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眠れない夜に読んだ一節を振り返って

私はこの2年半ほど少し休息期間をいただいています。
もちろんずっとこのままでいるわけではありません。もう少ししたら様々なことに挑戦するつもりです。

なぜこの前置きを記載したかといいますと、本日ご紹介する本の作者である”松浦弥太郎さん”にこの休息期間にとても救っていただいたと感じているからです。
もともとエッセイ等を読むのは好きでしたが、特定で拝読する方はその当時いらっしゃいませんでした。でも、松浦さんの優しく横で話しかけてくださるような文章に惹かれ、新刊はもちろん、過去に書かれていたものも最近は拝読しています。

その一冊である「泣きたくなったあなたへ」(2017年発売)を最近は眠れない夜に拝読しています。
この本の中に私がずっと抱えている悩みが書かれていました。それが

 人を思いやるとか、人を愛するって、大切なことだし、それができないと、いや、すごく当たり前のこととして、しっかり身についていないと、人としてダメなふうに思ってしまう自分がいる。
 でも、人を思いやるとか、人を愛するって、どんなふうに? 誰がいつ教えてくれるの?

松浦弥太郎著「泣きたくなったあなたへ」より

です。幾度となく、こういったことが頭をよぎったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。


ここで少し自分語りになってしまいますが、私は完璧主義な部分有しています。それが日々自分を苦しめ、疲弊してしまい、休息することにしたのです。
今もその類のことはあります。しかし、少しづつ、本当に少しづつ回数は減っています。それは松浦さんの本のおかげだったり、この休息期間で自身で体験してきたことが功を奏したところもあります。


さて、本のお話に戻りますね。
この一節の松浦さんの答えはここには記載いたしませんが、概ね自身が考えていたことと一致していました。

完結に申しますと、自分がされてよいなと感じることは精一杯やってみるということです。でも今の私にはこれを成しえることができるのかなと、また考えてしまうのです。
なぜなら、人の力になり得るほどの体力・気力を現在持ち得ていないからです。

プロフィールの通り、私は20代です。もう後半のほうですが😂
それでも自分にかまうことで1日の体力、いわゆるHPは夕方ごろに消えかかります。それを知っているから、完璧主義の自分は、自身の答えを実施したくても本当に最後まで責任をもってできるのかと、言動に壁を作ってしまうのです。
この壁は色々なところで私の前に出てきます。毎日何回も、脳を疲弊させます笑

もちろん、その状態をそのままにしておこうと思っていません。健康的な生き方をしたいとずっと願っています。
そもそも、なぜこの一節をテーマにしようと思ったかといいますと、現状私はこの問いに答えるのに足踏みする状態であること。という今の状態を残しておきたかったのです。


まずは毎日無事に目が覚めたところから感謝し、その穏やかな気持ちをキープし、人に接する。小さな一歩ですが、まずはそういった自身の平穏を保つ練習をしながら自身の持つ答えの状態までブラッシュアップしたいと思います。


本日も読んでいただき、ありがとうございました。
また、お待ちしております。

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