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「心底やりたいこと」を考える編【第6回】10年で100名越えの組織になった福祉NPOの組織づくり!
全部で7回のセッションも今回を入れてあと2回。
第6回目のスタートは、前回のプロジェクト実践報告から。
事業部を跨いだゆるやかな交流機会を生み出すためにカフェを企画した「Dカフェ」チームは、開催してみると当日はたくさんの人が参加し盛況であったこと、日頃求められる「成果」を必ずしも求めず、ゆるい場づくりに取り組めたのがよかった、という共有がありました。
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はなさかDさん(企画推進室(仮))チームは、2つにわかれて、勉強会などの企画をメインに行う「Dスタ」チーム、職員の交流企画イベントをメインに行う「Dフェス」チームに別れて実施を検討。
「Dスタ」チームは、キャリアコンサルタントの資格を持っている方のお話を聞こうの会を早速開催。取り組んでみてよかった点だけでなく、改善点も見つかったという共有がありました。
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「Dフェス」チームは、他のチームの動きに声をかけて、まずは自ら参加してみたり、参加した人の声を聞いたり、とまた次のステップへの行動を考えているという共有に拍手!
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そんな報告を聞いてスタートした今回。
メインはフォースフィールド分析。
真ん中に、「心底(これが大事!)やりたいと思っていること」を書き、左側に変化・変革を「促進する力」、右側に変化・変革を「阻害する力」の、それぞれの力が何かを具体的にあげていきながら、点数をつけていきます。
点数のバランスをみて、どんなことが大きく作用しているかを客観視した上で、促進する力を大きくして、やりたいことを実践するにはどんな働きかけや行動があるといいか、を考えていくワークです。
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写真はメンバーから本気でやりたいと思っているけどできていないことを募って、練習をしてみたもの。
英語学習に対してやりたい気持ちもありつつ、阻害する力には「正直困っていない」なんてエッジも入ってきており、人の考えにはどちらの気持ちもあることが具現化されています。
練習(と、スタッフのお悩み解決!?)もできたところで、まずは、私たちDラボメンバーが「心底やりたいと思っていること」は何かを考えていきます。
ここでも、Dラボが…、工房が…など何を主語にするか、どんな作用がほしいか(成長なのか?継続なのか?)などみんなで意見を出し合って、結果、真ん中にこちらの言葉をおきました。
Dラボ(変化をおこしていく、文化を醸成していく)が変化しながら続けていく
そこから、チームに別れて阻害する力、促進する力を付箋であげていく作業を実施。
付箋はたくさん貼られていくけど、力の大きい、小さいの感覚がそれぞれ異なったり、促進する力にもなるけど、阻害する可能性も含んでいる?など、上位5つを選ぶ、というのがなんとも難しく、タイムオーバーになりかけつつ、なんとか4つずつ選んでいきました。
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そこに点数をつけていき合計を計算すると、阻害要因が大きい状態…!
今の状態から脱却して、促進する力を大きくするために、どうしたら点数に変化を起こせるかを、またチームに分かれて考えていきます。
促進する力も、阻害する力も、なかなか具体的に「どうしたら点数に変化が起きるか」が出てこない感じもして、もやもや…。
このもやもやは、後日宿題取り組み日に少しずつ明確になっていくのですが…まだ、ここではそのことに気付けないまま、思考がぐるぐるしている様子。
その中でも、
「物事って説明されたから納得するのではなく、実感して納得できるから、そうだと思えることが多い。だから、実感できる経験を持てる機会を作っていくというのが大事なのでは?とチームで話していて、いろんな取り組みの全体に通底しているかもと感じた」
という気づきも生まれていきます。
具体的な点数への変化も考えてみましたが、「点数は…0.5増える?みたいな…」とちょっと釈然としないままタイムアップ。
この続きは宿題での取り組みとして、チェックアウトの時間になりました。
チェックアウトでは、
「このもやっとした感じがエッジだぞ、という感じがしている」というコメントや
「宿題も軽やかに取り組みたい」など、エッジを越えようとしているな〜という姿が見られました。
余白、ウェットな感じ、重さ、など最初から聞いてきた言葉を噛み締め、こういうことか、とまさに「実感」する回になった様子がありました。
最終回までにどんな変化をもたらすのか、軽やかになりたい私たちの葛藤は続きます。
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