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うん、それでローリエって結局どんな香り?

ローリエとは

ローリエとは月桂樹の葉を乾燥させた香辛料の一つで、フランス語では「ローリエ」、英語では「ローレル」と呼ばれている。

興味

イタリア料理やフランス料理など、煮込み料理のレシピの中で頻繁にお会いするこの「ローリエ」という香辛料。

レシピ通りにローリエを入れて煮込み料理を作るけど、一体ローリエそれ自体が料理においてどんな香りをもたらしてくれていて、どんな働きをしているかは定かでない。

というのも煮込み料理であれば当然、野菜や肉や魚などの食材の旨味・香りが入っていて、塩やその他の調味料・スパイスが入っていることもあるし、ワインの香りと味が入ることもある。

そんな掛け算に掛け算を組み合わせた料理の味の中で、ローリエだけの香りを見つけることは難しいし、ましてや、”おー!ローリエのおかげで全体がまとまっているよなー!!”だなんて思ったことがあるはずもない。

だってローリエしか使わない料理ってないもん...

ローリエよ、あなたは一体どんな香りを醸し出すんですか?

というちょっとした疑問・興味を解決するべく実験してみることにしたのです。

実験

実験といってもそんな大層なことではなくて、ただお湯で煮出してみただけです。

より香りが出るような気がするので、真ん中で切れ目を入れて沸騰したお湯にin。

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沸騰したお湯に入れること5分。(5分にした意味は特にありません)

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5分後の様子。特にお湯自体の色に変化はなし。ただ、香りは清涼感があって結構いい感じ。

実食?実飲?

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本当にローリエだけ入れて煮出したお湯を飲んでみましたが、確かに香りが移っていて、スッキリとした味わいに。かなりあっさりではあるけど、紅茶のような香りと味が感じられました。

感想

ローリエそれ自体の味わいを試して見ましたが、確かに煮込み料理、特にお肉を使った煮込み料理に使えば、肉の臭さやくどさがローリエの清涼感によってその重みが緩和されるんだな、という感想を個人的に抱きました。

何も思わずに、ただレシピに書いてあるから、というだけで使っていましたが、こうして実験してみることでローリエの役割だったり、料理の深さを少しでも知ることができて楽しかったです。

まとめ

今回の投稿、とても参考になるような投稿ではなかったと思います笑

ローリエ煮出して飲む人なんて聞いたことないですからね。でもこうした実験をした人が過去にいるからローリエ然り他のスパイスも料理に活用されている訳ですよね。

なんて自分に言い聞かせているところです。

こういった実験を今後もするかどうかは不明ですが、ふと疑問に思ったらまたトライしてみます。

それではまた!!

国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。