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伊勢から見えた景色(2018年10月,三重)

こんにちは!ariです。

今回の旅行記は、ある日「来週の土日、暇!」と思って一週間で用意した三重の旅です。

三重といえば

赤飯(私が12年くらい?聴いている好きなボーカリスト)の出身地です。彼は松阪出身だそうですよ。

はい。それだけです。これからも推していくぜ赤飯!

伊勢といえば

2019年の映画「半世界」の舞台です。知ってる方いますか?吾郎ちゃん主演の作品です。

当時、この映画のもさっと霧のかかったような雰囲気が引っかかってずっと忘れられませんでした。

面白いや、つまらないとはまた別の感情。

舞台挨拶に行って、伊勢で撮影したと初めて知りました。


旅先決定

さて、今回は1泊旅行なので、行先はコンパクトに選ばないといけません。

絶対に外せないのは伊勢神宮、そして宿泊先は鳥羽にしました。志摩にも行きたかったのですが、遠くて断念。

昔の記事でも書きましたが、西日本へは名古屋乗り換えが便利ですね~。


伊勢神宮

伊勢神宮には外宮(げくう)・内宮(ないくう)がありますが、何が違うのでしょか。

「内宮(ないくう)」には天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。天照大御神は太陽の神様で日本で最も貴く、神道の最高神とされており、天皇陛下は天照大御神の子孫とされています。

「外宮(げくう)」には豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。
豊受大御神は食物や穀物を司る神様で、衣食住の恵みを与える産業の守護神として崇められています。

https://jpnculture.net/isejingu-naiku-geku/

とのこと。天照大神、なんだか最強な気がします。

ちなみに外宮→内宮の順に回るのが一般的なようです。外宮を飛ばしてしまう人も多いそう。

ということでまずは外宮へ。名古屋まで新幹線で向かい、そこからJRで伊勢市駅まで1時間半ほど揺られます。近鉄もあります。


ちょうどお昼時だったので、参道でご飯屋さんを探します。

伊勢うどんが名物だと聞いていました。参道で見つけたのがこちらです。

やとや巾着うどんです。中に伊勢うどんが入っています。関西だしは少し甘くて、とっても食べやすいです!

今もまだお店やっているのかな。

そして赤福へ。赤福2つとお茶が付いて200円ちょっとだったと思います。

安すぎませんか?このまま屋根のある席で一休みします。

赤福餅の誕生は、いまからおよそ300年前の宝永四年(1707年)。
赤福餅は、お餅の上にこし餡(あん)をのせた餅菓子です。形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しています。名は「赤心慶福(せきしんけいふく)」の言葉から二文字いただき、「赤福」と名付けたと言い伝えられております。

https://www.akafuku.co.jp/product/oribako/

とのこと。赤福ってすごく柔らかいですよね。

東海道新幹線の停車駅で売っているのをよく見かけますが、持ち運びにドキドキしてしまいます。

最近クラウドのデータが全部ぶっ飛ぶ事件があり、外宮はこれらの参道での写真しか残っておらず、残念。

ただ外宮でのんびりしすぎて、内宮を回る時間があまり無かったことを覚えています。笑

内宮へはここからさらに南の方向へ、バスなり電車なりで移動します。

徒歩では難しいくらいの距離だったはずです。計画的に移動しましょう。



かろうじて残っていた、内宮にある正宮(しょうぐう)の写真です。中は入れなかったんだっけな。

秋だったからか結構閉まるのが早くて、外宮の近くにあるおかげ横丁も17時前には店じまいをしていた気がします。

鳥羽へ


さて、日も暮れたので行けるところまで南へ行きましょう。

歴史の授業で聞いたことがある地名という理由で、鳥羽をチョイス。

鳥羽駅のホームです。椅子にある赤福の主張が凄いですね。

確かJRは無人駅だったはず。鳥羽は今までの旅行の中でもトップレベルの人の少なさ&街灯の少なさでした。

真っ暗な道を歩きながら、数少ない飲食店を探し求めます。


選んだのはここー!

真っ暗な夜道の中、このお店(と向かいの姉妹店)の前だけはお店の明かりと待つ人たちでひと際輝いていたのがすごく印象的でした。

三重グルメを堪能しましょう。

まずは松坂牛〜!フゥー!

焼きか炙りか選べて、確か炙りにしたはずです。

つやつやうるうるの貴重なお肉です。

そしてやっぱり外せないのが伊勢海老

時価だったので、ドキドキしながら注文したのを覚えています。最高な贅沢です。


それでもって忘れられないお宿が扇芳閣です。

駅まで迎えに来て下さいました。急な坂道を登った丘の上(山の中?)に建物があります。

館内には水路がありました。とっても不思議です。

この建物、山に沿って建っていて(伝われ)、山道(もはや山の中?)を上ると屋上まで出れるのですが、ここがすごく面白い。

屋上には足湯とハンモック、そしてメダカの泳ぐ池があります。

足湯のちょっと古くさい感じと、遠くに広がる鳥羽湾のマッチがたまりません。

唐突に人形館もありました。夜は怖そう。中にはたくさんの人形が並んでいました。



館内の休憩室かな?晴れということもあり、景色が最高でした。

なんとなく鳥羽にしてなんとなく選んだお宿でしたけど、おかげですごく印象的な旅の一つになりました。


おまけ1

実はひっそり名古屋駅で降りて、ひつまぶしを食べました。う巻きも頼んでますねこの人は。

焼き方ですが、私はパリパリ焼き派です。なので関西で食べる鰻が大好きです!!

おまけ2

電車に乗っている時に通り過ぎた津(つ)駅です。

小学生のときに日本で一番短い地名と習っていたので、見かけて本物だーと思いました。


おわりに

当時の日記を見返してみましたが、三重は過去二に印象的な旅行先だったと書いてありました(一番は山口)。

来た時には真っ暗だった鳥羽駅も、こんなに綺麗な場所でした。

そしてこれまた来た時には気付かなかったのですが、電車、海に沿って走っていたんですよー!

視界を遮るものがなくて、海の中を走っているようでした。

太陽でキラキラと光る水面と、線路沿いに生えているススキが視界から流れていくのが本当に綺麗でした。

もっともっとこの街のことを知れたらなと思います。

では、またー!



宿泊先:扇芳閣


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