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日光で観光(2017年12月,栃木)

こんにちは。今日は栃木県日光市のお話です。

都道府県魅力度ランキングを耳にすることがありますが、栃木にとってそんなの関係ないですね。

今回旅した日光へは、都内からだと押上や北千住から東武鉄道を使うと便利です。日光駅は終点なので、乗りっぱなしでのんびり行けます。


やっぱり寄り道から

とはいえ直接終点に向かうのも何なので、まずは一つ手前の上今市(かみいまいち)駅で降りてみました。

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線路に沿って1キロほどある、杉並木公園の遊歩道を何となく歩きます。良く晴れた冬の日、森林浴が気持ち良いです。

旧今市市は杉線香の生産日本一を誇っていますが、かつては杉線香生産の動力として水車が利用されていました。

杉線香とはいわゆるお線香です。栃木の伝統工芸品だったとは、考えたこともありませんでした。


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公園には大小色々な水車がありました。一番大きかったのがこれです。直径10mだそう。


観光定番コース

栃木を代表する日光東照宮は、修学旅行でも定番だそうですね。

しかしなぜ家康は日光を選んだのでしょうか。

奈良時代後期に勝道上人が開いたとされる日光山は、関東武士の尊崇を集めた山岳信仰の霊場だった。家康は、(中略)頼朝を意識し、「日光再興」を図ろうとした意図がうかがえる。

諸説あるそうですが、一例をば。

そういえば冬は16時に門が閉まることを知らず、上今市でのんびりしていたため中に入れませんでした。笑えない。


おはようございます。ということで、翌日出直しました。

割と坂道を上ります。

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そのまま表門をくぐり、左に向かうとあの有名な三猿(さんえん)が。読み方、「さんざる」じゃないんだ。

“弱点を突くような人やうわさ好き、口の軽い人など印象の悪い人にはならないように”という一種の教訓のようなが思いが込められています。

とのこと。人間への風刺のようです。


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陽明門(ようめいもん)です。国宝になっています。よくよく見ると500ほどの彫刻があるそうです。

この年の春までは工事をしていたようで、終わったタイミングで観光できて良かったなあと思いました。


ゆば食べたい

さて日光、半端ないです。日が暮れる頃にはお土産屋さんもご飯屋さんも容赦なく閉まります。駅前にコンビニあったかな?というか、信号光っていたかな?

ご飯を求めて夜道をトボトボ歩き、明かりがついているお店をなんとか発見。お寿司屋さんでした。


高級そうな入口だったので、緊張しながら入店。

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ご当地ものが食べたかったので、湯葉御膳を頂きました。オシャレ!

京都ゆばとは異なり、日光ゆばは何層にも重ねて仕上げるので、お出汁がジュワっと沁みてきて美味しかったです。


ゆばと言えば、駅前にある日光さかえやの揚げゆばまんじゅうもあります。

一つ200円に釣られて購入。

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美味しい!

揚げたてのゆばがサクサクすぎる。そしてあんこと岩塩のコントラストが良き。甘じょっぱくて罪な味です。

これ、滞在中ずっと食べてました。

帰ってきてからも懲りない私、東京ドームで毎年冬に開催されるふるさと祭りでも食べました。

都内にお店を出したいと言っていたけど、どうなったのだろう。


寒すぎてわらった

せっかくなので中禅寺湖にも行きました。駅前からバスで40分ほど、ひたすらクネクネの山道を上っていきます。

着いたらさすがの標高(1,000m以上)、かなり寒いです。気温を確認したら、氷点下でした。

まず見に行ったのは華厳の滝(けごんのたき)です。

エレベーターで降りていくにつれて、水音が大きくなります。

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普段は毎秒1トン程度の水量だそう。つまりこれは普通の華厳の滝ということです。この1年後に台風の影響で水量が55倍になって、虹がかかった話が凄く好きです。

寒すぎてカイロを探すも、全く売ってません。というか、通行人がいなければコンビニもスーパーもありません。

(近所の人を必死に探して聞いたら、個人がやっているお店に置いてありました。)


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どんなに寒くても中禅寺湖は拝もうということで、走って水面まで行き、この写真を撮って速攻でバスの待合室に戻りました。とにかく寒かった。


あとがき

ゆばスナックを食べながら、帰りのローカル線からの景色。切ない。

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多分人生で1、2を争うほどの寒かった旅行です。真冬の中禅寺湖へはちゃんと厚着をしていこうね。

私より。



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