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DISTANCE-TOUR- 安全対策の強化について(7/15更新)

DISTANCE製作委員会から、お知らせです。
東京都内の感染者数は6日間連続で100人を超え(7/15現在)、未だ予断を許さない状況です。また、先日、都内の舞台興行においてクラスターが発生しました。
このことは、DISTANCE製作委員会でも非常に大きな問題として受けとめています。
最優先すべきはお客様、そしてキャスト、スタッフの安全です。それは今回の公演も変わりません。
今、この状況で劇場公演を実施するには、相応の安全対策が必要と考えています。
そこで、安全対策及び感染拡大予防対策の更なる強化をいたします。
(既に実施しておりました安全対策につきましては、コチラをご覧ください)

【追加安全対策】
①全キャスト、スタッフ、劇場管理スタッフにPCR検査を実施いたします。

キャストにつきましては、稽古場での稽古開始前となるタイミングを元に、劇場入り2週間前〜3日前に実施いたします。
スタッフにつきましては、劇場入り2週間前の段階で検査を実施いたします。
(検査以降も日々検温・消毒作業を行い、状態の確認と維持につとめます)
これにより、科学的根拠に基づき、劇場内にいるカンパニーメンバーが安全であることを実証いたします。安全な公演メンバーで、お客様をお出迎えさせていただきます。

②本多劇場の舞台面・袖中・ロビー・楽屋・お手洗いを全面抗菌コーティング処理いたします。
これにより、ウィルス・菌の増殖を抑制し、菌がすみにくい環境を東京公演 会場全体に施すことができます。その上で、日々の消毒作業を実施いたします。
また、本多劇場ではサーマルカメラの導入、マスクガードの手配、会場内消毒設備の完備がされております。(詳しくはコチラをご覧ください)
より一層、安全にご観劇いただける環境づくりにつとめます。


【追加感染拡大予防対策】
①PCR検査で陽性反応がでてしまった場合、及び感染してしまった場合のガイドラインを作成し公開いたします。

ウイルスは目に見えないものです。感染の危険性をゼロに限りなく近づけることはできますが、ゼロにはできません。その事実を理解した上で、万が一 感染してしまった場合の各シミュレーションを実施し、公開いたします。
具体的には、劇場公演の中止、配信公演のみ実施するのか、配信公演を安全に行うことができるのか。開幕前、上演期間中、終幕後、それぞれのタイミングで、どういう判断になるのか。全ての場合におけるシミュレーションを進めています。
こちらは、チケット発売開始前に公開いたします。お客様に、少しでも納得していただいた状態でチケット購入をいただきたいという思いからです。
何が起こるかわからないからこそ、全ての可能性を想像して、備える必要があるという考えです。そして、クラスター防止、感染及び濃厚接触者の拡大防止につなげます。


これらを元に、劇場公演を実施したいと考えています。


一番守らなければいけないものは、人命です。
安全第一であることは、今回も変わりません。
お客様には、少しでも不安を取り除いた状態でご観劇いただき、
作品を楽しんでいただければと思っています。そのための、各対策になります。


劇場は再開しました。キャスト、スタッフが劇場に帰ってきました。
そして、お客様にも少しずつ、劇場に帰ってきていただけるようになりました。
思いは一つです。劇場という場所と、作品を、楽しんでいただきたいのです。
本来、怖い場所ではないのです。劇場が、演劇が、そうあってほしくはないのです。
ですが、今はどうしても怖さ、不安があると思います。それはしょうがないことです。
無理は決してしないでください。DISTANCEでは全演目の配信公演もおこないます。
お客様それぞれに適した「距離」で、作品をお楽しみいただければ幸いです。
少しでもお客様に楽しんでいただけるように、形と距離を、DISTANCEでは引き続き示していきます。

DISTANCE製作委員会 一同


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