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阿蘇の奥の奥(2017年2月,熊本)

こんにちは。九州旅の続きです。前回まで、宮崎県の高千穂でパワースポット巡りをしていました。

今回はそこからバスで移動し、熊本へ向かいます。


熊本(くまもと)

覚えている方も多いと思いますが、2016年4月に熊本地震が発生しました。

旅行時は地震から半年以上経っていましたが、移動途中に見た熊本城は石垣に破損があり、シートがかけられたままでした。

今回熊本で宿泊した旅館も、訪問当時に修理が完了したばかりとのことでした。地震の被害とは大きいもので、発生後すぐに復旧という訳にはいかないようです。


秘境の温泉地、黒川

熊本の阿蘇山のふもとにあるのが黒川温泉です。黒川の""は、阿蘇の火山灰を連想させます。

こちらの公式サイト、フォントやアニメーションが凝っていてカワイイです。決して真新しいわけではない、"地域に昔から根付く温泉街"のイメージが連想されます。


今回宿泊したのは黒川荘という旅館です。

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入口から既に良い雰囲気が出ています。受付をし、お部屋へ案内してもらいます。


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室内に庭園があるお部屋は初めてです。テンションが上がります。

この母館以外にも、専用露天風呂がついた一戸建てのお部屋もあるそうです。すごい。


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やっぱり小鉢の料理はワクワクしますね。お札(?)が付いてくるのも人生初でした。

こちらの旅館は近くに小川が流れているので、自然の音を楽しみながら露天風呂などに入浴することができました。

黒川温泉、自分が家庭を持ったらまた来たいです。


大自然に囲まれた街

翌日は阿蘇カルデラを巡りに。

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外輪山(カルデラの縁部分)の最高地点、大観峰展望所からの景色です。カルデラの縁と、その中の街との境目がはっきりと見えます。

しかも阿蘇は牛馬の放牧地となっているんですね。これが熊本の赤牛かな、と思いながら車窓から眺めていました。


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景色を楽しんだ後は、実際にカルデラのくぼみの中へ。火山活動によって形成された地形に人が住んでいるという事実に、なんだか不思議な気持ちになります。


次の目的地が、こちらも阿蘇にある高森湧水トンネル公園です。

旧国鉄が県境を越える鉄道を計画し、トンネルを掘削していましたが、途中で地下水源を切断、湧水が出てきました。結局、湧水量の多さから鉄道建設は中止となり、跡地にできたのが「高森湧水トンネル公園」です。
トンネルの長さは2055mで、湧水量は毎分32トン

この日、トンネルの端まで2kmも歩いたんだと今知りました。どおりで遠かった訳です。

営業時間中に行って戻って来ないといけないので、夕方に行く場合は注意が必要です。


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トンネルの端には水源と水車があります。"毎分32トンの湧水量"と言われてもピンと来ませんが、水音が凄かったです。

昔から滝の音がすごく苦手なので、やや早歩きでトンネルを後にします。

トンネルの前には噴水公園があったのですが、親子連れで遊んでいたりと地域の観光地として根付いているようでした。


公園近くの白川水源にも足を運びました。

南阿蘇村はカルデラの恩恵を受けて他にも多くの湧水が溢れていますが、(中略) 白川水源の水はその水質の良さから、1985年に名水百選に選ばれました。

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澄んでいる水って、透明かつエメラルドグリーンですよね。本当に綺麗です。

白川水源は飲み水として利用可能とのことで、ペットボトルや水筒を持参している人が見受けられました。


次の旅路へ

大自然阿蘇を巡って、熊本駅に戻ってきました。

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主張激しめのくまモンです。フカフカしたいです。可愛いです。

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ちょうど熊本マラソンの時期だったのでしょうか。くまモンも出場するようです。

さて、熊本とはここでお別れです。これから新幹線で博多駅まで向かいます。

つづく。



宿泊先:黒川荘


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