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【必見】夜行船での過ごし方

 ヤコウセン……この響きだけでワクワクしていたこ頃が私にもありました。
 私がここで話す夜行船は東海汽船の「さるびあ丸」「たちばな丸」、小笠原海運の「おがさわら丸」の大型客船の話になります。この三つしか夜行船は乗ったことがないので……。

 まずは基礎知識。それぞれの船はどこの航路を進むかというお話。
 船がドッグに入ったり、コロナの影響でイレギュラーな航路を進むこともありますが、基本的には下記の通りです。

■■船と航路ざっくり

■さるびあ丸(東海汽船)

「東京」→「横浜」→「伊豆大島」→「利島(としま)」→「新島(にいじま)」→「式根島(しきねじま)→「神津島(こうづしま)」ですね。
 イチオシは伊豆大島と神津島です。
 東京を22時に出て、神津島には10時くらいに到着します。(ちなみにジェット船だと4時間くらいで着きます)
 ちなみに、『天気の子』に出てくる船がこのさるびあ丸の甲板ですね、厳密には今は三代目さるびあ丸なので、二代目さるびあ丸ですが。
 たまたま二代目さるびあ丸の最終航行に乗船したのですが、もうほんと泣ける……。長くなるのでこの話はまた今度することにします。

■たちばな丸(東海汽船)

「東京」→(伊豆大島)→「三宅島(みやけじま)」→「御蔵島(みくらじま)」→「八丈島(はちじょうじま)」ですね。
 イチオシは三宅島と八丈島。御蔵島と三宅島の間はイルカが泳いでいるので、毎年春〜夏にかけてドルフィンスイムをやっています。八丈島ではクジラがいるので真冬にホエールスイムもやってますね!
 東京を22:30に出て、八丈島には10時ごろに到着します。(ジェット船はない)
 距離的には、神津島のさらに奥に三宅島や八丈島があります。

■おがさわら丸(小笠原海運)

「東京」→「小笠原諸島・父島」
 通称おがまる。ちょうど24時間で着きます。なお、この「おがさわら丸」以外の方法で小笠原に行くことはできません。そして、一週間に一度しか往復しないので、一週間は島から出れません。楽しいね!
 東京→小笠原に移動し、そのまま船は一週間小笠原に停泊。そしてまた東京に行き小笠原までトンボ帰りします。

 伊豆諸島について語り出すと長くなるので割愛しますが、またの機会にいろいろ語りたい……。
 さて、では今回の本題。「夜行船での過ごし方」について

■■夜行船での過ごし方

■酔い止めマスト

 前述したとおり、かなりの時間を船の上で過ごします。
 一応売店にも酔い止めはありますが、乗船前に飲んでおきましょう。個人的には「おがさわら丸」が一番揺れました。やはり移動速度が早いからかな……。さるびあ丸、たちばな丸で酔わなくてもおがさわ丸では飲んでおいた方がいいかも。

■電波はないものと思え

 夜行船の半分くらいは、東京〜大島の道「東京湾」を走ります。港湾法の関係で、東京湾内の移動速度はかなり遅いです。徐行。余談ですが、私は小型特殊の船舶免許を持っているのですが、座学がとっても面白いので是非。汽笛や旗、運航にもルールがあって面白いです。
 この東京湾内でしたら電波があります。電波というか、船のWi-Fiがインターネットにアクセスできる状態にあるという方が正しいかもですね。
 ただ、電波があるのは船の上の方だけなので、客室にはほぼほぼ電波がありません。なので、オフラインでもできる暇つぶしを用意しておきましょう。
 複数人でいるときはボードゲームを持っていくのがおすすめです。

■シャワーはあります

 夜行船ですので、家でお風呂に入ってから乗船する人も多いと思いますが、仕事の関係で難しい人もいると思います。でも大丈夫。シャワーがあります。
 ただし、バスタオルはありませんに、アメニティは備え付けのボディソープとシャンプー、コンディショナー。洗顔などはないので注意。
 ハブラシなど、簡単なアメニティは船で購入できます。トランプも!

■客室は「二等和室」がおすすめ

 ランクを上げれば上げるほど快適に過ごせますが、おすすめは「二等和室」。
 さるびあ丸には「二等座席」がありますが、三代目さるびあ丸になってからリクライニングが微妙というか、二代目さるびあ丸の頃は大島の後(大島でどっと人が降りるので)は勝手に横に並んだ椅子の仕切りを上げて横になっていたのですが(コラ)、三代目からは仕切りが固定になってしまったので横になれなくなってしまいました。
 ——ので、「二等和室」がおすすめ! たちばな丸とおがさわら丸では最低ランクになります。

 全ての船で言えることですが、「和室」となっていますが、畳が敷いてあるわけではなく、雑魚寝ができる空間になっております。
 頭の方に軽い仕切りがあり、隣の席とはラインで区切られています。

 さるびあ丸・たちばな丸の「二等和室」は簡素な枕があるのみで、敷き布団や掛け布団はありません。(一等和室だと簡素な敷き布団があります)
 おがさわら丸は枕、敷き布団、掛け布団にカバーと豪華です!! 寝やすい。

