新社会人に薦める本があるとすれば

ネットにも書店にも、新社会人、新入社員、におすすめの本、が並ぶことが多々。

役に立つのか立たないのか分かりかねるマナー本、ビジネス本、自己啓発本がたくさんあるようで、自分も今から勉強してみようかしら、と思わぬことも無いが、もし本当にこれから、新たな環境で仕事、勉強を開始しようとしている若者がいるなら、下記をおすすめしたい。

これまでの人生で一番大好きな本。これを再読するに限る。
大好きな本が見当たらなければ、一番感銘を受けた本でも、一番印象に残っている本でも構わない。
小説、ドキュメンタリー、図鑑、詩、絵本、漫画、なんでも良い。
どうにもこうにも思いつかなければ、小学校の教科者に掲載されていたお話でも。

今までの人生で一番心に残っている本には、自分の何かしらの原点のかけらが残っていることが多い。
新たな環境、新たな目標、新たな生活、漠とした不安、良い香りのするそこはかとない期待。それらに足を踏み出す際に、自分の原点に触れてみること。

マナーも、ちょっとしたビジネス上のテクニックも、それを必要とした頃に自分なりの試行錯誤があって、初めて読んで合点のいく話。ほとんど、答え合わせとしての読書。そんな下らない読書はまた後日で構わない。


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