国際大会を終えて
お久しぶりです。長いこと投稿していませんでした。見ている人はほぼいないと思いますが、申し訳ございません。続けようと思っていた半年前くらいの自分にも謝っておきます。
さて、なぜまた書こうかと思ったかというと、先日東京オリンピックのテスト大会に出場させて頂きました。
僕が投稿することは東京か陸上のどちらかですね。今回はどちらも当てはまりますが、また東京にやられたとすごい悔しいです。
クソ大東京、、デカすぎる、、
今回どのようなことを感じたかといいますと、良かった思い出はリア垢のSNSに投稿していますので、今回はその裏側、実はこっそり思っていたことを書き残そうと思います。
今回、オリンピックのテスト大会ということで新国立競技場で超大規模の大会。運営やアナウンスもオリンピック仕様。もちろん出場選手も日本のトップ選手やオリンピック金メダリストのジャスティン・ガトリン選手なども出場し、その中で自分も走らせていただきました。
1本ビリけつで走った僕ですが、レース後に携帯を開くとLINEやTwitter、インスタのメンションなどですごい数の連絡や僕を称賛する投稿が。
先ずは僕に連絡を送ってくれた人、称賛してくれた人、本当にありがとうございます。地元の友達や大学の友達、地域のおっちゃんや友達の親御さん、僕が陸上競技をしていることに関心をもってくれていたの?!と感じることだらけで感動しました。本当にありがとうございました。
大変ありがたいことではあるのですが、連絡を返し、また誰かが連絡をしてくれるうちにこんな感情になってきました。
「これって俺がすごいんじゃなくて、周りの人やこの大会がすごいんじゃ、、、」
もちろんその通りで、その場にいること自体は評価できることではあるのですが、これって僕自身の価値じゃないなって考え始めてしまいました。
前から陸上競技をアイデンティティにしたくない、自分自身に魅力や価値を見出したい。特に人格やキャラクターの部分に価値を見出したいし、評価してもらいたいと思っていました。
今回はその真逆に状態になっていることを認識させられる機会となりました。
僕は今回本当に何もしていません。自己ベストを出したわけでもなければ、誰かに勝ったわけでもありません。もはや醜態。(笑)
今回のお話を頂いたときも、出場するまでも、またこれまでの人生も自分は特別なんだと思っていました。もっと言えば、「特別」なんだと言い聞かせて生きてきました。
この年まで競技を続け、強豪校の主将を務め、学業もそこそこの成績を修め、就職活動も特に努力することもなく順調に、コミュニティーも広く深い、、、、自分は特別で周りに恵まれていることも特別だからだと感じていました。
今回も危うく言い聞かせていた「特別」が本当に「特別」なんだと勘違いするところでした。。
すごい人といる自分は何よりも普通で、そこですごい人よりも別のことで目立てることもできず、すごい人すごい場所に付随する自分が評価されていることが何よりも普通ですごく落ち込みました。。。
幸せな悩みかもしれないし、贅沢すぎる悩みかもしれません。。
このすごい場所とすごい人たちがいなくなった自分一人で戦う時、何もない自分があまりにも普通過ぎて、これまでの「勘違い」を叩きつけられるように再認識させられました。
じゃあこれからこうしてやる!なんて覚悟や決意、今後の展望なんてまだ見えていませんが、自分のちっぽけさに気づけたそんな一日でした。
うぬぼれていたまではいきませんが、「特別」だという勘違いに気づかないように、プライドを傷つけず、苦手なこと、できないことはしないようにしていました。
今回を機に、自分はちっぽけなんだと。プライドもなければ、自分にブランドもない。
ただ自分の周りが僕を装飾してくれるがあまりに、自分に期待を持っていたり、魅力的に感じている人がいるかもしれません。
そんな人たちには申し訳なく感じますが、もっと自分をさらけ出し、本当の自分を知ってもらったうえで、自分のパーソナルに魅力をもってもらえるように、様々なことにチャレンジしていけたらなと思います。
確かに、自分を好きになってくれる人も深い中の友達も少ない気がする。
自分の周りが自分を輝かせてくれて、自分自身に自信がないがあまりに踏み込めない自分やなのに着飾ろうとする自分が邪魔しているのかもしれません。
そう気づけただけでも良かった。
今後もこう装飾され、周りに評価されながら生きていくのかなと思いますが、少しでも、今を、未来を変えられるようにこれまでを少しずつ壊していければいいなあなんて思います。
みんなの期待を裏切り、魅力を損ね、大衆からの評価が下がってでも、協力してくれる人、仲良くしてくれる人、信頼してくれる人を見つけられたらいいな。
ってこと。かなりネガティブなノートになったけど、浮足立っている自分に指摘できるいい備忘録にもできたかな。
半年前に書いたこと、たぶん忘れてるし、投稿し終わったら読み返して、身を引き締めなおそう。
そしてまた忘れた頃に、東京か陸上かなにかわからないけど、壁にぶつかり、知り合いの見るSNSにはかけないような弱みや感情があったら書きに来て、読み返そうと思います。
くそ―!負けへんぞー!
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