546 斎藤元彦 ついに後ろ盾を得る
はじめに
今日の教育コラムも兵庫県知事選挙の情報を発信しながら、現状の私の認識を少しお話してみたいと思います。
稲村和美さんのホームページより
有力候補予定者のお一人稲村和美さんのもとに県民から寄せられたご意見が下記のホームページから閲覧できるようになっています。中でも私が大切だと感じたのが、次のコメントです。
ここから感じられたのは、今回の選挙の争点の一つである県政の立て直しをいかに候補予定者である稲村氏も有権者も真剣に考えているかということです。私は、他のコメントについても現状の兵庫県政の問題点を顕著に表している指摘だと思います。ぜひご覧になってみてください。
立花氏遂に始動
立花氏が、候補者を擁立することが動画で発信されています。斎藤氏の再当選を目的に自身の当選は目的としないが積極的に支援していくとの趣旨の動画でした。記者会見なども行われ、今後今回の問題にどのように感想をもちそして何の目的で選挙に出馬されるのかが明かされていくことと思います。
常々、選挙はビジネスになるということでポスターの枠の販売など奇抜な手法で社会に問題提起される方ですので、発信力、注目力ともに大変高いことは間違いないと思われます。
今回の問題は、百条委員会や第三者委員会で現在調査中ですが、斎藤氏の違法性は全く無いという立場から全面的に援護射撃するということです。心配なのは、他の候補者への批判を展開することで斎藤氏を擁護するという手法です。私は、昨今のこうした選挙妨害のような行動は、民主主義の理想とかけ離れていると感じています。
自身の当選を目的としない知事選への立候補という現象にもいささか疑問を持たざるを得ません。いずれにしても孤軍奮闘の演出が際立っていた斎藤氏に大きな後ろ盾が出来たという見方ができるのかもしれません。
11月17日、兵庫県民のみなさんがたどり着いた先にはどのようなリーダーが立っているのでしょうか。ますます兵庫県知事選挙の進む道が複雑になったような気がします。