入という選択肢が増えたのは、1年半の集大成だとおもいます。
まだ残り半年あるので、充実した学生生活を過ごしたいと思います。
卒業式は袴で行きたいなー。
3回にわたって短大のことを話してきました。こんなに長くなると思っていませんでした笑
書くことで思い出したことも多かったです。思い出をまとめて良かったです。
ご精読ありがとうございました!次回はなに書こうかな?
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