仕事をするプロとして技術系ブログから学んだこと
今回のブログは自分が本格的にプログラミングを始めた頃に技術系ブログから学んだことについてまとめたいと思います。きっかけはこのポッドキャストでMCのAdam Gordon Bellが放ったこちらの一言です。
(ちなみに、このポッドキャストの回はとても面白かったので、是非聞いてみてください。)
自分も確かに技術系ブログを多く読んでおり、同じことを感じています。自分の場合は100件以上のブログを購読しており、毎日チェックしています(100件以上は多すぎるので、もう一度見直す必要がありますが、それはまた別の話です😅)。技術系のブログを読むことでいろいろなことを学べたと感じており、仕事をする上での自分の基礎になっている気がします。エンジニアとしては具体的な技術の知識も非常に大事なのですが、仕事としてのエンジニアリングに対してどう向き合うか、ということも同じぐらい大切だと思っています。
今回は、自分が技術系ブログを読んで学んだことを紹介するのを通して、ブログを読むことの大切さを伝えられたらと思います。
これは、有名なJoel Spolsky氏のブログ「Getting Things Done When You’re Only a Grunt – Joel on Software」の一部です。
ブログ自体は長いのですが、自分はこの一言に集約されると思っています。チームで自分が必ずしも一番重要な人でないかもしれませんが、自分にもできることは必ずあります。自分でできることをやっていくことでチームや会社をより良い方向に導くことができます。
こちらの一言は、自分が好きなJeff Atwood氏のブログ「Coding Horror」の「Discipline Makes Strong Developers」というブログからです。このブログでは、Scott Koon氏のブログ(オリジナルは消えてしまったようです)からの引用として紹介されており、元記事では開発者に必要な最も重要な特徴は「規律」であると書かれています。Jeff Atwood氏の記事では、バージョン管理を使うことを例に挙げています。
自分もこの記事を読んで、自分自身も規律を持ってコードを書くようにしていますし、他の人にも同じことを求めるようにしています。
こちらは、日本のブロガーである@konifar氏のブログ「[こんな風になりたいと感じる大人の振る舞い」からの引用です。「SHIROBAKO」というアニメを見て得た教訓をまとめた記事で、他にも良いことが書かれていますので、是非読んでみてください。その中でも、この一言が一番印象に残っています。仕事をしていく中で、忙しい時や辛いときは必ず来ます。そういう時こそ、冷静になることが大事です。パニックは決して進歩をもたらしません。
こちらも、Joel Spolsky氏のブログ「Things You Should Never Do, Part I – Joel on Software」からの引用です。この記事では、一から作り直すことは、元のコードが何をしているのかを完全に理解していない可能性が高く、結果として元のコードよりも悪いものになる可能性も十分あると書かれています。
自分もこの記事を読んで、一から作り直すライトは本当に必要な時まで避けるようにしています。
こちらは、自分が尊敬するCTOの一人である小野和俊氏(@lalha2)のブログ「私がシリコンバレーで学んだ5つの教訓」からの引用です。
エンジニアはリスクを取ることを避ける傾向があると思っています。不確実性はあとあと問題を引き起こす可能性があるためです。しかし、未来を予測することはできません(というか、できない)し、リスクを取って前に進むことが必要な時もあります。
自分の好きなブログを見つける
他にも例はありますが、長くなってきたので、ここらで一段落としたいと思います。先人の知恵からはたくさんのことを学べます。自分が紹介したブログは眼の前の技術を追いかけるのではなく、より抽象度の高い内容が書かれており、時代が変わっても通用する内容だと思っています。
是非みなさんも自分の好きなブログを見つけて、読んでみてください。きっとたくさんのことを学べて、長い目で見れば必ずプラスに働くと思います。
P.S. 上記のリンクの多くはHTTPに(HTTPSではなく)なっています。Firefoxでサイトを開くたびにOKボタンを押す必要がありました。古い記事ばかりで自分の年を感じます😅。
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