■貸し毛布を利用しよう

 さて、おがさわら丸はともかく、さるびあ丸とたちばな丸で雑魚寝するのは慣れていないと結構しんどいです。床もフローリングほどではないですがまあまあ硬いので。
 なので、ケチらず貸し毛布を使用しましょう。
 貸し毛布は一枚100円で、枚数制限もありません。売り切れになったなんて話も聞いたことがないので、ジャンジャン借りましょう。
 私はいつも、下に敷く用に2枚、掛ける用に1枚、合計3枚レンタルしています。これでかなり楽になる……。
 私は枕を別途持っていっているのですが、枕用にもう一枚借りたり、タオルで代用することも可能だと思います。最近は腰が痛いので、下に敷く用の貸し毛布を一枚増やそうかと画策中です。
 グループの毛布をまとめて借りに行く人も多いので、恥ずかしがらず複数枚借りてしまいましょう。
 なお、貸し毛布にたまーにクーポンが入っています。私はコーヒー無料券が当たりまいた! ラッキー!

■そして結構眩しい

 二等和室は、「部屋」ではあるのですが、ドアはありません。なので、夜間照明の明かりが結構眩しいです。廊下側なら尚更。
 なので光が気になる方は「アイマスク」を持っていってください。私は真っ暗じゃないと眠れないタイプなので、アイマスクないと寝れない……。

■騒音は運、かな

 騒音はね、運。
 私は音はあまり気にならないタイプなのですが、部屋にイビキをかく人がいる可能性もあるので耳栓があると安心かもしれません。イヤホンで音楽を聴くのもリラックスできるのでおすすめです。音楽を聴く際は、イヤホンから音漏れしてないかよーーーっく確認してから使用しましょう。
 ちなみに小笠原には仲間内四人で行ったのですが、騒ぎすぎて怒られました(消灯前)。小笠原に行く人は裕福というか、学生もいなかったので、オトナな方が多かったですね。学生気分ですみません。つい楽しくなってしまいました。
 翻って、さるびあ丸やたちばな丸は結構賑やかです(消灯前は)。甲板は無法地帯なので、朝まで元気に宴をしている学生もちらほら。元気だなぁ……。ああいう雰囲気、私は結構好きですが、あまりに迷惑でしたらスタッフさんに注意してもらいましょう。

■たこ足コンセントもお忘れなく

 客室にはコンセントがありますが、共用です。コンセントの穴は二つしかないので、他のお客さんに配慮してたこ足コンセントを持っていきましょう。
 占領するのは良くないです。すでに占領されていても、たこ足でつなげておけばそう目くじら立てて怒る人はいないと思います。
 楽しい島旅ですので、ちょっとくらいイラッとしても受け流してあげて……。

■荷物置き場に注意

 ダイバーもサーファーも釣り人も関係ありません。
 帰りの船ではダイバーもサーファーも機材が濡れているので、水が床に滴ることもしばしば。釣り人もクーラーボックスに魚が入っているからなのか、撒き餌の匂いが付着しているのかわかりませんが、荷物置き場が魚臭いことがままあります。
 なので、荷物が少ない人は、なるべく客席に荷物を持っていくことをオススメします。
 基本的に、島ではキャリーではなくリュックサックの方が動きやすいと思います。島の道はそこまで整備されてませんし。坂も急だし……。

■船内レストラン

 なんだかワクワクする響き、船内レストラン。せっかくなので一度くらいは利用してもいいかもしれません。まあ味は普通ですが(笑)
 テイクアウトもできるので、是非客室で酒盛りをしましょう。若鶏の唐揚げとか!軟骨の唐揚げとか!
 なお、おがさわら丸ではその日の数量限定メニューがあるのですが、それがかなり美味しいので是非ご賞味ください。おがまるのかまとろは忘れられない……。日本酒も美味い……。

 船内でも免許証を挿入することで購入できる自動販売機があるのでお酒も購入できますが、こだわりがあるのでしたら持ち込みがオススメ。ビールと酎ハイくらいしかありません。(ノンアルコールでしたら免許証は不要です)
 ちなみにカップ麺やお菓子も売ってます。

■客室は暑い。でも甲板は寒い

 夜行船に乗るときの服ですが、寝やすい格好で来てください。(着替えるなら話は別)
 特に冬ですが、客室はかなり暑いです。夏も寒いと言うよりは暑かったかな〜。なので、裏起毛もこもこの服ではなく、涼しめな格好+アウターで温度調節できるようにしましょう。
 船内レストランと甲板は比較的寒いです。というか甲板は超寒い。
 特に女子や寒がりな方はアウターは夏でも必ず持ってくるようにしましょう。

■■持ち物

 ハイッ、では夜行船の持ち物まとめは下記の通り。
 ・酔い止め
 ・アメニティ(歯ブラシやお風呂セット)
 ・タオル(洗顔すると思うので)
 ・暇つぶしグッズ(本、トランプ、ボードゲームなど)
 ・たこ足コンセント
 ・おつまみ、酒(+必要に応じてコップ)
 ・現金

 夜行船も旅の一部!
 ぜひ楽しい時間をお過ごしください。
 めちゃ長くなってしまった。

海ブログやってます!
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