Peppermint Classic !? 一回限りの復刻版がリリースされてました
はじめに
今回はPepermint Classicというものが、2023年12月24日のクリスマスにリリースされていましたので、その紹介をさせていただきます。こんなクリスマスプレゼントあったんですね。
Youtube動画
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Pepermint Classic - Peppermint OS
そもそもPeppermintOSとは
AIに作成してもらい、誤っている箇所を適宜修正した説明になります。
PeppermintOS は、2010 年に最初にリリースされた Lubuntu に基づく軽量で使いやすい Linux ディストリビューションです。最新バージョンは、2022年2月にリリースされました。
直前のバージョンはPeppermintOS10と表記されていましたので、PeppermintOS11と言ってよいでしょう。最新のPeppermintOSで使用されるデスクトップ環境は、Xfceのカスタマイズされたバージョンであり、ユーザーに使い慣れたユーザーフレンドリーなインターフェイスを提供します。他のLinuxディストリビューションと比較して、PeppermintOSは、その軽量設計、高速パフォーマンス、およびクラウドアプリケーションとWebアプリケーションのシームレスな統合で際立っています。PeppermintOS には、Ice と Kumo という 2 つの革新的なツールがあります。PeppermintOS10ではデフォルトでice、最新のバージョンだとkumoが採用されています。Iceやkumoを使用すると、ユーザーはお気に入りのWebアプリ用のサイト固有のブラウザアプリケーションを作成できます。
以上が説明になります。
では、Peppermint Classicって
どうやら、Peppermint OSの開発者からのクリスマスプレゼントみたいです。本家のブログをGoogle翻訳したものを引用します。
Peppermintの最新版とどこが違う?
起動ロゴ、デスクトップなどの外観の違い
最新版のPeppermint OS(以下、最新版)の起動ロゴはこんな感じです。
Peppermint Classic(以下、Classic版)の起動ロゴはこんな感じです。
またデスクトップも比較してみます。最新版のデスクトップはこんな感じです。
Classic版のデスクトップはこんな感じです。
アプリケーションの違い
最新版では、プリインストールされているアプリに関しては、かなりシンプルになっています。なんとブラウザすら入っていません。
ただメニューのデザインは良いですね。フォントの綺麗さや適度な文字間隔など見やすいデザインになっています。
一方、Classic版では、「Firefox ESR」が入っています。ほかにもインターネットのカテゴリーにはいろいろ入っていますね。
メニューのデザインに関しては、最新版と比較すると若干詰まった窮屈な印象を受けます。
デスクトップ環境の違い
neofetchコマンドで、それぞれの情報を見てみます。
まず、最新版ですが、デスクトップ環境(DE)はXfce 4.18と表示されていますね。最新版では、Xfceが採用されています。最新版からLXDEとのXfceのハイブリッドではなくなりました。
次に、Classic版ですが、LXDEと表示されていますね。実はLXDEだけではなく、XFCEとのハイブリッドとなっています。
カーネルのバージョンなどはちゃんと最新版と同じバージョンになっていることも確認できます。見た目と採用されているアプリがPeppermint10の時のものとなっているだけで、中身は最新のカーネルになっていることが分かります。
「ice」と「kumo」というアプリ
Peppermint OSは、ウェブサービスの利用を前提とした設計になっていることが大きな特徴です。
それを実現しているのが「ice」や「kumo」というアプリになります。
最新版では、「kumo」が採用されており、Classic版では「ice」が採用されています。
実際に見てみます。
今度はClassic版から見てみます。メニューのオフィスのカテゴリーに、OfficeやExcelが登録されています。
Microsoft Wordをクリックすると、ブラウザ上でWordが起動します。また、ブラウザ内で表示といった見た目ではなく、無駄なブラウザのメニューやベゼルはありません。非常にすっきりした外観になっており、まるでローカルアプリのような使い勝手になっています。
また、Microsoft Office以外にもGmailやGoogleカレンダーなど、あらかじめ登録されています。よく使うアプリが登録されているのは嬉しいです。
一方で、最新版にはオフィスは登録されていません。ですので、Microsoft 365を「kumo」で登録する必要があります。
Microsoft 365のURLを予め控えておき、名前、カテゴリーを登録します。アイコンも登録できますが、自分でアイコンを別途用意する必要があります。
また、どのブラウザで起動するかの選択はありません。独自のエンジンで動作しているみたいですね。
そして登録が終わったら、メニューに登録されていますので、そこから起動します。ちゃんと起動しますが、上下に黒い帯がありますね。ブラウザで開くよりはすっきりしていますが、「ice」と比較すると若干気になります。
では再びClassic版で、「ice」を使って、他のウェブサービスを登録してみます。今回はYoutubeを登録。まずは、URLを登録して、名前、カテゴリーを登録。ここのあたりは「kumo」と一緒ですね。
異なるのは、有名どころのウェブサービスならば、「サイトのfavicon」ボタンをクリックすることで、自動的にアイコンが表示されます。
また、ブラウザを選択するラジオボタンもあります。選択できるブラウザは、「Chrome」、「Chromium」、「Vivaldi」、「Firefox」です。
もちろんインストールされているブラウザのみが選択できるようになっています。
実際に開いてみると、ちゃんとYoutubeが表示されました。
まとめ
今回は、Pepermint Classicを紹介させていただきました。
最新版のPepermint OSでは、デスクトップ環境がXfceのみで統一されてしまったこと等が一部のユーザーにとっては不満があったみたいです。
自分としては、プリインストールされているアプリが少なくなりすぎてしまったこと、「ice」から「kumo」になってしまったこと等が残念です。
ですので、1回限りではありますが、このように中身を最新化し、見た目やプリインストールされているアプリが、Peppermint10に準拠したものを出してくれたのはとても嬉しいです。
個人的には、最新版とClassic版の2系統で開発していただければ、もっと嬉しいのですが、ちょっと図々しいですね。(o^―^o)
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