中欧ヨーロッパ周遊 3/5 (2018年3月, オーストリア)
おはようございます。
この日は、世界一距離が近い首都同士のブラチスラバ(スロバキア)からウィーン(オーストリア)へ向かいます。
前回:
オーストリア
入国した瞬間、オーストリアは覆面禁止法があるからマスク等で顔を覆わないでねと言われたのが印象的。(2018年当時)
ヨーロッパは日本に比べて乾燥しやすく、現地でマスクをしている旅行客も当時は多かったので。
まさか今はこうなるなんて。もはや覆面強要法ですよ。
宮殿巡り
ウィーンは前日入りして、翌日に丸一日観光することができました。
観光一ヶ所目は、Schloss Belvedere(ベルヴェデーレ宮殿)へ。
ベルヴェデーレ=美しい眺めという意味だとか。とにかくスケールが…!
美しいのも納得です。時間内に行って帰ってこれたかな?
ここは美術館も兼ねており、クリムトやシーレなどウィーンを代表する画家の作品が飾られています。
持ち出し禁止、この場所でしか見ることが出来ないクリムトの「接吻」です。
目を奪われるほどの金箔の輝きは、尾形光琳(琳派)の影響だとか。はるばるこんな土地でも日本を感じることができます。
(2018年は撮影解禁されていたはずで、セーフ)
これまた有名な「サン・ベルナール峠のナポレオン」。教科書などで一度は見たことのある、ナポレオンの肖像画です。
日本でも見ることができるのだそう。
他にもSchloss Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)にも行きました。とにかく広く、丘のようになっていて眺めが良かったです。
ウィーン最古のレストラン
ランチはGriechenbeisl(グリーヒェンバイスル)へ。1447年から続くウィーン最古のレストランです。
正面に写るのがそのレストラン。ツタが張っていて何だか不思議な雰囲気です。
入口近くに気になるものを発見。地下にコインがたくさん投げられており、アウグスティン伝説(ペストにまつわるお話)にちなんだ人形がいるのだそう。
店内にあるサインの間です。さすがは歴史の長いレストラン、著名人のサインがたくさんあります。
ベートーヴェンやモーツァルトなど有名な音楽家も訪れたレストランということで、食事の前からテンションが上がります!
フリッターテンズッペというスープ。クレープの生地を細く切ってコンソメで煮たものです。世界にはこんな料理があるのだな。
メインは名物シュニッツェル(カツレツのようなもの)です。お皿からはみ出るボリューム、そして下にはマッシュポテトが隠れています。
お腹いっぱいだ~。
デザートはアップルシュトルーデル。(つい読みたくなる単語…)
これでもか!というほどオーストリアの郷土料理をいただけてとっても満足です。
市街地をフラフラ
午後は自由に街並みをフラフラ~。
歩いているとStephansdom(シュテファン大聖堂)を発見。
壁のタイルが独特。前が広場になっていて、本当に人が多かったです。
ザ・中心地にある!と思ったのを覚えています。
自然史博物館と美術史美術館、迷って後者へ。中央に吹き抜け?のようなカフェが併設されていて、すごく行きたかったのですがグッと我慢。
見逃せないのがブリューゲル「バベルの塔」。小さいとき両親がこのパズルを多分ここで買ってきてくれて、ずーっと遊んでいた記憶があります。
そろそろコーヒータイム。実は行きたかったカフェがありまして。
地図を見ながら探します。ありましたー。
DEMELのカフェへ。少し並んで、ザッハトルテをいただきます。生クリームは甘くなくケーキに合いました。
おわりに
夜はオーケストラのコンサートを聴いたり(猛烈に眠かった)、屋台でカリーヴルストを食べたり(ドイツかな?)。
最後に国立歌劇場を。のだめで映った場所だ!と感動。
音楽と芸術の街ウィーン、とても素敵でした。
翌日はチェコへ向かいます。つづく。
宿泊先:
ライナーズホテルウィーン
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