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閏年

うるうる年、ではなくうるう年。
4年に1回、つまり1400日ちょいに1日だけ投稿が出来ると考えると書いておいた方が得かもしれない。少なくとも損はしない。

書く内容と言ってもこれといってない。
普段はスーパーの裏の方で野菜を袋に詰めるバイトをしているが今日は元から休みだ。木曜は休み。

野菜を袋に詰めるバイト。
重さや個数で野菜を詰める。
個数は当たり前だが4個と決まれば4個入れればいいだけ。
しかし重さは違う。野菜によって大小ある為大体アバウトに(1.2kgなら+20〜50くらい)で詰め込む。
特にジャガイモ。80g程の「え、これ本当に売るんすか?」みたいな小さなジャガイモから300gオーバーのめちゃでかジャガイモまである。
それをうまく調整して基準値に合わせる、という訳だ。大体5箱分くらいを1時間で詰める。

といっても1時間は割と長く、話す事も(一応重さや腐りの確認とか)そこまでない為虚無な部分もある。
ただ黙って詰め込むだけ。表に出す人は他のパートの方がやって下さるので本当に袋に詰め込んで終わり。
そういう時間をどう楽しむかというと「一発で基準値チャレンジ」である。
もちろん仕事なので楽しむより作業をしっかりする事がベスト。しっかりやる上での遊びである。
その日のジャガイモは1.2kg詰めだとする。
まず普通のジャガイモを5〜6個詰める。「これ1.2kgいったな」と思えば測りに乗せる。
大体+20〜50g程度で当たるが、たまに1.1kg台になる事がある。そこで使うのが先程話した「え、これ売るんすか」と思う小さなジャガイモだ。
それを入れて完成。
これを遊びというかは人それぞれだがテレビジョンで「重さピッタリ当てたらお肉持ち帰り!」というのをやっているので同じ事だと思う。当ててもジャガイモ貰えないけど。
本当にジャストの時もある。1日に1〜2回。
「あ!俺って天才かも!」と調子に乗りもう一回同じ感覚でやるも1.3kg。大きなジャガイモを取り出して普通のジャガイモを入れ調整。

そんな事を繰り返すと最後の方には調整用のジャガイモも減り中くらいのジャガイモだらけになる。
それをどう対処するかがパズルみたいで面白い。大体重さが足りなくなるかオーバーするのでほんの少しのジャガイモの重さをどう組み合わせるか、という事になる。
最後は余った芋を全部詰めて終わり。「下手に余らせるよりは詰めといた方がいい」との事。
ジャガイモを直接測りに乗せる事はしない。流石に時間がかかる。あと分からなくなるし。

そんなこんなで数時間。
社会復帰の為の仕事なので短時間だが大体数種類の野菜を詰める。
たまに時間が余りジャガイモが詰まった袋に値段を貼ることがある。
機械に袋を乗せると重さを測ってくれて値段と共にシールが出てくる。
それを貼る。
貼り所が悪いと剥がれたりクシャッとしてしまうためそれを考えて貼る。
これに関してはシールの位置以外特に何も考えず行う。

話が大分戻るが、木曜は休みを取ってある。
木曜の休みはこれといってする事がない。
日曜の休みだとサッカー・野球観戦にフットサルに乗馬にと色々あるのだが…。
それは周りの人の日程が合う為であって平日なんて…と思う。

という訳でする事といえば自宅でピアノかアルトサックスかネットサーフィンかドライブでリユースショップ巡りだ。
今日は伸び伸びになった髪の毛をカットしてもらった後ドライブを3時間してきた。

不思議なもので欲しいものがあっても特に買わない。
3000円でも高く感じる。
んじゃあ給料などはどこに消えるかというと土日の公営ギャンブル、特に競馬と競輪。
週によっては3万負ける事もある。
じゃあ3万で良いモノがあったら?と言えば多分買わない。それが5000円くらいなら買う。
つまり好きなのはリユースショップ巡りではなく「リユースショップに行き品物を眺める事」と「ドライブ」になる。フツーの人が休日にショッピングモールやアウトレットに行くのと変わりがない。

じゃあなんでリユースショップなのさ?と思う人もいるだろう。
それは遡る事16年前。初めてリユースショップに入った時に奥に付属品が揃っているファミコンが500円で置いてあり興味を持った。
当時は3色ケーブルの時代。しかしファミコンはRFスイッチといい色々面倒な仕組みだった。
レジに持って行くと若い店員の方が「やめておいた方がいい」と。その店員は互換機を勧めてきた。
子供ながら良い店だと思いズルズル今に至る。昔はゲームコーナーのみ見ていたが、今は楽器コーナーやCDコーナー、PCコーナーと趣味が増えて尚更ズルズル。

そういう場面を今もたまに見かける。
ジャンク品を何も分からず購入しようとして止められていたり、明らかにダメそうな場面でも「返品交換は不可」と言うだけで全く止めなかったり。
自分も店員を一瞬やっていた時に止めた経験があるので尚更他の人を見て思う。ペグが壊れたウクレレなぞ使い物にならん。自分の売ったモノだったというのもあるが。
止めるというよりはコミュニケーションが必要か、いやお節介すぎるかと思ったり。

また少し話が戻る。ここまで話が戻るならレ点をつけて書き直してやろうか、とも思う。
ドライブ中はスマホからBluetooth伝手に音楽を流す。
プレイリストにはJ-POP、ロック、アニソン、テクノポップを多く入れている。
国道を走る。地元の大きな国道は周り一面田んぼだ。たまにコンビニがポツンとあるくらい。他県の国道が栄えているのが少し羨ましく感じる。
気持ちを明日の作業に切り替える為色々な考え事をしているとある曲が流れてきた。

死にかけたままの情熱が「こんなもんか」と僕に問いかける
失いかけてた希望の光が「ここまで来い」と僕を呼んでいる
まだ見ぬ明日に…

GOING STEADY「アホンダラ行進曲」

ふと思えば小学生の頃から何も変わっていない。
何者にもなれず中学を不登校になり、高校を辞め、なんやかんや大学を卒業した。
そして惰性で生きている。全部病気のせいにしている自分もいる。
でもこんなもんじゃない。やらねば。

とまあ閏年とは全く関係ない文章だったり。

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